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359、食後 斗真side
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体調も戻って弁当も完食できて良かった。
今は俺に寄りかかってぼーっとしている。
食後はいつも眠たくなる。
いつもはウトウトしだすが今はそこまで眠たそうじゃない。
「絵本見る?」
コクリ
「読んでほしい…」
「いいよ。どっちにする?」
持って来た絵本を見せると迷わず白雪姫の絵本を指差した。
脚の間に座らせ絵本を開く。
絵本を真っ直ぐ見て話を聞いてくれる。
読み終えるまで集中力を切らすことなく見ることができた。
「_______________。おしまい。白雪姫目が覚めて良かったね。」
コクリ
「キスって凄いね。僕も斗真さんにキスしてもらって動けるようになったもん。キスって凄い力があるんだね。」
「そうだな、奏くんと目が合った時は本当に嬉しかったよ。戻ってきてくれてありがとう。」
優しくギューッと抱きしめると慰めるように背中を撫でられる。
ホント優しいな。
「ありがとう。俺は奏くんとこうやって一緒にいれることが何より幸せだよ。」
「僕も斗真さんとずっと一緒にいたい。斗真さんじゃなきゃ……やだ…」
「ずっと一緒にいるよ。大丈夫、」
感極まって涙を零す奏くんを抱きしめ背中をさする。
『ずっと』か、俺はずっとって思ってるけど奏くんはまだ『ずっと』を信じられてないのかな。
今は俺に寄りかかってぼーっとしている。
食後はいつも眠たくなる。
いつもはウトウトしだすが今はそこまで眠たそうじゃない。
「絵本見る?」
コクリ
「読んでほしい…」
「いいよ。どっちにする?」
持って来た絵本を見せると迷わず白雪姫の絵本を指差した。
脚の間に座らせ絵本を開く。
絵本を真っ直ぐ見て話を聞いてくれる。
読み終えるまで集中力を切らすことなく見ることができた。
「_______________。おしまい。白雪姫目が覚めて良かったね。」
コクリ
「キスって凄いね。僕も斗真さんにキスしてもらって動けるようになったもん。キスって凄い力があるんだね。」
「そうだな、奏くんと目が合った時は本当に嬉しかったよ。戻ってきてくれてありがとう。」
優しくギューッと抱きしめると慰めるように背中を撫でられる。
ホント優しいな。
「ありがとう。俺は奏くんとこうやって一緒にいれることが何より幸せだよ。」
「僕も斗真さんとずっと一緒にいたい。斗真さんじゃなきゃ……やだ…」
「ずっと一緒にいるよ。大丈夫、」
感極まって涙を零す奏くんを抱きしめ背中をさする。
『ずっと』か、俺はずっとって思ってるけど奏くんはまだ『ずっと』を信じられてないのかな。
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