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196、良い変化 斗真side
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奏くんが自分を認めてくれたのって、これが初めてかもしれない。
今まで他人に反抗できない分溜まった気持ちを自分にぶつけていた。
けど、こうやって1つずつ頑張ったことや偉かったことを振り返って自分で自分を認めて褒めることができたら少しずつ変わってくるのかな。
クイクイ
上目遣いで見つめられる。
「どうした?」
「……ぎゅーして……」
「?!、いいよー、ぎゅー。頑張ったねー、」
コクリ スリスリ
してほしいこともちゃんと言葉にできて、本当に成長してるなぁ
病院行く前は病院行きたくないってちゃんと気持ちを伝えることができたし、凄いなぁ
奏くんの成長に関心しながら奏くんを優しく抱きしめた。
「みんなお腹空いてる?夕食は杏美が帰ってきてからにしようと思うんだけど、」
「俺は杏美ちゃん帰ってきてからで良いよ~」
透の言葉に奏くんも頷く。
あと2時間くらいあるのかぁ、奏くんが眠たくないなら、
「奏くん、先にお風呂入る?」
ハッ、コクリ
慌てて和室にかけて行った。
戻ってきた奏くんの手には大切そうに風呂用のおもちゃが抱きしめられていた。
「ふふっ、お風呂で遊ぼっか、」
コクリ
深く頷いて風呂に向かおうとする奏くん
「着替え持った?」
ハッ
おもちゃのことばかり考えて着替え忘れてたな笑
服をどうやって持とうか考えてるけど両手はおもちゃで塞がってて服が持てずキョロキョロしている。
「服持とうか?」
…コクリ
「これでいい?」
コクリ
自分の服と奏くんの新しいパジャマと下着を手に持つ。
「風呂入ってくるー、」
「はーい、いってらっしゃ~い」
「おっ!いっぱい遊んでおいで~逆上せないように気を付けてな~」
「ありがとー、」
母さんと透に見送られ風呂に向かった。
奏くんはいつも以上に早歩きで脱衣所に入った。
今まで他人に反抗できない分溜まった気持ちを自分にぶつけていた。
けど、こうやって1つずつ頑張ったことや偉かったことを振り返って自分で自分を認めて褒めることができたら少しずつ変わってくるのかな。
クイクイ
上目遣いで見つめられる。
「どうした?」
「……ぎゅーして……」
「?!、いいよー、ぎゅー。頑張ったねー、」
コクリ スリスリ
してほしいこともちゃんと言葉にできて、本当に成長してるなぁ
病院行く前は病院行きたくないってちゃんと気持ちを伝えることができたし、凄いなぁ
奏くんの成長に関心しながら奏くんを優しく抱きしめた。
「みんなお腹空いてる?夕食は杏美が帰ってきてからにしようと思うんだけど、」
「俺は杏美ちゃん帰ってきてからで良いよ~」
透の言葉に奏くんも頷く。
あと2時間くらいあるのかぁ、奏くんが眠たくないなら、
「奏くん、先にお風呂入る?」
ハッ、コクリ
慌てて和室にかけて行った。
戻ってきた奏くんの手には大切そうに風呂用のおもちゃが抱きしめられていた。
「ふふっ、お風呂で遊ぼっか、」
コクリ
深く頷いて風呂に向かおうとする奏くん
「着替え持った?」
ハッ
おもちゃのことばかり考えて着替え忘れてたな笑
服をどうやって持とうか考えてるけど両手はおもちゃで塞がってて服が持てずキョロキョロしている。
「服持とうか?」
…コクリ
「これでいい?」
コクリ
自分の服と奏くんの新しいパジャマと下着を手に持つ。
「風呂入ってくるー、」
「はーい、いってらっしゃ~い」
「おっ!いっぱい遊んでおいで~逆上せないように気を付けてな~」
「ありがとー、」
母さんと透に見送られ風呂に向かった。
奏くんはいつも以上に早歩きで脱衣所に入った。
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