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◆盛大に拗ねました
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ガンツさんを宥めたが、今度は早く行こうと急かされる。
「ちょっと待って、あれをここで作ってもいいけど邪魔になるし、どっちみち組み立てて飛ばすのは向こうになるからさ、いっそ格納庫を作らない?」
「格納庫?それは何だ。」
「今の試射場の正しい使い方さ。」
「そうか、なら試射場の先に作るんだな?」
「そうだね。」
「よし行こう。」
「アンジェさんは今日はいないの?」
「ああ、今日は寄り合いがあるらしい。」
「そうなんだ、じゃ行こうか。」
ゲートを試射場の側に繋ぎ潜る。
試射場、風洞実験小屋、その横に格納庫を用意するつもりだ。
「じゃ、ここに作るね格納庫兼整備場を。」
「なあ、ケインここにも転送ゲートを用意してもらえないか?」
「何をこっそりするつもりなの?」
「もう、こっそりも何もないだろ。」
「まあそうだね、転送ゲートは用意するから。えいっ!」
一瞬で格納庫が建つ。
「便利だな本当に。」
格納庫の通用口を開き中に入り、中を確認する。
「灯りに空調も付いてるね。後はトイレに更衣室に簡易台所に会議室に工作室とこんなもんかな。後は転送ゲートの部屋をこの辺にと。」
「他に何か入り用は?」
「十分だ。」
「じゃ転送ゲートとここの鍵に魔力を登録しといて。」
「「ああ。」」
「じゃ、向こうの転送タワーの十階に用意するね。」
「順番で行けば四階じゃないのか?」
「俺達は上からにしようかとね。」
「ああ、分かった十階だな。」
「じゃ行こうか。」
「「ああ、頼む。」」
転送タワーの十階に出るとガンツさん達に魔力の登録をしてもらう。
「じゃ、戻るよ。」
転送ゲートを使って格納庫へと戻る。
「さて、何から作ろうか。」
「ガンツさん、まずは本体を載せる場所だね。」
「なら、この辺に用意するか。」
「まず大きさを決めないとな。」
「図面は引いてないの?」
「必要か?」
「必要かって今までは用意してたじゃない。」
「ほぼメモだがな。」
「ああ、それもそうか。」
「ケイン、今度はちゃんと作るんじゃないのか?」
「まあ、出来たものが頑丈ならそれでいいかな。」
「私には不安だが。」
「なら、最初はガンツさん一人に試験飛行してもらうから。」
「それなら安心だな。」
「ワシは安心出来ないが?」
「なら、安心出来る様に作ればいいだけさ。」
「ふん、いいさ、作ってやろうじゃないか。」
地面に大体の大きさで寸法を決めていく。
「じゃあ大きさはこんなもんかな。」
「ああ、このくらいだな。」
「縦がこの大きさなら、横はこのくらい?」
「それでいい。」
「じゃあ型取り用の実物大模型を用意するね。えぃっ。」
実物大のホークを土魔法で作り細部を整えていく。
「ふふふ、模型とは言え実物大となると嬉しいの。これが飛ぶんだからな。」
「いいから、手を動かす。」
「ああ、分かった。」
「本体を作る前に場所をちゃんとしないとね。」
「そうだな。これがもう一台となるとこれをそのまま、このほぼ中央に置いとくのはまずいな。」
「じゃちょっとずらすね。」
模型を壁際にずらし、作業の邪魔にならないようにする。
「じゃ改めて、機体本体を支えるガイドから作るよ。」
「ああ、寸法採りから始めようか。」
ガイドを何とか整え、本体に手を付けようとしたところで、リーサさんから待ったがかかる。
「何?ちょっと待っててね。ガンツさん、そっちはどう?」
「ああ、大丈夫だ。」
「なら「ケイン、話は聞いてくれないのか?」…ごめんリーサさん。」
「ケイン、どうした?」
「ガンツまで…」
「リーサさん、どうしたの?」
「ああ、何を苛ついている?」
「何をって、少しは時間を気にするようにした方がいいぞ。」
「「時間?」」
「ああ、時間だ。もう昼を回って今は二時だ。」
「「わ!」」
「ケイン達は作業しているから、紛らわせることも出来るだろうが。私はアンジェもいないから一人でず~っとここで待たされているだけだ。誰も気に掛けることもなくだ…私は無人島にいるのだろうか。」
「ごめんなさい。」
「すまんかった。」
「アンジェさえいれば…」
「ねえ、ご飯に行こうよ。ね?」
「ああ、今日はワシがご馳走しよう。」
「わあいいね。リーサさんは何が食べたい?」
「…いい、私は独りで屋台飯で済ませるから。どうぞ、お二人で仲良く。ふん!」
「(ケイン、これは長引くぞ。)」
「(そうだけどさ、放っておくともっと長引くんでしょ?)」
「(言いにくいが…そうだ。)」
「(じゃ、ここで何とかしないと。)」
「(しょうがない。ケイン、アンジェの場所に繋いでくれ。)」
「(どこにいるか分かるの?)」
「(ああ、この時間なら保育所にいるはずだ。)」
「(なら、そこの転送ゲートを使った方が刺激しないで済むかも。ついでにアンジェさんも登録を済ませてね。)」
「(ああ、分かった。じゃ、ここは任せた。)」
「(頼むね。)」
ガンツさんを見送り、リーサさんに向き直る。
「内緒話はいいのか?」
「あ、ああ終わったから。」
「で、何か言うことは?」
「ごめんなさい。」
「それはもう聞いたから。」
「(うわ、もう面倒臭い。)」
「何?」
「いや別に。で、お昼は本当にいいの?」
「いいから、もう勝手にするから。さあ作業を続けて。いいわよ、遠慮せずに。ほら、私はいないものとして扱っていいから。」
「(ガンツさん、早く!)」
「ちょっと待って、あれをここで作ってもいいけど邪魔になるし、どっちみち組み立てて飛ばすのは向こうになるからさ、いっそ格納庫を作らない?」
「格納庫?それは何だ。」
「今の試射場の正しい使い方さ。」
「そうか、なら試射場の先に作るんだな?」
「そうだね。」
「よし行こう。」
「アンジェさんは今日はいないの?」
「ああ、今日は寄り合いがあるらしい。」
「そうなんだ、じゃ行こうか。」
ゲートを試射場の側に繋ぎ潜る。
試射場、風洞実験小屋、その横に格納庫を用意するつもりだ。
「じゃ、ここに作るね格納庫兼整備場を。」
「なあ、ケインここにも転送ゲートを用意してもらえないか?」
「何をこっそりするつもりなの?」
「もう、こっそりも何もないだろ。」
「まあそうだね、転送ゲートは用意するから。えいっ!」
一瞬で格納庫が建つ。
「便利だな本当に。」
格納庫の通用口を開き中に入り、中を確認する。
「灯りに空調も付いてるね。後はトイレに更衣室に簡易台所に会議室に工作室とこんなもんかな。後は転送ゲートの部屋をこの辺にと。」
「他に何か入り用は?」
「十分だ。」
「じゃ転送ゲートとここの鍵に魔力を登録しといて。」
「「ああ。」」
「じゃ、向こうの転送タワーの十階に用意するね。」
「順番で行けば四階じゃないのか?」
「俺達は上からにしようかとね。」
「ああ、分かった十階だな。」
「じゃ行こうか。」
「「ああ、頼む。」」
転送タワーの十階に出るとガンツさん達に魔力の登録をしてもらう。
「じゃ、戻るよ。」
転送ゲートを使って格納庫へと戻る。
「さて、何から作ろうか。」
「ガンツさん、まずは本体を載せる場所だね。」
「なら、この辺に用意するか。」
「まず大きさを決めないとな。」
「図面は引いてないの?」
「必要か?」
「必要かって今までは用意してたじゃない。」
「ほぼメモだがな。」
「ああ、それもそうか。」
「ケイン、今度はちゃんと作るんじゃないのか?」
「まあ、出来たものが頑丈ならそれでいいかな。」
「私には不安だが。」
「なら、最初はガンツさん一人に試験飛行してもらうから。」
「それなら安心だな。」
「ワシは安心出来ないが?」
「なら、安心出来る様に作ればいいだけさ。」
「ふん、いいさ、作ってやろうじゃないか。」
地面に大体の大きさで寸法を決めていく。
「じゃあ大きさはこんなもんかな。」
「ああ、このくらいだな。」
「縦がこの大きさなら、横はこのくらい?」
「それでいい。」
「じゃあ型取り用の実物大模型を用意するね。えぃっ。」
実物大のホークを土魔法で作り細部を整えていく。
「ふふふ、模型とは言え実物大となると嬉しいの。これが飛ぶんだからな。」
「いいから、手を動かす。」
「ああ、分かった。」
「本体を作る前に場所をちゃんとしないとね。」
「そうだな。これがもう一台となるとこれをそのまま、このほぼ中央に置いとくのはまずいな。」
「じゃちょっとずらすね。」
模型を壁際にずらし、作業の邪魔にならないようにする。
「じゃ改めて、機体本体を支えるガイドから作るよ。」
「ああ、寸法採りから始めようか。」
ガイドを何とか整え、本体に手を付けようとしたところで、リーサさんから待ったがかかる。
「何?ちょっと待っててね。ガンツさん、そっちはどう?」
「ああ、大丈夫だ。」
「なら「ケイン、話は聞いてくれないのか?」…ごめんリーサさん。」
「ケイン、どうした?」
「ガンツまで…」
「リーサさん、どうしたの?」
「ああ、何を苛ついている?」
「何をって、少しは時間を気にするようにした方がいいぞ。」
「「時間?」」
「ああ、時間だ。もう昼を回って今は二時だ。」
「「わ!」」
「ケイン達は作業しているから、紛らわせることも出来るだろうが。私はアンジェもいないから一人でず~っとここで待たされているだけだ。誰も気に掛けることもなくだ…私は無人島にいるのだろうか。」
「ごめんなさい。」
「すまんかった。」
「アンジェさえいれば…」
「ねえ、ご飯に行こうよ。ね?」
「ああ、今日はワシがご馳走しよう。」
「わあいいね。リーサさんは何が食べたい?」
「…いい、私は独りで屋台飯で済ませるから。どうぞ、お二人で仲良く。ふん!」
「(ケイン、これは長引くぞ。)」
「(そうだけどさ、放っておくともっと長引くんでしょ?)」
「(言いにくいが…そうだ。)」
「(じゃ、ここで何とかしないと。)」
「(しょうがない。ケイン、アンジェの場所に繋いでくれ。)」
「(どこにいるか分かるの?)」
「(ああ、この時間なら保育所にいるはずだ。)」
「(なら、そこの転送ゲートを使った方が刺激しないで済むかも。ついでにアンジェさんも登録を済ませてね。)」
「(ああ、分かった。じゃ、ここは任せた。)」
「(頼むね。)」
ガンツさんを見送り、リーサさんに向き直る。
「内緒話はいいのか?」
「あ、ああ終わったから。」
「で、何か言うことは?」
「ごめんなさい。」
「それはもう聞いたから。」
「(うわ、もう面倒臭い。)」
「何?」
「いや別に。で、お昼は本当にいいの?」
「いいから、もう勝手にするから。さあ作業を続けて。いいわよ、遠慮せずに。ほら、私はいないものとして扱っていいから。」
「(ガンツさん、早く!)」
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