紅い夜

資産家の娘である斎藤志織は生まれつきの虚弱体質だ。強風が吹き荒れるある日の夜、志織は屋上で信じられない光景を目にする。
[おや、まだ誰かいたのか]
知らない男の声が志織の耳に入る。
[あなたは...誰?]
[俺か?俺はな...]
より一層強い風が雲を動かし、その男が月明かりに照らされたその刹那、志織は生まれて初めての恋をするのであった...
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