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「ご馳走様でした。アンジェさんありがとうね。」
「どういたしまして。」
軽く昼食を済ませ、街道に向けて進める。
「ここが街道の上じゃな。どっちの方向に進めばいいんじゃ?」
「うん、ここは何となく見覚えがある。多分向こうだな。」
「多分なんだ。」
「ケイン、こんなはっきりとした目印もない街道は珍しくないぞ。まあ進めば目印となる立札くらいはあるだろう。そこまで進んでみるしかないわな。」
「分かったよ。じゃ行こうか。」
少し進んだところで、リーサさんが降りたいと言い出した。
「どうしたの?こんなところで。」
「すまんが、少し街道を実際に見て確かめたいんだ。どうも上から見ているだけじゃ分からなくてな。」
「ああ、そうだね。ちょっと待ってね。ガンツさん周りに人もいなそうだしちょっとだけ降りるね。それで俺とリーサさんが降りたら、上で待機してくれるかな。」
「おう、分かった。」
機体をゆっくりと下げて地面に下ろす。
「すまんなケイン。」
「いいよいいよ。」
飛行機から降り、ハッチを閉める。
「ガンツさん。いいよちょっと待っててね。」
「ああ、じゃ上で待ってるぞ。」
機体から離れると上昇して行った。
「さて、リーサさん久々の故郷への街道だけど、どう?」
「長い間通っていないのに懐かしく感じるな。」
リーサさんが手を差し出してきたので、その手を繋いで歩いて行く。
「ふふふ、ただ歩くだけなのに楽しくなるな。」
「これもハイキングになるのかな?」
「ハイキングとは何だ?」
リーサさんにハイキングに付いて軽く説明する。
「そういうことか。いつもケインといるとゲートで簡単にあちこちに行くからな。こうして歩くのも新鮮な気分だ。」
「俺も久々に『プルル』あ、ガンツさんだ。ちょっとごめんね。」
『ケインよ!ワシはいつまでお前らのイチャイチャを見せられるんだ!』
「ああ、そうだった。ごめんごめん、ちゃんとするから。」
『頼むぞ。ったく』
「ガンツからは何と?」
「イチャイチャせずに目的を忘れるな!って。」
「むう確かに目的があったな。しょうがない頑張って探すか。」
「ねえリーサさん、結局思い出したの?」
「ああ、この街道を歩いて行けば、里への入り口があるはずだ。」
「それってどれくらい歩くの?」
「そうだな、五時間ってところか。」
「え~何でそんなに歩こうってなるの。」
久々にモトクロスバイクを取り出し、暖気する。
ガンツさんに電話を掛けてバイクで街道を進むから、着いて来る様にお願いしバイクに跨り、リーサさんに後ろに乗るように言うと「座る所がない」と言うのでステップと座席を用意し座ってもらう。
「じゃ、行くよ。捕まっててね。」
「ああ、いいぞ。ふふふ。」
たまにすれ違う人達に奇異な目で見られるが気にせずに街道を進む。
すると不意に肩を叩かれたのでバイクを止めるとリーサさんが、少しだけ戻ってと言うのでUターンしてゆっくり進む。
「ここだ!」
「ここ?何にも見えないけど。」
「ほら、人が通った後があるだろ。」
「あ、ホントだ。あるね。」
「だろ、ここから歩きで一週間だ。」
「ムリ!それで方向は向こうでいいんだね?」
「ああ、向こうだ。」
「よし、戻ろう。」
バイクを片付けて、ガンツさんにもう少し森に入った人目につかない所でそっちに戻ると伝える。
飛行機に戻ると「おかえり」と声をかけられる。
「ただいまガンツさん、この先って言うんだけど、徒歩で一週間て言うくらいだから、まだしばらくはかかりそうだね。」
「ああ、そうだな。少しとばすか。」
「そうしようか。リーサさん、見落とさない様にね。」
「ああ、分かった。任せてくれ。」
しばらく進むが一向にそれらしいのは見当たらない。
リーサさんも「この辺りだと思うんだがな。」と不安になっている。
「下にもそれらしいのは見当たらないな。こりゃ出直した方がいいかもな。」
「まあまま、ガンツさん。帰りはゲートで一瞬なんだし、もう少し探してみようよ。」
「そうか、まあそう言うなら続けてみるか。」
「ん?ガンツ、すまないちょっと今の所をぐるっと回ってくれないか。」
「今の所か?何もなかったがな。まあいいぞ、じゃこの辺から回るな。」
「んん、やっぱりそうだ。ここだ!止めてくれ!」
「ここって何もないぞ。」
「やっぱり肉眼じゃ見えないみたいだな。ほらこっちの画面で見ろ。」
「「「えええ?」」」
「な、広場が見えるだろ。ここが私の故郷だ。」
「へ~窓から見るのとじゃ、全然違うね。ガンツさん、この広場で降りれそうな空いているところまで誘導するから、進めて。」
「了解!」
「そのまま、そのまま、ゆっくりね。はいそこ!」
「ここでいいんだな。」
飛行機を止め、広場の上と思われる場所で待機する。
「どうリーサさん、間違いない?」
「ああ、見覚えのある建物ばかりだ。」
「じゃ、あそこに降ろすんだな。」
「ちょっと待ってガンツさん、今のまま降りたんじゃ危険すぎるよ。」
「何でだ?リーサの故郷だろ?」
「もう、ドワーフの里でもあったでしょ。忘れたの?」
「ああ、確かに。こんなのが降りて来たら驚かすか。」
「それもあるけど、幻術みたいなもので部外者に見つからない様にしてるくらいだから、多分攻撃されるんじゃないかな。ねえリーサさん。」
「ああ、ケインの言う通りだな。」
「じゃあどうするんだ?」
「今から、障壁を張るからちょっと待ってよ。えいっと。これで大丈夫なハズだよ。」
「本当か、少し不安だな。」
「まあ普通の矢なら障壁なしでも通らないから大丈夫。さあ降りよう。」
「じゃあ行くか。何かあったらすぐに上がるからな。油断するなよ。」
「いいよ。行って。」
「「「だから、軽いって…」」」
「どういたしまして。」
軽く昼食を済ませ、街道に向けて進める。
「ここが街道の上じゃな。どっちの方向に進めばいいんじゃ?」
「うん、ここは何となく見覚えがある。多分向こうだな。」
「多分なんだ。」
「ケイン、こんなはっきりとした目印もない街道は珍しくないぞ。まあ進めば目印となる立札くらいはあるだろう。そこまで進んでみるしかないわな。」
「分かったよ。じゃ行こうか。」
少し進んだところで、リーサさんが降りたいと言い出した。
「どうしたの?こんなところで。」
「すまんが、少し街道を実際に見て確かめたいんだ。どうも上から見ているだけじゃ分からなくてな。」
「ああ、そうだね。ちょっと待ってね。ガンツさん周りに人もいなそうだしちょっとだけ降りるね。それで俺とリーサさんが降りたら、上で待機してくれるかな。」
「おう、分かった。」
機体をゆっくりと下げて地面に下ろす。
「すまんなケイン。」
「いいよいいよ。」
飛行機から降り、ハッチを閉める。
「ガンツさん。いいよちょっと待っててね。」
「ああ、じゃ上で待ってるぞ。」
機体から離れると上昇して行った。
「さて、リーサさん久々の故郷への街道だけど、どう?」
「長い間通っていないのに懐かしく感じるな。」
リーサさんが手を差し出してきたので、その手を繋いで歩いて行く。
「ふふふ、ただ歩くだけなのに楽しくなるな。」
「これもハイキングになるのかな?」
「ハイキングとは何だ?」
リーサさんにハイキングに付いて軽く説明する。
「そういうことか。いつもケインといるとゲートで簡単にあちこちに行くからな。こうして歩くのも新鮮な気分だ。」
「俺も久々に『プルル』あ、ガンツさんだ。ちょっとごめんね。」
『ケインよ!ワシはいつまでお前らのイチャイチャを見せられるんだ!』
「ああ、そうだった。ごめんごめん、ちゃんとするから。」
『頼むぞ。ったく』
「ガンツからは何と?」
「イチャイチャせずに目的を忘れるな!って。」
「むう確かに目的があったな。しょうがない頑張って探すか。」
「ねえリーサさん、結局思い出したの?」
「ああ、この街道を歩いて行けば、里への入り口があるはずだ。」
「それってどれくらい歩くの?」
「そうだな、五時間ってところか。」
「え~何でそんなに歩こうってなるの。」
久々にモトクロスバイクを取り出し、暖気する。
ガンツさんに電話を掛けてバイクで街道を進むから、着いて来る様にお願いしバイクに跨り、リーサさんに後ろに乗るように言うと「座る所がない」と言うのでステップと座席を用意し座ってもらう。
「じゃ、行くよ。捕まっててね。」
「ああ、いいぞ。ふふふ。」
たまにすれ違う人達に奇異な目で見られるが気にせずに街道を進む。
すると不意に肩を叩かれたのでバイクを止めるとリーサさんが、少しだけ戻ってと言うのでUターンしてゆっくり進む。
「ここだ!」
「ここ?何にも見えないけど。」
「ほら、人が通った後があるだろ。」
「あ、ホントだ。あるね。」
「だろ、ここから歩きで一週間だ。」
「ムリ!それで方向は向こうでいいんだね?」
「ああ、向こうだ。」
「よし、戻ろう。」
バイクを片付けて、ガンツさんにもう少し森に入った人目につかない所でそっちに戻ると伝える。
飛行機に戻ると「おかえり」と声をかけられる。
「ただいまガンツさん、この先って言うんだけど、徒歩で一週間て言うくらいだから、まだしばらくはかかりそうだね。」
「ああ、そうだな。少しとばすか。」
「そうしようか。リーサさん、見落とさない様にね。」
「ああ、分かった。任せてくれ。」
しばらく進むが一向にそれらしいのは見当たらない。
リーサさんも「この辺りだと思うんだがな。」と不安になっている。
「下にもそれらしいのは見当たらないな。こりゃ出直した方がいいかもな。」
「まあまま、ガンツさん。帰りはゲートで一瞬なんだし、もう少し探してみようよ。」
「そうか、まあそう言うなら続けてみるか。」
「ん?ガンツ、すまないちょっと今の所をぐるっと回ってくれないか。」
「今の所か?何もなかったがな。まあいいぞ、じゃこの辺から回るな。」
「んん、やっぱりそうだ。ここだ!止めてくれ!」
「ここって何もないぞ。」
「やっぱり肉眼じゃ見えないみたいだな。ほらこっちの画面で見ろ。」
「「「えええ?」」」
「な、広場が見えるだろ。ここが私の故郷だ。」
「へ~窓から見るのとじゃ、全然違うね。ガンツさん、この広場で降りれそうな空いているところまで誘導するから、進めて。」
「了解!」
「そのまま、そのまま、ゆっくりね。はいそこ!」
「ここでいいんだな。」
飛行機を止め、広場の上と思われる場所で待機する。
「どうリーサさん、間違いない?」
「ああ、見覚えのある建物ばかりだ。」
「じゃ、あそこに降ろすんだな。」
「ちょっと待ってガンツさん、今のまま降りたんじゃ危険すぎるよ。」
「何でだ?リーサの故郷だろ?」
「もう、ドワーフの里でもあったでしょ。忘れたの?」
「ああ、確かに。こんなのが降りて来たら驚かすか。」
「それもあるけど、幻術みたいなもので部外者に見つからない様にしてるくらいだから、多分攻撃されるんじゃないかな。ねえリーサさん。」
「ああ、ケインの言う通りだな。」
「じゃあどうするんだ?」
「今から、障壁を張るからちょっと待ってよ。えいっと。これで大丈夫なハズだよ。」
「本当か、少し不安だな。」
「まあ普通の矢なら障壁なしでも通らないから大丈夫。さあ降りよう。」
「じゃあ行くか。何かあったらすぐに上がるからな。油断するなよ。」
「いいよ。行って。」
「「「だから、軽いって…」」」
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