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110、お昼寝 斗真side
しおりを挟むふわぁ~
胸に収まってる奏くんの体温が心地よくてあくびが出る。
「ふわぁ~」
つられて奏くんも大きなあくびをした。
「お昼寝するか、」
コクリ
布団をかけると眠気で重たくなった瞼を閉じ眠りに入る。
こうやって眠るのも今までできなかったんだよな。
俺にとっての当たり前は奏くんにとって当たり前じゃない。
うちに来て何度もその事について考えさせられた。
それでも奏くんはこっちの世界に馴染もうと頑張ってくれてるんだよな。
奏くんの頭をそっと撫で俺も一緒に眠りについた。
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