スパダリかそれとも悪魔か

まめ太郎

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君にだけ話す僕の本音9R-18

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「お前の周りには努や他にもちゃんとした男や女がたくさんいて、そんな中でずっと俺を好きでいてもらうために、これでも毎日必死で考えてるわけ。高校の時の俺は何ていうか…あまりにもガキっぽかっただろ?」
 否定するのも嘘くさくて、俺は黙って、怜雄の額に落ちた前髪を梳いてやる。

「こういう話、お前にはしたくなかったんだけどな」
 怜雄がため息をつく。
「なんで?」
「だって格好悪いだろ?嫌われないように無理に物わかりいい振りして、それをお前に見透かされた挙句、結局我慢できなくて、全部ぶちまけちまうなんてさ。課長にも嫌な思いさせたよな。週明け、謝るよ」
「格好悪いなんて思わない。俺に嫌われたくないって、色々考えてくれたのも嬉しいし。でもさ、これだけは覚えてて。俺はちゃんとしてなくても、子供っぽくても、どんな怜雄でもずっと変わらず、好きだから。そこだけは俺、自分の感情に自信持ってるから」
 そういうと怜雄が本当に嬉しそうに笑った。
 その子供みたいな笑顔を見て、俺の胸はきゅうと高鳴る。

「あと、たまにはいいよ」
「なにが?」
「その…高校の時みたいに俺を愛しても」
「監禁されて、縛られたいって」
「そっ、そんなこと言ってない」
 怜雄は俺に軽く口づけると、口角を上げた。
「じゃ、さっそくリクエストにはお答えしないとな」
 
 風呂場でやることも多々あるので、もちろんローションは置いてある。
 怜雄が自分の掌に花の香りのするそれを垂らし、節ばった長い中指を俺の後口にぬぐぅと一気に押しこんだ。
「あっ、や」
 洗い場にマットを敷き、浴槽にもたれながら、俺は怜雄の指を受け入れていた。探られる快感で腰がビクビクッとしなり、目の前の怜雄の肩をぎゅっと掴む。
 コリコリと前立腺を引っかけるように可愛がりながら、怜雄が顔を近づけ囁く。
「久しぶりだからか?指だけでお前の、こんなになってる」
 俺の勃ちあがったモノの尖端に怜雄がちゅっと口づける。
「んんっ」
 それだけで、白い液体がどろりと幹を伝う。
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