3 / 6
迷いの森
しおりを挟む
「――ふんふ~ん」
オレは鼻歌、機嫌がいいわけではない家出は超続けたいけど頭は切り替えなきゃねということ・・・まああんな手紙を置いてきたけど母さんも許してくれるだろう。またチャンスがあったら家出をすればいいし。と、
「・・・あれ、まだつかない」
帰ろうと歩いてから30分寒さもアップしてきた。もう抜け道が見えていい頃なんだけど奥は同じような木々。
「おかしいな~」
ただ来た道を戻ってるはずなのに。不安になって何度か後ろを振り返ると何故かゾッとする。日も隠れて空は紫色に一度不安に感じると今見ていた世界が違った。
昼間はあんなに気持ちよかったのに木が突然揺れだしたりすると「何か動物が、まさか・・・熊」なんて想像しちゃうし、あとなんかスゲー孤独みたいな気持ちに。
「・・・やべーよ、はやく帰らなくちゃ!」
木の枝を踏んで後ろに飛ばすくらい走れどはしれど変わらない森、
「なんでだよ!」
こんなはずじゃなかったのに、
「いてっ」
なり振り込まわず走っているせいで枝には当たるは草で肌もいつの間にか切れている、それでも構いなしに逃げる。
息も切れてきて、空もますます不気味に暗くなると小さく心に『オレって死ぬのかな』そうよぎっちまった。
こんなところで、
真っ暗な場所で、
誰にも発見されずお腹空いても食べられず骸骨とかになったりして・・・、
イヤだ・・・とにかくそんな惨めで寂しく死んでいくなんて、
「神様どうかちゃんと勉強しますから・・・あと皿洗いとか、弟にもっと優しくするから・・・ん~あと~、母さんの言うこと聞くからとか」
なんでもいいから祈る思いで走る・・・。
――それから30分後。
「はぁ・・・はぁ、光だ」
木々の間に微かな光がここから抜けたいというただ一つの思いで息切れしながら走って、
ついに森を抜け出した。
「やっと・・・ぬけれた・・・」
でもオレは自分の家に着いたと幻覚を観て安心と疲れで気絶しちゃった。自分の家じゃなくどこかもわからない場所で・・・。
オレは鼻歌、機嫌がいいわけではない家出は超続けたいけど頭は切り替えなきゃねということ・・・まああんな手紙を置いてきたけど母さんも許してくれるだろう。またチャンスがあったら家出をすればいいし。と、
「・・・あれ、まだつかない」
帰ろうと歩いてから30分寒さもアップしてきた。もう抜け道が見えていい頃なんだけど奥は同じような木々。
「おかしいな~」
ただ来た道を戻ってるはずなのに。不安になって何度か後ろを振り返ると何故かゾッとする。日も隠れて空は紫色に一度不安に感じると今見ていた世界が違った。
昼間はあんなに気持ちよかったのに木が突然揺れだしたりすると「何か動物が、まさか・・・熊」なんて想像しちゃうし、あとなんかスゲー孤独みたいな気持ちに。
「・・・やべーよ、はやく帰らなくちゃ!」
木の枝を踏んで後ろに飛ばすくらい走れどはしれど変わらない森、
「なんでだよ!」
こんなはずじゃなかったのに、
「いてっ」
なり振り込まわず走っているせいで枝には当たるは草で肌もいつの間にか切れている、それでも構いなしに逃げる。
息も切れてきて、空もますます不気味に暗くなると小さく心に『オレって死ぬのかな』そうよぎっちまった。
こんなところで、
真っ暗な場所で、
誰にも発見されずお腹空いても食べられず骸骨とかになったりして・・・、
イヤだ・・・とにかくそんな惨めで寂しく死んでいくなんて、
「神様どうかちゃんと勉強しますから・・・あと皿洗いとか、弟にもっと優しくするから・・・ん~あと~、母さんの言うこと聞くからとか」
なんでもいいから祈る思いで走る・・・。
――それから30分後。
「はぁ・・・はぁ、光だ」
木々の間に微かな光がここから抜けたいというただ一つの思いで息切れしながら走って、
ついに森を抜け出した。
「やっと・・・ぬけれた・・・」
でもオレは自分の家に着いたと幻覚を観て安心と疲れで気絶しちゃった。自分の家じゃなくどこかもわからない場所で・・・。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる