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第3話 簡易錬金取得頑張ります
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「はい。確かに銀貨10枚あります。では、頑張って下さいね」
「はい!」
やったぁ。毎日複数の採取を受けまくった甲斐があった。しかし銀貨10枚貯めるのは大変だったなぁ。
でも討伐に行くのと違って毎日お金が手に入るもんね。しかも全部自分のモノ。いっぺんに受けるから採取でも銅貨500枚以上になったし、銅貨10枚の一番安い共同ごろ寝の部屋で過ごして食べ物も今まで通り節約して20日。
僕的には、討伐より実入りがいいんだけど。
うん。あった仕事をした方がいいよね。これで錬金が出来る様になれば言う事なし!
僕が受ける簡易錬金トクトクコースは、ポーションの材料になる全ての材料が載った本を貰える。群生地が載っているのはありがたい。
また簡易版とはいえ錬金を取得すれば、製作者登録も出来る。製作した物を販売する場合は、製作者登録が必須だ。ギルドにポーションを買い取ってもらう事も可能になる。
いいことずくめだ。
□
「二人と少ないですが、楽しくやりましょうね」
講師のアズキ先生が言うももう一人って少女なんだけど。僕と同じぐらいかな?
「僕は、マルリードです。宜しく」
「私は、チェミン・エドラーラです。宜しくね」
え? ラストネーム持ち? お金持ちの人がなんで冒険者?
そう言えば上品な感じだ。サラサラロングストレートのブルーパープルの髪は、上の部分だけ留めてあるけど高そうな蝶の模様のピンだ。着ている物だって、綺麗だし胸当てまでつけているしお金掛けてるなって感じだ。
「チェミンさんは、今回で5回目ですね。よくチャレンジしてくれました」
「え? 5回目!?」
「今回無理なら諦めます」
そう言えば、錬金は簡易だとはいえ難しいと聞いた。
「偉いと思いますよ。大抵の者は無理だったら一度で諦めてしまいますからね」
「……こちらも引けない状況なので」
なるほど。訳アリなのね。
確かに、このコースで無理ならまた受けようとは思わないかも。だってもう一度受けても同じ内容なんだから。2回目からは料金が半額になるとはいえ、冒険者は普通、討伐に行ったりするからそうそう講習に時間を掛けられない。収入がなくなっちゃうからね。
「まずは、魔力を体に巡らせましょう。チェミンさんは出来るので、やって見せてあげて下さい」
「はい」
へえ。そんな事が必要なんだ。
「これが出来る様になれば、色んな魔法が取得出来やすくなります」
魔法は素質。どんなに頑張っても無理な魔法は無理と聞く。鑑定が取得できたから錬金もいけると思ったけど、結構難しいかもしれない。
「こんな感じです」
こんなと言われてもわからないや。
「私や彼女に触れて感じ取ってみるといいでしょう」
「あ、はい」
僕はドキドキしながら二人の手に触れた。
流れを感じるんだ。流れを……。
うん。何となくわかる。研ぎ澄まされた感じがする。
「上手く行ったようですね。では二人ですし、じゃんじゃん進みましょう。次は、乾燥した薬草をすり鉢で潰し、専用液に入れ沸騰させてエキスを抽出します」
ごりごりと乾燥した薬草をすりつぶす。専用液に入れエキスを抽出。これは、よほどでなければ失敗はなさそうだ。
「さて、問題のスライムの核を色々な物に分離します。これは自分の魔力を使い行います」
問題の? あぁ。これが出来ないのね?
そう言えば、スライム狩りならした事はある。誰でも出来る程弱いけど、核持ちはそれなりに強いとも聞いた。
これを自分で用意しないといけないのか……。
青っぽいゼリー状の丸い塊を受け取った。
目の前のフラスコに分けられるだけ分けるらしい。
「まずは、無色とそれ以外に分けてみましょう」
「うん? 色?」
「スライムの核に含まれるポーションに使うスラポという特殊液体です。透明度が高ければ、不純物が少ないという事です」
なるほど。やってみるかな。
分かれろ~。
やり方は軽く握り、フラスコに注ぐだけ。
それなのに中々、液体にならない。
チョロチョロ。
隣から音が聞こえ見ると、出来ているんだけど!
「はい!」
やったぁ。毎日複数の採取を受けまくった甲斐があった。しかし銀貨10枚貯めるのは大変だったなぁ。
でも討伐に行くのと違って毎日お金が手に入るもんね。しかも全部自分のモノ。いっぺんに受けるから採取でも銅貨500枚以上になったし、銅貨10枚の一番安い共同ごろ寝の部屋で過ごして食べ物も今まで通り節約して20日。
僕的には、討伐より実入りがいいんだけど。
うん。あった仕事をした方がいいよね。これで錬金が出来る様になれば言う事なし!
僕が受ける簡易錬金トクトクコースは、ポーションの材料になる全ての材料が載った本を貰える。群生地が載っているのはありがたい。
また簡易版とはいえ錬金を取得すれば、製作者登録も出来る。製作した物を販売する場合は、製作者登録が必須だ。ギルドにポーションを買い取ってもらう事も可能になる。
いいことずくめだ。
□
「二人と少ないですが、楽しくやりましょうね」
講師のアズキ先生が言うももう一人って少女なんだけど。僕と同じぐらいかな?
「僕は、マルリードです。宜しく」
「私は、チェミン・エドラーラです。宜しくね」
え? ラストネーム持ち? お金持ちの人がなんで冒険者?
そう言えば上品な感じだ。サラサラロングストレートのブルーパープルの髪は、上の部分だけ留めてあるけど高そうな蝶の模様のピンだ。着ている物だって、綺麗だし胸当てまでつけているしお金掛けてるなって感じだ。
「チェミンさんは、今回で5回目ですね。よくチャレンジしてくれました」
「え? 5回目!?」
「今回無理なら諦めます」
そう言えば、錬金は簡易だとはいえ難しいと聞いた。
「偉いと思いますよ。大抵の者は無理だったら一度で諦めてしまいますからね」
「……こちらも引けない状況なので」
なるほど。訳アリなのね。
確かに、このコースで無理ならまた受けようとは思わないかも。だってもう一度受けても同じ内容なんだから。2回目からは料金が半額になるとはいえ、冒険者は普通、討伐に行ったりするからそうそう講習に時間を掛けられない。収入がなくなっちゃうからね。
「まずは、魔力を体に巡らせましょう。チェミンさんは出来るので、やって見せてあげて下さい」
「はい」
へえ。そんな事が必要なんだ。
「これが出来る様になれば、色んな魔法が取得出来やすくなります」
魔法は素質。どんなに頑張っても無理な魔法は無理と聞く。鑑定が取得できたから錬金もいけると思ったけど、結構難しいかもしれない。
「こんな感じです」
こんなと言われてもわからないや。
「私や彼女に触れて感じ取ってみるといいでしょう」
「あ、はい」
僕はドキドキしながら二人の手に触れた。
流れを感じるんだ。流れを……。
うん。何となくわかる。研ぎ澄まされた感じがする。
「上手く行ったようですね。では二人ですし、じゃんじゃん進みましょう。次は、乾燥した薬草をすり鉢で潰し、専用液に入れ沸騰させてエキスを抽出します」
ごりごりと乾燥した薬草をすりつぶす。専用液に入れエキスを抽出。これは、よほどでなければ失敗はなさそうだ。
「さて、問題のスライムの核を色々な物に分離します。これは自分の魔力を使い行います」
問題の? あぁ。これが出来ないのね?
そう言えば、スライム狩りならした事はある。誰でも出来る程弱いけど、核持ちはそれなりに強いとも聞いた。
これを自分で用意しないといけないのか……。
青っぽいゼリー状の丸い塊を受け取った。
目の前のフラスコに分けられるだけ分けるらしい。
「まずは、無色とそれ以外に分けてみましょう」
「うん? 色?」
「スライムの核に含まれるポーションに使うスラポという特殊液体です。透明度が高ければ、不純物が少ないという事です」
なるほど。やってみるかな。
分かれろ~。
やり方は軽く握り、フラスコに注ぐだけ。
それなのに中々、液体にならない。
チョロチョロ。
隣から音が聞こえ見ると、出来ているんだけど!
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