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374、響から 透side
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「いくつか質問してもいいかな。」
「…べつに」
「ありがとう。響は奏くんとはどういう関係なの?」
「どうって………体の持ち主?」
「そっか、でもね、この体は奏くんと響2人のものだよ。」
「…俺のじゃない。………」
この声掛けは良くなかったみたいで服を掴んで俯いてしまった。
「響はいつ生まれたかって覚えてる?」
「……いつかは覚えてない。…けど4人の男に回された時に目が覚めた。」
「…そっか…」
「4日分稼ぐとか何とか言ってた。その時も奏は客の優しい言葉の騙されて心を壊した。あの時もう誰も信じないって決めたのにまた人のこと信じて、ホント馬鹿っ……じゃなくて………」
完全に馬鹿と言い切った後に斗真の顔を見て否定した。
家で奏くんのことを悪く言って怒ったって言ってたもんな。ちゃんと覚えてて偉いな。
「その騙されて耐えれなくて響に代わってもらったんだね。」
「…うん」
「客になんて言われたかは知ってる?」
「一緒に暮らそうって言われてた。ずっと一緒いようって ふふっ笑 ずっととかありえねぇだろ。ちょっと考えたら分かることなのに奏は信じてて父親が迎えに来たら犯してない日数分の金は払わねぇって言われて父親にブチギレられてその日数分?1日で4日分犯されたってわけ、ストレス発散のサンドバックにされてる時は放心状態だったけど男が入ってきた途端プツンって音がして俺に代わった。」
「そっか…辛かったんだね。」
「…べつに、俺は奏と違って我慢すんの得意だから。」
我慢か…
奏くんも我慢はよくするけど響はもっと我慢してきたんだな。
辛くないとは言わず我慢と言ったことに少しホッとした。辛さはちゃんと分かるんだね。
「…べつに」
「ありがとう。響は奏くんとはどういう関係なの?」
「どうって………体の持ち主?」
「そっか、でもね、この体は奏くんと響2人のものだよ。」
「…俺のじゃない。………」
この声掛けは良くなかったみたいで服を掴んで俯いてしまった。
「響はいつ生まれたかって覚えてる?」
「……いつかは覚えてない。…けど4人の男に回された時に目が覚めた。」
「…そっか…」
「4日分稼ぐとか何とか言ってた。その時も奏は客の優しい言葉の騙されて心を壊した。あの時もう誰も信じないって決めたのにまた人のこと信じて、ホント馬鹿っ……じゃなくて………」
完全に馬鹿と言い切った後に斗真の顔を見て否定した。
家で奏くんのことを悪く言って怒ったって言ってたもんな。ちゃんと覚えてて偉いな。
「その騙されて耐えれなくて響に代わってもらったんだね。」
「…うん」
「客になんて言われたかは知ってる?」
「一緒に暮らそうって言われてた。ずっと一緒いようって ふふっ笑 ずっととかありえねぇだろ。ちょっと考えたら分かることなのに奏は信じてて父親が迎えに来たら犯してない日数分の金は払わねぇって言われて父親にブチギレられてその日数分?1日で4日分犯されたってわけ、ストレス発散のサンドバックにされてる時は放心状態だったけど男が入ってきた途端プツンって音がして俺に代わった。」
「そっか…辛かったんだね。」
「…べつに、俺は奏と違って我慢すんの得意だから。」
我慢か…
奏くんも我慢はよくするけど響はもっと我慢してきたんだな。
辛くないとは言わず我慢と言ったことに少しホッとした。辛さはちゃんと分かるんだね。
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