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308、初めてのお菓子作り 奏side
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「美味しいの作ろうね。」
コクリ
斗真さんを見送ってからじっと玄関で扉を見つめていたら後ろから美香さんが声を掛けてくれた。
美香さんについてキッチンへ向かう。
「ここに書いてる物を準備してくれる?」
コクリ
クッキーに使う材料を並べていく。
「グラム測れる?」
「ぐらむ?」
「数字分かる?」
「…………ちょっとだけ」
「なんぼまで分かる?」
「えっと…1から10…あとは…あんまり分かんない……」
数字は何となく分かるけど10以降は難しい…
「10まで分かったら大丈夫!できるよ。」
美香さんは馬鹿にせず受け入れてくれた。
僕にもできる、その言葉が嬉しくてやりたくなった。
「一緒に測ろうか。」
コクリ
計りの上に乗せて慎重に少しずつ入れる。
「1、2、3、………………9、10、次は10の位、ここの数字がまた1から10まで行くからね、8になるまで入れるよ。」
コクリ
1、2、3、4 、5、……………8!
8ピッタリで止めれた。
「上手~!!流石~じゃあ次はここが10になるまでね。」
コクリ
ゆっくり美香さんと一緒に数え、全て測り終えた。
これで準備できた。
「お菓子作るのは初めて?」
コクリ
「そっか~じゃあ楽しみだね~♪」
コクリコクリ
美香さんが嬉しそうな顔をした。
「これ混ぜてくれる?」
コクリ
ボールをしっかり持ってかき混ぜる。
「次入れるよ~」
コクリ
どんどん材料を入れてもらい、しっかり混ぜる。
だんだんもったりしてきた。
「上手ね~ヘラの使い方も上手!
そろそろ纏まってきたかな~じゃあ手に取って丸めてここに置いて~」
棒を使うの?
「やってみる?」
コクリ
「ギューって押してコロコロ~そうそう上手!!」
大きくなったっ
「トレイに置いて30分くらい休憩~!!奏くん吸収力凄いから早いわ~あっちでゆっくりしよっか。」
コクリ
楽しかったけど初めてのことで緊張してたのかちょっと疲れた。
美香さんと一緒にソファーに座ってぼーっとテレビを見ることにした。
コクリ
斗真さんを見送ってからじっと玄関で扉を見つめていたら後ろから美香さんが声を掛けてくれた。
美香さんについてキッチンへ向かう。
「ここに書いてる物を準備してくれる?」
コクリ
クッキーに使う材料を並べていく。
「グラム測れる?」
「ぐらむ?」
「数字分かる?」
「…………ちょっとだけ」
「なんぼまで分かる?」
「えっと…1から10…あとは…あんまり分かんない……」
数字は何となく分かるけど10以降は難しい…
「10まで分かったら大丈夫!できるよ。」
美香さんは馬鹿にせず受け入れてくれた。
僕にもできる、その言葉が嬉しくてやりたくなった。
「一緒に測ろうか。」
コクリ
計りの上に乗せて慎重に少しずつ入れる。
「1、2、3、………………9、10、次は10の位、ここの数字がまた1から10まで行くからね、8になるまで入れるよ。」
コクリ
1、2、3、4 、5、……………8!
8ピッタリで止めれた。
「上手~!!流石~じゃあ次はここが10になるまでね。」
コクリ
ゆっくり美香さんと一緒に数え、全て測り終えた。
これで準備できた。
「お菓子作るのは初めて?」
コクリ
「そっか~じゃあ楽しみだね~♪」
コクリコクリ
美香さんが嬉しそうな顔をした。
「これ混ぜてくれる?」
コクリ
ボールをしっかり持ってかき混ぜる。
「次入れるよ~」
コクリ
どんどん材料を入れてもらい、しっかり混ぜる。
だんだんもったりしてきた。
「上手ね~ヘラの使い方も上手!
そろそろ纏まってきたかな~じゃあ手に取って丸めてここに置いて~」
棒を使うの?
「やってみる?」
コクリ
「ギューって押してコロコロ~そうそう上手!!」
大きくなったっ
「トレイに置いて30分くらい休憩~!!奏くん吸収力凄いから早いわ~あっちでゆっくりしよっか。」
コクリ
楽しかったけど初めてのことで緊張してたのかちょっと疲れた。
美香さんと一緒にソファーに座ってぼーっとテレビを見ることにした。
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