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親父(恋人)がエロさを自覚しないので、普段と違うプレイをしてみました♡
スーツで着たままセックス
しおりを挟むリビングに戻ると、和志はスラックスを摘んで微妙な表情をしていた。
「濡れたのもう一回穿くのって気持ち悪い……」
「和志、ソファ座って脚広げて?」
「ん、こうか?」
「そう。で、浅く腰かけて背もたれに背中つけて……、脚は肘掛けに置いて」
「こんな格好、ヤベェだろ♡♡」
バスタオルをかけた一人がけのソファに、ちんぐり返しの途中みたいな体勢で収まった和志。
そのスケベさに、生唾を飲みこんでしまう。
和志はこういうエロい格好させられるのが、好きなのだろう。息が荒くなって、ドキドキしているのが伝わってくる。
シャツもスラックスもそのままだから、がっしりして逞しい身体とか、すね毛やらケツ毛が見えないのは残念だ。
しかし、この服でしか出来ないプレイを今は楽しみたい。
「スラックスの間から、ケツまんこ見えててえっろい♡」
生地の裂けたところから、濃い毛の生えたえっろいケツまんこが見えている。
縁がぷっくりと盛り上がり、ヒクヒクと誘っているから、一刻も早く突っ込みたい。
「俺、余裕ないから温かいローション直接入れるね」
「……んぅううゔ♡♡」
温感ローションをケツまんこに直接注入して、いきなり指二本を挿れてみる。
昨夜もセックスしまくったそこは、難なく指を受け入れ、きゅんきゅんと締めつけてきた。
「ぉぉ♡♡おんっ♡♡前立腺、キく……っ♡♡♡」
いつもと違うプレイに興奮しているのだろう。
和志は雌スイッチを指で捏ねられただけなのに、鼻の下を伸ばすスケベ顔になっている。
「まだちんこ挿れてないのに、もうスケベ顔になっちゃってるね♡」
「んぉおお♡♡物足りねぇ♡♡優人のちんぽくれ、ちんぽ♡♡♡」
両手で穴を広げて、でっかいお尻を振って俺を求めてくる和志がエロすぎる。そんな姿を見せられたら、俺ももう限界だ。
無言で指を引き抜くと、ズボンを下着ごと下ろした。
べちんとお腹に当たった俺の勃起ちんこに、和志の目は釘付けになっている。
「ぉ……っ♡」
「これ、今から和志のえっろいケツまんこに挿れるよ♡」
ズリズリと縁に擦りつけると、ヒクン♡ヒクン♡とねだっているのが最高だ。
ちんこ挿れてもらうことしか考えていないのか、和志は「ほっ♡ほぉっ♡♡」と甘く喘いでいる。
狙いを定め、ズプリと一気に挿入した。
「ぉほぉおお♡♡♡ちんぽきたぁぁ♡♡♡」
「はぁ……っ♡ナカまで喜んでるの、すっごくかわいい♡こんなかわいいところ、俺以外の人に絶対見せちゃダメだからね!」
『かわいい』と言われて、キュンとケツまんこ締めつけるところも可愛い。
俺だけの和志でいてほしい。他の人に和志の可愛くてエロいところを晒さないでほしい。
そんなドロドロと淀んだ感情も、溢れて止まらない。
「んぉっっ♡♡♡わかってる、わかってるから♡♡♡」
「和志のエロくてスケベでかわいいところは、俺だけのものだから!」
「お゛っっ♡♡♡激し……っ♡♡♡」
欲望をぶつけるように、ぷくりと主張しているエロい雌スイッチをどちゅどちゅと突き、奥まで挿れて腰をぐりぐりと押しつける。
「んおぉぉ~~~♡♡♡」
仰け反った和志の胸元のボタンを外し、汗ばむ雄っぱいの谷間を舐める。
ショリショリとした胸毛の感触がたまらなく、大好きな和志の匂いがこれでもかと頭の中に充満して、ちんこがより一層大きくなってしまう。
「たまんね……♡」
「っっ♡♡♡ゆうとぉ♡♡♡一緒に、イこうぜ?♡♡」
そう言いながらきゅんとケツまんこを締められ、抑えられるわけがない。
「和志大好き♡俺のザーメン種付けされて、アクメしろ♡♡」
「ほぉお゛っ♡♡♡いぐっ♡♡ゆうとに種付けアクメさせられる♡♡♡いぐっっ♡♡♡んぉおお♡♡♡」
「くっ、出る……!」
「っっ~~~~~♡♡♡」
奥の奥に射精し、ゆっくり引き抜くと、遅れて溢れてきたザーメンがスラックスを白く汚す。
そのあまりのエロさに俺は興奮し、そんな俺に和志も興奮して、もう一回戦することとなった。
◇
「いてて……、腰キたかなぁ……」
和志は立ち上がったものの、腰が痛むのか握り拳でトントンと叩いている。
自分の気持ちをぶつけるばかりの、荒いセックスをしてしまったことへの罪悪感に苛まれる。
なんて声をかけたら良いのか分からない。
ワガママな自分を見せた挙句、和志に無理をさせてしまった。
「…………」
「優人、んなとこで突っ立ってどうした。……ほら」
俺がそんなことを考えていることが分かったのか、両腕を広げて俺を抱きしめてくれる和志。
大きな身体に包まれ、暖かい体温が伝わってきて泣けてくる。
「ううっ、ごめん和志……。無理させちゃった」
「俺も気持ちよかったし、気にするな」
「ワガママ言ったりしてごめん。和志が大好きだからって、あんなこと言っちゃって……」
「俺だって優人が大好きだ。こんなに好きだって思ってもらえるなんて、俺は幸せだな。昔も今も、俺はお前しか見てないから」
和志は涙ぐむ俺の頬を撫で、ちゅっとキスをくれる。
昔も今も……。和志が『恋人として』俺を見てくれるようになったのは最近だ。
でも、『一人の人間として』生まれた時から、ずっと俺を見ててくれているじゃないか。
そんな当たり前のことも忘れかけてしまうくらい、心が狭くなってしまった自分がみっともなく感じられた。
「スーツは新しくするし、ちゃんとサイズ合ったやつ買うからさ。優人が悲しむところは見たくないからな」
「うん……、ありがとう」
和志は俺の気持ちを汲んでくれた。
この先何年経っても、器のデカさで和志に敵う日は来ないだろう。
少しでも追いつけるように、早く『大人』になりたいと願う俺なのであった。
応援ありがとうございます!
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