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第16話 まさかの展開
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僕らは、村の警護に来たのに誰も見ていないしと、剣の戦闘訓練を始めた。
最初は素振り。その後、直接剣と剣での稽古。一時間ぐらい行い、僕は最初よりマシになったと思う。
「ふう。合格」
「え? 合格? もう?」
「後は実戦でって事。君だって人間相手だと手加減というか、やりづらいだろう?」
「なるほど。ありがとうございました」
僕は、深々と頭を下げてお礼を言った。
凄く自信がついた。
パンパーン。
突然音が鳴った。
その音の方にリトラさんは振り返るが、その顔が険しい。
「マジか。行くぞマルリード!」
「え? あ、はい」
走り出したリトラさんに慌ててついて行く。
「合図だ。何かあったらしい」
一応、そう言う合図とかあったんだ。まさかモンスターが出たの?
しばらく走ると、数人の人とその集団から離れた一人の人物が見えた。その向こう側にはゴブリン!
なぜここにいるの?
「ファイヤー!」
そう叫ぶ声が聞こえ、火の玉が飛んで行く。近づいて来るゴブリンは丸焦げになりその場に倒れた。
「ミューリィ! これは?」
「わからないけど、突然ゴブリンが現れて……」
「どうした!」
満月の夜のリーダーロメイトさんも合流する。
「はぁはぁ。ここは確か、鉱山の物置の様な所があった場所です」
村人も一緒に来たらしくそう言った。
ゴブリン達は、切り立った岩山の窪みから出て来ている。
「まさかもう、ゴブリン村が完成していたのか?」
ロメイトさんが険しい顔つきでいうと、周りがざわついた。
ゴブリンは、集団で暮らすと言われていて、たまに自分達に暮らしやすい所を見つけると、移動してそこに住み着く。
「武器というか、スコップやつるはしを持っているから物置に置いてあったものかもな」
リトラさんが言うと、満月の夜の二人が頷いた。
「物置は、トンネルと繋がっているのですか?」
「いえ。トンネルとは繋がっていないはずです。塞いだので。間違って鉱山跡に入っても大変なので」
「なるほど。トンネル内に出来てたゴブリンは、きっと塞いだ穴を開けて出て来たんだな。っち。やばいな……」
ロメイトさんが、村人から返って来た返答に舌打ちした。
「君達は、村人をこちら側から離れた所に誘導しろ。そして、冒険者協会に連絡だ」
「は、はい」
ロメイトさんが、他のパーティーに指示を出す。勿論それに僕も含まれる。
「ロメイト、マルリードを借りていいか?」
「は? どうする気だ」
「戦闘訓練」
「え~!!」
僕は、リトラさんの台詞に驚きの声を上げた。
「さっき言っただろう? 後は、本番でって。ちょうどいいだろう。数はいるけど、そこまで強くない。応援が来るまでの間だ」
『結構スパルタだな』
「わ、わかりました! やります」
リトラさんがそう言うんだ。僕でも倒せるんだろう。
「構いはしないが、怪我をしても治癒するものはいないがいいか?」
「大丈夫だろう? 結構素早い」
「お前、見回りせず何してた?」
「おっと……ほら~今は、あっち」
ロメイトさんに指摘され、ワザとらしくリトラさんは、また岩山の窪みから出てきたゴブリンを指差した。
「全く。いいだろう。お手並み拝見だ」
「マルリードってやつを戦わせて大丈夫ですか? 俺達より下なんですよね?」
まあそうだろうね。Eランクパーティーは、パーティーメンバーが全員Eランクって事だからね。いや僕一人だけど。
「本人もする気だし。怪我をしても自己責任だ。見栄だけならただのバカだ。それより早く行け! ゴブリンはもしかしたらかなりの数が既に坑道内にいるかもしれない!」
「は、はい!」
二組のパーティーは、ロメイトさんの言葉に慌てて走り出した。
よしやってやる!
僕は、ロングソードを構えた。
最初は素振り。その後、直接剣と剣での稽古。一時間ぐらい行い、僕は最初よりマシになったと思う。
「ふう。合格」
「え? 合格? もう?」
「後は実戦でって事。君だって人間相手だと手加減というか、やりづらいだろう?」
「なるほど。ありがとうございました」
僕は、深々と頭を下げてお礼を言った。
凄く自信がついた。
パンパーン。
突然音が鳴った。
その音の方にリトラさんは振り返るが、その顔が険しい。
「マジか。行くぞマルリード!」
「え? あ、はい」
走り出したリトラさんに慌ててついて行く。
「合図だ。何かあったらしい」
一応、そう言う合図とかあったんだ。まさかモンスターが出たの?
しばらく走ると、数人の人とその集団から離れた一人の人物が見えた。その向こう側にはゴブリン!
なぜここにいるの?
「ファイヤー!」
そう叫ぶ声が聞こえ、火の玉が飛んで行く。近づいて来るゴブリンは丸焦げになりその場に倒れた。
「ミューリィ! これは?」
「わからないけど、突然ゴブリンが現れて……」
「どうした!」
満月の夜のリーダーロメイトさんも合流する。
「はぁはぁ。ここは確か、鉱山の物置の様な所があった場所です」
村人も一緒に来たらしくそう言った。
ゴブリン達は、切り立った岩山の窪みから出て来ている。
「まさかもう、ゴブリン村が完成していたのか?」
ロメイトさんが険しい顔つきでいうと、周りがざわついた。
ゴブリンは、集団で暮らすと言われていて、たまに自分達に暮らしやすい所を見つけると、移動してそこに住み着く。
「武器というか、スコップやつるはしを持っているから物置に置いてあったものかもな」
リトラさんが言うと、満月の夜の二人が頷いた。
「物置は、トンネルと繋がっているのですか?」
「いえ。トンネルとは繋がっていないはずです。塞いだので。間違って鉱山跡に入っても大変なので」
「なるほど。トンネル内に出来てたゴブリンは、きっと塞いだ穴を開けて出て来たんだな。っち。やばいな……」
ロメイトさんが、村人から返って来た返答に舌打ちした。
「君達は、村人をこちら側から離れた所に誘導しろ。そして、冒険者協会に連絡だ」
「は、はい」
ロメイトさんが、他のパーティーに指示を出す。勿論それに僕も含まれる。
「ロメイト、マルリードを借りていいか?」
「は? どうする気だ」
「戦闘訓練」
「え~!!」
僕は、リトラさんの台詞に驚きの声を上げた。
「さっき言っただろう? 後は、本番でって。ちょうどいいだろう。数はいるけど、そこまで強くない。応援が来るまでの間だ」
『結構スパルタだな』
「わ、わかりました! やります」
リトラさんがそう言うんだ。僕でも倒せるんだろう。
「構いはしないが、怪我をしても治癒するものはいないがいいか?」
「大丈夫だろう? 結構素早い」
「お前、見回りせず何してた?」
「おっと……ほら~今は、あっち」
ロメイトさんに指摘され、ワザとらしくリトラさんは、また岩山の窪みから出てきたゴブリンを指差した。
「全く。いいだろう。お手並み拝見だ」
「マルリードってやつを戦わせて大丈夫ですか? 俺達より下なんですよね?」
まあそうだろうね。Eランクパーティーは、パーティーメンバーが全員Eランクって事だからね。いや僕一人だけど。
「本人もする気だし。怪我をしても自己責任だ。見栄だけならただのバカだ。それより早く行け! ゴブリンはもしかしたらかなりの数が既に坑道内にいるかもしれない!」
「は、はい!」
二組のパーティーは、ロメイトさんの言葉に慌てて走り出した。
よしやってやる!
僕は、ロングソードを構えた。
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