二度目の人生もバットエンドですか

ルー

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5話 勉強タイム②

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慌てるアイリスにルグリスは苦笑した。


「今はそれより勉強のほうに集中しましょう。」


「はい。」


しぶしぶ席に着いたアイリスは再びシャーペンを持った。


「今のクリントン王国があるのは、他国との貿易や、戦争など、たくさんの困難をのりきったからです。まぁ。詳しいことは、学園で習うでしょう。一旦歴史はこのくらいにして、魔法の勉強をしますか。」


「はい。」


「魔法については初めてですよね?」


「はい、そうです。」


「では2歳の時にやった魔力検査の結果の紙を見せてください。」


アイリスはナノハに視線を向けた。


ナノハは慌てて資料室にとんでいき一枚の紙を持ってきた。


「こちらです。」


それを見てルグリスは驚いたようだった。


「なんと!」




名前    アイリス・リズブル
職業    特になし
種族    人族
レベル   1
年齢    5歳
体力(HP) 500/500
魔力(MP) 700/700
加護    審判の神アレクの加護
普通属性  光・闇・水・氷・火・風
特別属性  聖・暗闇




紙を持って震えているルグリスをアイリスは心配そうに見つめた。


「あのー。大丈夫ですか?」


「あ!申し訳ありません。ところでアイリス様は魔法の原理を知っていますか?」


「魔法の原理ですか?図書室で読みました。」


「知っているところまで教えてください。」


「確か、使える魔法は人それぞれで、普通魔法と特別魔法の二種類に別れる。普通魔法は属性さえあれば簡単に使える。特別魔法は、特定の神の加護を持っていなければ使えない。魔法の詠唱は省略することはできるが、その分、威力は小さくなる。詠唱は力を貸してくれる精霊が力を発揮できるようにするための手助けとなるため、省略はできるだけ避けなければならない。他はなんて書いてあったかは忘れました。」


「十分です。5歳なのにそこまで知っている人は、ほとんどいません。」


驚いたようにルグリスは言った。


紙をナノハに渡した。


「これはまだしまわないでください。では、外に移動しましょう。」


「分かりました。」


ルグリスとアイリス、ナノハは庭に移動した。


「魔法の実践練習をします。まず初級魔法からです。光属性の初級魔法はライトです。暗いところでよく使います。手本を見せるのでちゃんと見ていてください。」


ルグリスはズボンのポケットから一つ石を取り出した。


それを両手の上にのっけてしっかりと石を見て唱えた。


『この石の力を元に成せ。ライト。』突然小人が現れ、石から力を吸いとった。


そして人差し指を頭の上に持っていくと、指先が光り、アイリスとルグリス、ナノハの目にも光りが見えた。


吸いとった魔力を全て使い終わると精霊はパッと消えた。


同時に光りも消えた。


ルグリスが満足げに石をしまおうとすると、アイリスがたずねた。


「あの。その石って何ですか?」


「この石は魔石です。好きな属性をこの石に貯めることができます。これは光属性の石です。魔石店で売っていました。」


「ってことはルグリスは光属性ではないんですか?」
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