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【28】後日談②~その後の二人編~
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「大体お前は隙が多すぎる」
菜乃のアパートにやって来た五十嵐が、開口一番に不満の声を漏らした。
「なんですか藪から棒に」
玄関のドアを開けた菜乃は、ぱちくりと目を瞬かせた。
本日、早乙女の働くレストランでマーケティングの業務をこなしてきた五十嵐は、仕事が終わると田丸の飲みを断って真っ直ぐに菜乃へと会いに来た。
自分を挑発するような早乙女の姿が頭から離れず、気分は最悪だった。
「――早乙女のことだ。今日あいつのレストランに行く用事があって、そのついでに俺とお前が付き合ってるって報告してきた」
「えぇ!? 何で五十嵐さんが。近いうちに私の方から連絡しようと思ってたのに……」
唖然とする菜乃を横目に『やっぱり先に言っておいて正解だった』と五十嵐は内心、牽制を掛けた自分を褒めた。
『菜乃ちゃんに、また新作メニュー考えたから食べに来てって伝えてくれない? 』
当然、早乙女から頼まれている菜乃への伝言は五十嵐のなかでだけ閉まっておく。
『じゃあ、あとでLINEしておこう』
ふと早乙女の言葉が五十嵐の脳裏を過る。
~♪
「あ、LINE」
それに合わせたようなタイミングで菜乃のLINEの着信が鳴る。
五十嵐は「まさか……」と嫌な予感に胸をざわつかせた。
じっと菜乃の手元を見つめる五十嵐の視線を避けるように菜乃は五十嵐からの背を向け、スマホの画面をタップした。
少しの間。
「ふっ、……」
と菜乃の口から笑みが溢れる。しかし、直ぐに菜乃は口元を隠すように努めて冷静さを装った。
「お前、今笑ったよな」
目ざとくそれを見逃さなかった五十嵐が、ぬっと背後から菜乃の手元を覗き込むように顔を出す。
「わ、笑ってなんていませんよ。あ、スマホ――!?」
すかさず菜乃の手元からスマホを取り上げ、LINEの画面を確認する五十嵐に、菜乃が非難の声を上げる。
「流石に付き合っているからって、人のスマホを勝手に見るのはどうかと思いますけど。プライバシーの侵害ですよ! 」
「うるせー。お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの、だ」
「どこのジャ○ア○ですか」
五十嵐の手から菜乃がすぐにスマホを取り返す。
「わ、とっと……!」
「おい、バカ――!」
ドサリと勢いがつきすぎた菜乃は、そのまま五十嵐ごとベッドへと倒れ込んだ。
五十嵐を押し倒す形で菜乃が彼の身体の上に乗っかる。
菜乃の小さな身体の重みを感じながら、五十嵐が意地悪そうな笑みを口元に浮かべる。
「襲う気か? 」
「す、すみません! すぐ退けます!!」
「駄目だ。離さない」
真っ赤な顔で上半身を起こそうとする菜乃を、五十嵐の腕が逃すまいと抱き締める。
ほんの一瞬ではあるが菜乃のLINEには案の定、早乙女からの文章が送られてきていた。
しかもご丁寧に菜乃への好意丸出しのハートのスタンプ付きで。
(あの野郎。やっぱり油断も隙もない――)
五十嵐のなかで激しい嫉妬の炎が揺れる。
チラリと腕のなかの菜乃を五十嵐は覗き込む。
されるがまま、真っ赤な顔で五十嵐の抱擁を受け入れる菜乃とバチッと視線が交差する。
「菜乃……」
すっかり痩せてすっぽりと五十嵐の腕のなかに収まる菜乃が堪らなく愛らしい。
五十嵐は菜乃の柔らかな髪の毛を愛しそうに手で撫でると、ずっと考えていた思いを口にした。
「一緒に暮らさないか、俺達」
「――え? 」
突然の五十嵐の提案に、菜乃は驚きで彼を仰ぎ見た。
「お前一人にしておくと、いつ早乙女みたいな輩が手を出してくるか分からない」
内心、五十嵐はこのまま菜乃を閉じ込めて、誰の目にも触れさせたくない、と危ない考えを抱いていたが、流石にそれは口にせず我慢した。
「取りあえずは俺のマンションで広さは問題ないとして、あとはこのアパートを引き払う時期だな。もう月半ばだけど、出来れば区切りのいいところで来月一日からにするか」
「ちょ、ちょっと待って下さい――!? 」
てきぱきと一人で段取りを決める五十嵐に、頭の整理が追い付かない菜乃は、一旦五十嵐の思考にストップを掛けた。
「何だよ、嫌なのか? 」
不満気に五十嵐がジロリと腕のなかの菜乃を睨む。
だが、その手は依然として菜乃の髪の毛を優しく撫でていた。
「嫌ではないですけど、話が急と言いますか、心の準備が……」
「今だって半分同棲しているようなもんだと思うけど」
「それは、そうなんですけど」
付き合い始めてから、ほぼ毎日のペースで菜乃のアパートに顔を出している五十嵐の、現状”半同棲“発言に、菜乃は確かにその通りだと納得した。
だが、ちゃんとした同棲となると話は別だ。
「アパートの契約を解除して、引っ越すとなれば当然うちの両親に報告しなくてはいけないし……」
五十嵐と付き合っていることもまだ菜乃は親に伝えていなかった。
かつての菜乃を思えば、彼氏が出来たというだけでもさぞかしうちの両親は驚くだろう、と菜乃は思った。
さらにそれを遥かに飛び越えての同棲宣言となると、『うちの親、倒れるのではないか』と心配になる菜乃であった。
一方、五十嵐は菜乃の話を聞いて、少し思案したが、何てことはない調子で、とんでもないことを口にした。
「じゃあ、今週末にでもお前の実家に挨拶に行くか」
「えぇっ!? 」
「よし、決まり。お前の実家ってどこだったけ? 新幹線のチケット予約しなきゃな」
そう言うと、さっと五十嵐が自分のズボンのポケットからスマホを取り出す。
「五十嵐さん、挨拶って、何を――」
「もう、娘さん俺に下さいでよくね? そうすれば一度で済むし」
「くだっ……!? 」
完全に親が卒倒する案件だ。
口をパクパクさせる菜乃に、五十嵐は菜乃ごとベッドから身体を起こした。
そのままベッドで菜乃を自分の膝上に横抱きにする。
脳内キャパオーバー中の菜乃は最早涙目だ。
「俺をずっと好きでいるってそういうことだろ? 」
ふと真剣な表情で、五十嵐が菜乃をじっと見つめる。
「そ、そうなんですけども……! 」
「それなら、問題ないだろ」
「問題、……ないんでしょうか?」
いいのかな、と菜乃は思った。
五十嵐にとって自分でいいのか、と。
かつての彼は、心に決めた女性以外、誰かに縛られることを嫌っていた。
そんな彼がこの先ずっと菜乃と共に生きようとしている。
「諦めろ。俺はもう絶対に、菜乃を離す気なんてないからな」
そう言いつつも、自分の提案に中々首を振らない菜乃に対して、五十嵐の瞳が不安に揺れる。
『五十嵐くんって性格に難ありっぽいから、いつ菜乃ちゃんが愛想尽かすか分からないよね? そしたらその時こそ俺の番かな、と』
不意に、早乙女の言葉が脳裏を過る。五十嵐は、戸惑う菜乃を見下ろしながら、ぐっと唇を噛み締め、自分を御するように低い声で菜乃へと告げた。
「けど、お前が嫌なら無理強いはしない……。最近、俺ちょっとお前のことになると、感情のセーブ出来ないみたいだ。迷惑なら言って欲しい」
少し寂しそうな彼の表情に、菜乃の心がズキンと痛んだ。
「い、や……ではないです。あまりにも突然過ぎて驚いただけです。でも、親には私から最初に説明したいです……」
「……分かった」
しゅん、と項垂れる五十嵐の頬に、そっと菜乃が手を伸ばす。
あんなに強引で俺様な五十嵐が、菜乃のために必死で変わろうとしている。
そんな五十嵐の姿に菜乃は心を打たれた。
「好きですよ、五十嵐さん。――大好きです」
そう言うと、菜乃は身体を起こして、五十嵐へとそっと口付けをした。
「!? 」
菜乃からの初めての口付けに、五十嵐が驚いたように固まる。
しかしすぐに、我を取り戻すと、すかさず自分も菜乃の後頭部に手を回し、菜乃の数倍の熱い口付けを返した。
「俺の方がもっと――」
早乙女のLINEを見た嫉妬心も重なって、彼の熱く激しい感情が、菜乃の唇を通じて伝わってくる。
菜乃は自分でも好きになったら重い女になるだろうと自覚していたが、それ以上に重たい愛を向けてくる、ヘソ曲がりで厄介な恋人を、熱いキスの合間にそっと見つめた。
( ――溺れる )
菜乃は彼の首に細い腕を絡めると、静かに目を閉じ、彼から与えられる不器用な愛情に、うっとりと酔いしれた。
完
菜乃のアパートにやって来た五十嵐が、開口一番に不満の声を漏らした。
「なんですか藪から棒に」
玄関のドアを開けた菜乃は、ぱちくりと目を瞬かせた。
本日、早乙女の働くレストランでマーケティングの業務をこなしてきた五十嵐は、仕事が終わると田丸の飲みを断って真っ直ぐに菜乃へと会いに来た。
自分を挑発するような早乙女の姿が頭から離れず、気分は最悪だった。
「――早乙女のことだ。今日あいつのレストランに行く用事があって、そのついでに俺とお前が付き合ってるって報告してきた」
「えぇ!? 何で五十嵐さんが。近いうちに私の方から連絡しようと思ってたのに……」
唖然とする菜乃を横目に『やっぱり先に言っておいて正解だった』と五十嵐は内心、牽制を掛けた自分を褒めた。
『菜乃ちゃんに、また新作メニュー考えたから食べに来てって伝えてくれない? 』
当然、早乙女から頼まれている菜乃への伝言は五十嵐のなかでだけ閉まっておく。
『じゃあ、あとでLINEしておこう』
ふと早乙女の言葉が五十嵐の脳裏を過る。
~♪
「あ、LINE」
それに合わせたようなタイミングで菜乃のLINEの着信が鳴る。
五十嵐は「まさか……」と嫌な予感に胸をざわつかせた。
じっと菜乃の手元を見つめる五十嵐の視線を避けるように菜乃は五十嵐からの背を向け、スマホの画面をタップした。
少しの間。
「ふっ、……」
と菜乃の口から笑みが溢れる。しかし、直ぐに菜乃は口元を隠すように努めて冷静さを装った。
「お前、今笑ったよな」
目ざとくそれを見逃さなかった五十嵐が、ぬっと背後から菜乃の手元を覗き込むように顔を出す。
「わ、笑ってなんていませんよ。あ、スマホ――!?」
すかさず菜乃の手元からスマホを取り上げ、LINEの画面を確認する五十嵐に、菜乃が非難の声を上げる。
「流石に付き合っているからって、人のスマホを勝手に見るのはどうかと思いますけど。プライバシーの侵害ですよ! 」
「うるせー。お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの、だ」
「どこのジャ○ア○ですか」
五十嵐の手から菜乃がすぐにスマホを取り返す。
「わ、とっと……!」
「おい、バカ――!」
ドサリと勢いがつきすぎた菜乃は、そのまま五十嵐ごとベッドへと倒れ込んだ。
五十嵐を押し倒す形で菜乃が彼の身体の上に乗っかる。
菜乃の小さな身体の重みを感じながら、五十嵐が意地悪そうな笑みを口元に浮かべる。
「襲う気か? 」
「す、すみません! すぐ退けます!!」
「駄目だ。離さない」
真っ赤な顔で上半身を起こそうとする菜乃を、五十嵐の腕が逃すまいと抱き締める。
ほんの一瞬ではあるが菜乃のLINEには案の定、早乙女からの文章が送られてきていた。
しかもご丁寧に菜乃への好意丸出しのハートのスタンプ付きで。
(あの野郎。やっぱり油断も隙もない――)
五十嵐のなかで激しい嫉妬の炎が揺れる。
チラリと腕のなかの菜乃を五十嵐は覗き込む。
されるがまま、真っ赤な顔で五十嵐の抱擁を受け入れる菜乃とバチッと視線が交差する。
「菜乃……」
すっかり痩せてすっぽりと五十嵐の腕のなかに収まる菜乃が堪らなく愛らしい。
五十嵐は菜乃の柔らかな髪の毛を愛しそうに手で撫でると、ずっと考えていた思いを口にした。
「一緒に暮らさないか、俺達」
「――え? 」
突然の五十嵐の提案に、菜乃は驚きで彼を仰ぎ見た。
「お前一人にしておくと、いつ早乙女みたいな輩が手を出してくるか分からない」
内心、五十嵐はこのまま菜乃を閉じ込めて、誰の目にも触れさせたくない、と危ない考えを抱いていたが、流石にそれは口にせず我慢した。
「取りあえずは俺のマンションで広さは問題ないとして、あとはこのアパートを引き払う時期だな。もう月半ばだけど、出来れば区切りのいいところで来月一日からにするか」
「ちょ、ちょっと待って下さい――!? 」
てきぱきと一人で段取りを決める五十嵐に、頭の整理が追い付かない菜乃は、一旦五十嵐の思考にストップを掛けた。
「何だよ、嫌なのか? 」
不満気に五十嵐がジロリと腕のなかの菜乃を睨む。
だが、その手は依然として菜乃の髪の毛を優しく撫でていた。
「嫌ではないですけど、話が急と言いますか、心の準備が……」
「今だって半分同棲しているようなもんだと思うけど」
「それは、そうなんですけど」
付き合い始めてから、ほぼ毎日のペースで菜乃のアパートに顔を出している五十嵐の、現状”半同棲“発言に、菜乃は確かにその通りだと納得した。
だが、ちゃんとした同棲となると話は別だ。
「アパートの契約を解除して、引っ越すとなれば当然うちの両親に報告しなくてはいけないし……」
五十嵐と付き合っていることもまだ菜乃は親に伝えていなかった。
かつての菜乃を思えば、彼氏が出来たというだけでもさぞかしうちの両親は驚くだろう、と菜乃は思った。
さらにそれを遥かに飛び越えての同棲宣言となると、『うちの親、倒れるのではないか』と心配になる菜乃であった。
一方、五十嵐は菜乃の話を聞いて、少し思案したが、何てことはない調子で、とんでもないことを口にした。
「じゃあ、今週末にでもお前の実家に挨拶に行くか」
「えぇっ!? 」
「よし、決まり。お前の実家ってどこだったけ? 新幹線のチケット予約しなきゃな」
そう言うと、さっと五十嵐が自分のズボンのポケットからスマホを取り出す。
「五十嵐さん、挨拶って、何を――」
「もう、娘さん俺に下さいでよくね? そうすれば一度で済むし」
「くだっ……!? 」
完全に親が卒倒する案件だ。
口をパクパクさせる菜乃に、五十嵐は菜乃ごとベッドから身体を起こした。
そのままベッドで菜乃を自分の膝上に横抱きにする。
脳内キャパオーバー中の菜乃は最早涙目だ。
「俺をずっと好きでいるってそういうことだろ? 」
ふと真剣な表情で、五十嵐が菜乃をじっと見つめる。
「そ、そうなんですけども……! 」
「それなら、問題ないだろ」
「問題、……ないんでしょうか?」
いいのかな、と菜乃は思った。
五十嵐にとって自分でいいのか、と。
かつての彼は、心に決めた女性以外、誰かに縛られることを嫌っていた。
そんな彼がこの先ずっと菜乃と共に生きようとしている。
「諦めろ。俺はもう絶対に、菜乃を離す気なんてないからな」
そう言いつつも、自分の提案に中々首を振らない菜乃に対して、五十嵐の瞳が不安に揺れる。
『五十嵐くんって性格に難ありっぽいから、いつ菜乃ちゃんが愛想尽かすか分からないよね? そしたらその時こそ俺の番かな、と』
不意に、早乙女の言葉が脳裏を過る。五十嵐は、戸惑う菜乃を見下ろしながら、ぐっと唇を噛み締め、自分を御するように低い声で菜乃へと告げた。
「けど、お前が嫌なら無理強いはしない……。最近、俺ちょっとお前のことになると、感情のセーブ出来ないみたいだ。迷惑なら言って欲しい」
少し寂しそうな彼の表情に、菜乃の心がズキンと痛んだ。
「い、や……ではないです。あまりにも突然過ぎて驚いただけです。でも、親には私から最初に説明したいです……」
「……分かった」
しゅん、と項垂れる五十嵐の頬に、そっと菜乃が手を伸ばす。
あんなに強引で俺様な五十嵐が、菜乃のために必死で変わろうとしている。
そんな五十嵐の姿に菜乃は心を打たれた。
「好きですよ、五十嵐さん。――大好きです」
そう言うと、菜乃は身体を起こして、五十嵐へとそっと口付けをした。
「!? 」
菜乃からの初めての口付けに、五十嵐が驚いたように固まる。
しかしすぐに、我を取り戻すと、すかさず自分も菜乃の後頭部に手を回し、菜乃の数倍の熱い口付けを返した。
「俺の方がもっと――」
早乙女のLINEを見た嫉妬心も重なって、彼の熱く激しい感情が、菜乃の唇を通じて伝わってくる。
菜乃は自分でも好きになったら重い女になるだろうと自覚していたが、それ以上に重たい愛を向けてくる、ヘソ曲がりで厄介な恋人を、熱いキスの合間にそっと見つめた。
( ――溺れる )
菜乃は彼の首に細い腕を絡めると、静かに目を閉じ、彼から与えられる不器用な愛情に、うっとりと酔いしれた。
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