228 / 761
228、抑えたい気持ち 奏side
しおりを挟む
気持ちを抑えることができなくて体に八つ当たりすることでしか落ち着くことができなくなっていた。
体を傷つけたらダメって分かってるのに…我慢できなくて手に力が入る。
「しんどいね、」
っ!フルフル
手首を掴んだ僕の手を優しく包み込む透さんの手の温もりが心の締め付けを緩めていく。
このままじゃ…また僕の心が…
「心がしんどい時は甘えたらいいんだよ。」
甘える?
「今みたいに無理に気持ちを抑え付けるんじゃなくて、斗真や俺に甘えたら自然と心は落ち着いてくれるよ。」
ほんとに?
…でも…甘えるってどうやって?
「おいで?」
斗真さんに呼ばれ、斗真さんの膝の上にまたがる。
ギュッと抱きしめられて斗真さんの温もりが伝わってくる。
っハッ!
もっと斗真さんを感じたい。足りないっていう我儘な僕がまた顔を出して慌てて斗真さんから体を離す。
「どうした?」
斗真さんと透さんに不思議そうに見られ、気持ちを抑えたくて俯く。
「嫌だった?」
フルフル
斗真さんに不安そうに聞かれ急いで首を横に振る。
嫌じゃない!そうじゃなくて、もっと斗真さんを感じたくてもっともっとって求めちゃうから…
「足りなくなっちゃった?」
っ?
透さんの言葉に心の中が見えてるみたいでドキッとする。
「斗真が足りないんじゃない?」
「え?俺が?」
「今まで斗真みたいな人がいなかったから反動で斗真を少し感じるともっと斗真を感じたいんじゃない?」
………
透さんに言い当てられて戸惑って俯く。
「そうなの?」
………コクリ
小さく頷いた。
「じゃあ、斗真でお腹いっぱいになったら気持ち落ち着くかもね。」
「そうなのか…どうしたらいい?どうしたら満足できる?」
「とりあえず一日中一緒にいるか?って、いつも一緒にいるか……うーん、2人きりの方が良いか、じゃあ俺リビングいるわ~何かあったら連絡してきて~」
「え?!それだけでいいの?!」
「あとは奏くんに聞いてみな、じゃっ!」
慌ただしく出ていく透を見送り斗真さんの顔をじっと見つめる。
体を傷つけたらダメって分かってるのに…我慢できなくて手に力が入る。
「しんどいね、」
っ!フルフル
手首を掴んだ僕の手を優しく包み込む透さんの手の温もりが心の締め付けを緩めていく。
このままじゃ…また僕の心が…
「心がしんどい時は甘えたらいいんだよ。」
甘える?
「今みたいに無理に気持ちを抑え付けるんじゃなくて、斗真や俺に甘えたら自然と心は落ち着いてくれるよ。」
ほんとに?
…でも…甘えるってどうやって?
「おいで?」
斗真さんに呼ばれ、斗真さんの膝の上にまたがる。
ギュッと抱きしめられて斗真さんの温もりが伝わってくる。
っハッ!
もっと斗真さんを感じたい。足りないっていう我儘な僕がまた顔を出して慌てて斗真さんから体を離す。
「どうした?」
斗真さんと透さんに不思議そうに見られ、気持ちを抑えたくて俯く。
「嫌だった?」
フルフル
斗真さんに不安そうに聞かれ急いで首を横に振る。
嫌じゃない!そうじゃなくて、もっと斗真さんを感じたくてもっともっとって求めちゃうから…
「足りなくなっちゃった?」
っ?
透さんの言葉に心の中が見えてるみたいでドキッとする。
「斗真が足りないんじゃない?」
「え?俺が?」
「今まで斗真みたいな人がいなかったから反動で斗真を少し感じるともっと斗真を感じたいんじゃない?」
………
透さんに言い当てられて戸惑って俯く。
「そうなの?」
………コクリ
小さく頷いた。
「じゃあ、斗真でお腹いっぱいになったら気持ち落ち着くかもね。」
「そうなのか…どうしたらいい?どうしたら満足できる?」
「とりあえず一日中一緒にいるか?って、いつも一緒にいるか……うーん、2人きりの方が良いか、じゃあ俺リビングいるわ~何かあったら連絡してきて~」
「え?!それだけでいいの?!」
「あとは奏くんに聞いてみな、じゃっ!」
慌ただしく出ていく透を見送り斗真さんの顔をじっと見つめる。
79
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
悪夢の先に
紫月ゆえ
BL
人に頼ることを知らない大学生(受)が体調不良に陥ってしまう。そんな彼に手を差し伸べる恋人(攻)にも、悪夢を見たことで拒絶をしてしまうが…。
※体調不良表現あり。嘔吐表現あるので苦手な方はご注意ください。
『孤毒の解毒薬』の続編です!
西条雪(受):ぼっち学生。人と関わることに抵抗を抱いている。無自覚だが、容姿はかなり整っている。
白銀奏斗(攻):勉学、容姿、人望を兼ね備えた人気者。柔らかく穏やかな雰囲気をまとう。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる