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久しぶりに会った旧友の佐知子さんのアパートに貸したままになっている教育年表を取りに行くと借金取りが押しかけてきてフェラチオさせられる

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 大学の時の先輩から電話がかかってきて、文学賞の受賞パーティーに出て欲しいと言われました。
突然のことで事情が分かりませんでしたが、友達が有名な文学賞を受賞したらしくて、その受賞記念パーティーを開くということでした。
私は遠慮した方がいいのかもと思いましたが、「人数が揃わなくて困ってるの、ともかく誰でもいいから大学の時の友達誘って来てくれる、そうしてくれるととてもありがたいの」と言われて断るわけにもいかなくなりました。
受賞パーティーには、審査員や文学賞の事務担当のスタッフなどにたくさん招待状を出したのですが、来てくれる人が少なくて、困っているということでした。
私は人数が足りないのでかり出されるだけのようでしたが、一流のホテルで料理が食べられるので行くことにしました。
パーティーの会場は有名なホテルの宴会場で普段は結婚式の披露宴をする場所でした。
受付で名前を書くと、すぐ横には有名な小説家の名前も書いてありました。
テーブルがたくさん並んでいましたが、その割りには出席する人はそれほど多くありませんでした。
胸に赤い花を付けているのは来賓で、出版社の人も来ているようでした。
大学の時の友達や先輩の親戚などが大勢来ていて、あちこちで名刺を渡したり何度もお辞儀をしているのが見えました。
大学の時のコーラス部の女の子達が隅で固まってなにやら、話をしているのが見えたので、そばに寄ってみると。
「ねね、文学賞の受賞パーティーだというのでね、招待状山ほどだして、広い会場手配したんだけどね、ほとんど返事もこないんだって」
「それで私たち呼び出したらしいのよ」と嘘かホントか判らない噂をヒソヒソ話していました。
来賓の挨拶が終わると後は、料理を食べながら、友達と適当におしゃべりをして過ごしました。
料理も残り少なくなると、もう次の予定があるらしくてボーイさん達が後片付けを始めました。
会場を後にして帰ろうとすると、大学の時の友達みんなでお茶を飲んで行こうという話になりました。
大学の時帰りによく寄った、喫茶店にみんなで入ると話に花が咲いてなかなか帰る口実を見つけられませんでした。
ようやく話す話題もなくなって誰ともなく席を立つと、こんどは「私が払う」とかのレシートの奪い合いが始まり、私はうんざりして見ていました。
一応は「あ、私が払います」と言っては見たものの、さっさと誰か払えばいいのにと思うだけでした。
一応は一番学年が上だった先輩が払うことになりやっとお開きになりました。
帰ろうとすると佐知子さんに呼び止められました。
「ねえ、教育年表借りたままになってるでしょう、今日返すから取りに来てよ、ねえいいでしょう」と言うので私は帰りに寄ることにしました。
佐知子さんのアパートは大学の近くで、よくクラブのコンパの後みんなで一緒に集まっては夜遅くまで騒いだのが思い出でした。
アパートへ曲がる路地を入ると懐かしくて涙がでそうになりました。
佐知子さんは大学のとき住んでいたアパートの前を通り過ぎると少し離れたマンションに私を案内しました。
「いちおう引っ越ししたの、すぐ近くなんだけど、お風呂ないと不便でしょう」と言われて、私は部屋に入りました。
すぐに書棚に案内されましたが、大学の時使った教科書がまだそのまま並べられていて、私は懐かしさで胸がいっぱいになりました。
一番目のつくところに、私が大学の時使っていた教育年表がきちんとおいてありました。
本を受け取った後、お茶を飲みながら話しをしていると玄関のドアががんがんとなりました。
佐知子さんが急いでドアを開けると怖い顔をした男が二人立っていました。
「金は、いつ返してもらうんだ、400万だぞ、いったいどうやって返すんだ」と怖い顔で怒鳴り始めました。
私は怖くなりましたが佐知子さんは平然として「今利息払いますから」と言って、ミニスカートを脱ぎ始めました。
パンティーも脱ぐと、すぐ男の前で膝をついて口を使い始めました。
私はびっくりして腰が抜けたように動けなくなりました。
「そっちの女もやってもらうぜ、」と言うと男が私の前に立ちました。
「有紀ちゃんお願いね、せっかくだから楽しみなさいよ、」と佐知子さんが言うのが聞こえました。
私はなにをすればいいのかすぐに気がつきました。
舌先を使って軽く先端をくすぐるとあなたは腰を前に突き出して私の口いっぱいに頬張らせてきました。
屈辱的な行為を享受する快楽をあなたは追い続けました。
支配者は陵辱を繰り返すたびに喉の奥までいっぱいに届くと、腰を前後に振る勢いが逞しさを増し続けました。
支配される快感がやがて私の体中を満たして、次の瞬間にあふれ出てきました。

                                                      (完)
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