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【エピローグ】『アレ』って何で持っていたんですか?(明智栞・談)
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二年間の両片想いにあった私達だが、『飲み会』という一押しがあったおかげで私の念願通りの流れを経て結んだ『加害者と被害者』もしくは『持ち主とオナホ』という関係から、無事交際にまで至った。今までのヤキモキした期間も今思い返せばただのスパイスであり、お互いの愛が盛り上がる為には必須の時間であったのだと……思っておこう
(でも、ぶっちゃけすぐに結ばれたかったぁぁぁ)
『先輩は鈍い!どうして気が付いてくれないの?』がお互い様であった点に関しては恥ずかしくってならない。
(多分コレ、『両片想い』じゃね?って職場の皆にはバレていたパターンだよね……)
今更気が付き、カッと顔が熱くなる。天然ほわほわ系じゃないから自分の感情がバレている自覚は当然あったが、『どっちも』だと気が付けなかったとか、馬鹿じゃないかと!
(……明日は仕事に行く前に菓子折りでも買って、『お騒がせしました』の意を込めて皆に配ろうっと)
自分で設けている毎月の予算的には手痛い出費だが、必要経費ってやつですよね。
「どうしたんだ?百面相なんかして」
自宅まで車で私を連れ帰るなりソファーに押し倒して即アレコレと致し、中出ししまくってスッキリ顔をしている神楽井先輩が、下だけ穿いた状態で後ろから抱きついてきた。その筋肉美を素肌で直に堪能していると、「……あ。ごめん、腹減ったよな。何か作るか?」と訊かれた。空腹で困っていた訳じゃないんだが、早とちりが可愛いからまぁいいか。
火傷が怖いからお互いに一旦ちゃんと服を着込み、一緒にキッチンに立って、手伝い合いながら料理をする。明日も普通に仕事だし、時間も時間なので軽く温かいうどんにしようとネギや大根を切りながらふと思った。
(そういや、先輩は何で、拘束具なんか持ってたんだ?)
まさか『元カノと使っていたとか?』とちょっと考えただけでもモヤッとしてしまう。元彼の数だけは無駄に多い私がどうこう言う権利は無いとは思うのだが、『“最後の女”になれたのならいいじゃないか』とはなかなか思えなかった。
「調理中に考え事なんか危ないぞ」
「あ、すみません。ただちょっと……その、先輩は何で拘束具なんか持ってたんですか?」
包丁を手に持ったまま問い掛けると、「ちょっと待て、怖い怖い」と流石に引かれてしまった。どうやら目がいっちゃってたみたいだ。似合うのならば『やーん。てへぺろ』って感じで誤魔化したい所なのだが、今更だろうからやめておこう。
「あれはだな、ただ、毎晩明智の事を考えているうちに、何かポチッと買ってただけで別に他意は無いんだ」
「ソレって、いっそ無理矢理にでも捕まえて置いておきたいって願望がダダ漏れだった結果って感じですか?」
やだ、めっちゃドキドキしてきた。現状既に毎分毎秒ずっと惚れ直している状態だっていうのに、これ以上惚れさせて私をどうする気なんだ。
「まぁ、そうなるんだろうな。他にもスケスケの下着とか、穴あきのショーツとか……って、さ、流石に引くよな……」
「は?大歓迎以外の何ものでもありませんが?」
何ならこの後即着たって良いくらいだ。
「そ、そっか。なら良かった」と安堵する顔まで可愛い。ホント可愛い、可愛い超えてもう尊さすらある。
「ちなみにぃ、先輩は私の写真とか持ってたり、撮ってたり、飾ったりしちゃったりって——」とまで言って『流石にないよねぇ。部屋の中も普通だし』と思い直した。
「してるけど、問題だったのか?え?好きなら当たり前じゃないのか?ソレって」
動揺しながら肯定してくれるとか、嬉し過ぎてHPを大量に持っていかれた。ただでさえ先程ごっそりエロイ運動で消費済みだっていうのに!
「あ、あ、後で、その部屋見せて下さいっ!」と懇願すると、「あぁ、もちろん」と優しく返してくれるとか、もうどうしてくれようか。
「そんなに好きなら、いっそ監禁してくれても良いんですよ?」
「ごめん、ソレは出来ないなぁ。だって——」
「仕事している間もずっと明智を見ていたいのに、監禁なんかしたら、ソレが画面越しになっちゃうじゃないか」
瞳孔開き気味の真顔で言われて、『んんっー!』と叫びたくなった。
「確かにそうですね!やっぱ裸眼で観るのが一番ですもんね!」
先輩の方が一枚上手でもう堪らんっ!もうさ、『好き!結婚して!』と大声て言っても良いんじゃないだろうか?婚姻届だって既に鞄の中にある訳だし!
「あ、でも、明日からは会社のPCに標準搭載されてるカメラでずっと見ていても良いよな?生でも見たいけど、別角度での明智の顔も見ていたいから。記録しておくからいつでも見返せるし」
「はい!もう喜んでっ!」
胸が高鳴り過ぎてどうにかなってしまいそうだ。既に勝手にやってくれていても良かったが、良識的な先輩も素敵で惚れる!
「スマホに位置情報の追跡アプリも入れておきますか?盗聴器だって持ち歩きますよ?」
興奮気味にそう言ってしまってから、急にちょっと怖くなった。昔の彼氏達に軒並み振られた原因になった台詞を、勢いのまま、また言ってしまったからだ。嬉し過ぎて有頂天になっていたとはいえ、己の中で禁止ワードにしたつもりでいたのに、まだちゃんとそうは出来ていなかった自分に腹が立つ。
(……ど、どうしよう。先輩にまでフラれたらマジでこの先もう生きていけない気がする)
包丁なんか持っている状態なせいか、手先が冷えて震えまでし出した。
「良いのか?んじゃこの後お互いのスマホに入れておくか。そうだ、カレンダーのアプリも入れて、予定表の共有なんかもしておかないか?でも、まあぁどうせずっと一緒だから仕事の流れを書き込んで終わりそうだけど。盗聴器はまだ持っていなかったから、そっちは後日って感じになるなぁ」
引くどころか、むしろ『プライベートなんかあげないよ?』みたいな顔で普通に受け止めてくれて段々泣きたくなってきた。ここまで自分の性癖とピッタリと嵌る相手になんかもう一生出会えないって断言出来る。
「どうした?疲れたんなら、休んでいていいぞ。それとも先に風呂にするか?」
「大丈夫です!でも、ご飯食べたら一緒に入りませんか?」
先輩のおかげですっかり元気になれた。ホント、神楽井先輩ってどうしてここまで寛容なんだろう。
「最初からそのつもりだったんだが、違ったのか?」
「……幸せ過ぎて倒れそうなんですけど」
「ははっ!彼氏冥利に尽きる台詞だな」
(彼氏……。そう言えば、結局先輩には元カノとかいるんだろうか?)
いても不思議じゃないフェイスタイプだけど、仕事中は見事に隠しているからどちらなのか想像がつかない。知っていそうなのは、先輩の幼馴染でもある社長くらいだが、気軽に訊ける様な相手じゃない。
「あの、ちょっと訊いてもいいですか?」
「ん?」
「先輩って、過去に交際経験って……」
「ある訳ないだろう?」と言って、ははっと先輩が自虐的に笑った。
「あったら、オレと別れたりとか無理だから」
やん、もう。また人のツボのど真ん中を突いてくるんだから、この人ったら!あぁぁもう、胸が苦しくってしょうがない。ときめき過ぎて過呼吸にでもなりかねないくらい息が苦しい。スンッと冷めた顔で言われたのもあって、余計にツボってしまった。
「あぁぁぁぁもう好きぃ結婚してぇぇぇ」
ちゃんと一旦包丁を置き、次の瞬間にはキッチンの床に勢いよく突っ伏し、本心を叫んでしまった。プロポーズなのに、勢いがもう、別れたくないと泣きついている人みたいな状態だ。
「むしろもういいのか?先に親への挨拶をしたいかと思っていたんだが」
(コレまでサラッと、当たり前みたいに返すとか!)
「オレのはもう記入済みだから、いつでも大丈夫だぞ」
「好きぃぃぃ」と叫び、神楽井先輩に抱きつく。もう気分はすっかり先輩の嫁である。
「願掛けのつもりで、二年前の入社式の後に書いた物が、もう役に立つなんてな」
気が早くて、重たくってドチャクソ幸せだ。出逢うべくして出逢った相手なんだって、コレは運命だって本気で思えた夜だった。
【【エピローグ】『アレ』って何で持っていたんですか?・完】
(でも、ぶっちゃけすぐに結ばれたかったぁぁぁ)
『先輩は鈍い!どうして気が付いてくれないの?』がお互い様であった点に関しては恥ずかしくってならない。
(多分コレ、『両片想い』じゃね?って職場の皆にはバレていたパターンだよね……)
今更気が付き、カッと顔が熱くなる。天然ほわほわ系じゃないから自分の感情がバレている自覚は当然あったが、『どっちも』だと気が付けなかったとか、馬鹿じゃないかと!
(……明日は仕事に行く前に菓子折りでも買って、『お騒がせしました』の意を込めて皆に配ろうっと)
自分で設けている毎月の予算的には手痛い出費だが、必要経費ってやつですよね。
「どうしたんだ?百面相なんかして」
自宅まで車で私を連れ帰るなりソファーに押し倒して即アレコレと致し、中出ししまくってスッキリ顔をしている神楽井先輩が、下だけ穿いた状態で後ろから抱きついてきた。その筋肉美を素肌で直に堪能していると、「……あ。ごめん、腹減ったよな。何か作るか?」と訊かれた。空腹で困っていた訳じゃないんだが、早とちりが可愛いからまぁいいか。
火傷が怖いからお互いに一旦ちゃんと服を着込み、一緒にキッチンに立って、手伝い合いながら料理をする。明日も普通に仕事だし、時間も時間なので軽く温かいうどんにしようとネギや大根を切りながらふと思った。
(そういや、先輩は何で、拘束具なんか持ってたんだ?)
まさか『元カノと使っていたとか?』とちょっと考えただけでもモヤッとしてしまう。元彼の数だけは無駄に多い私がどうこう言う権利は無いとは思うのだが、『“最後の女”になれたのならいいじゃないか』とはなかなか思えなかった。
「調理中に考え事なんか危ないぞ」
「あ、すみません。ただちょっと……その、先輩は何で拘束具なんか持ってたんですか?」
包丁を手に持ったまま問い掛けると、「ちょっと待て、怖い怖い」と流石に引かれてしまった。どうやら目がいっちゃってたみたいだ。似合うのならば『やーん。てへぺろ』って感じで誤魔化したい所なのだが、今更だろうからやめておこう。
「あれはだな、ただ、毎晩明智の事を考えているうちに、何かポチッと買ってただけで別に他意は無いんだ」
「ソレって、いっそ無理矢理にでも捕まえて置いておきたいって願望がダダ漏れだった結果って感じですか?」
やだ、めっちゃドキドキしてきた。現状既に毎分毎秒ずっと惚れ直している状態だっていうのに、これ以上惚れさせて私をどうする気なんだ。
「まぁ、そうなるんだろうな。他にもスケスケの下着とか、穴あきのショーツとか……って、さ、流石に引くよな……」
「は?大歓迎以外の何ものでもありませんが?」
何ならこの後即着たって良いくらいだ。
「そ、そっか。なら良かった」と安堵する顔まで可愛い。ホント可愛い、可愛い超えてもう尊さすらある。
「ちなみにぃ、先輩は私の写真とか持ってたり、撮ってたり、飾ったりしちゃったりって——」とまで言って『流石にないよねぇ。部屋の中も普通だし』と思い直した。
「してるけど、問題だったのか?え?好きなら当たり前じゃないのか?ソレって」
動揺しながら肯定してくれるとか、嬉し過ぎてHPを大量に持っていかれた。ただでさえ先程ごっそりエロイ運動で消費済みだっていうのに!
「あ、あ、後で、その部屋見せて下さいっ!」と懇願すると、「あぁ、もちろん」と優しく返してくれるとか、もうどうしてくれようか。
「そんなに好きなら、いっそ監禁してくれても良いんですよ?」
「ごめん、ソレは出来ないなぁ。だって——」
「仕事している間もずっと明智を見ていたいのに、監禁なんかしたら、ソレが画面越しになっちゃうじゃないか」
瞳孔開き気味の真顔で言われて、『んんっー!』と叫びたくなった。
「確かにそうですね!やっぱ裸眼で観るのが一番ですもんね!」
先輩の方が一枚上手でもう堪らんっ!もうさ、『好き!結婚して!』と大声て言っても良いんじゃないだろうか?婚姻届だって既に鞄の中にある訳だし!
「あ、でも、明日からは会社のPCに標準搭載されてるカメラでずっと見ていても良いよな?生でも見たいけど、別角度での明智の顔も見ていたいから。記録しておくからいつでも見返せるし」
「はい!もう喜んでっ!」
胸が高鳴り過ぎてどうにかなってしまいそうだ。既に勝手にやってくれていても良かったが、良識的な先輩も素敵で惚れる!
「スマホに位置情報の追跡アプリも入れておきますか?盗聴器だって持ち歩きますよ?」
興奮気味にそう言ってしまってから、急にちょっと怖くなった。昔の彼氏達に軒並み振られた原因になった台詞を、勢いのまま、また言ってしまったからだ。嬉し過ぎて有頂天になっていたとはいえ、己の中で禁止ワードにしたつもりでいたのに、まだちゃんとそうは出来ていなかった自分に腹が立つ。
(……ど、どうしよう。先輩にまでフラれたらマジでこの先もう生きていけない気がする)
包丁なんか持っている状態なせいか、手先が冷えて震えまでし出した。
「良いのか?んじゃこの後お互いのスマホに入れておくか。そうだ、カレンダーのアプリも入れて、予定表の共有なんかもしておかないか?でも、まあぁどうせずっと一緒だから仕事の流れを書き込んで終わりそうだけど。盗聴器はまだ持っていなかったから、そっちは後日って感じになるなぁ」
引くどころか、むしろ『プライベートなんかあげないよ?』みたいな顔で普通に受け止めてくれて段々泣きたくなってきた。ここまで自分の性癖とピッタリと嵌る相手になんかもう一生出会えないって断言出来る。
「どうした?疲れたんなら、休んでいていいぞ。それとも先に風呂にするか?」
「大丈夫です!でも、ご飯食べたら一緒に入りませんか?」
先輩のおかげですっかり元気になれた。ホント、神楽井先輩ってどうしてここまで寛容なんだろう。
「最初からそのつもりだったんだが、違ったのか?」
「……幸せ過ぎて倒れそうなんですけど」
「ははっ!彼氏冥利に尽きる台詞だな」
(彼氏……。そう言えば、結局先輩には元カノとかいるんだろうか?)
いても不思議じゃないフェイスタイプだけど、仕事中は見事に隠しているからどちらなのか想像がつかない。知っていそうなのは、先輩の幼馴染でもある社長くらいだが、気軽に訊ける様な相手じゃない。
「あの、ちょっと訊いてもいいですか?」
「ん?」
「先輩って、過去に交際経験って……」
「ある訳ないだろう?」と言って、ははっと先輩が自虐的に笑った。
「あったら、オレと別れたりとか無理だから」
やん、もう。また人のツボのど真ん中を突いてくるんだから、この人ったら!あぁぁもう、胸が苦しくってしょうがない。ときめき過ぎて過呼吸にでもなりかねないくらい息が苦しい。スンッと冷めた顔で言われたのもあって、余計にツボってしまった。
「あぁぁぁぁもう好きぃ結婚してぇぇぇ」
ちゃんと一旦包丁を置き、次の瞬間にはキッチンの床に勢いよく突っ伏し、本心を叫んでしまった。プロポーズなのに、勢いがもう、別れたくないと泣きついている人みたいな状態だ。
「むしろもういいのか?先に親への挨拶をしたいかと思っていたんだが」
(コレまでサラッと、当たり前みたいに返すとか!)
「オレのはもう記入済みだから、いつでも大丈夫だぞ」
「好きぃぃぃ」と叫び、神楽井先輩に抱きつく。もう気分はすっかり先輩の嫁である。
「願掛けのつもりで、二年前の入社式の後に書いた物が、もう役に立つなんてな」
気が早くて、重たくってドチャクソ幸せだ。出逢うべくして出逢った相手なんだって、コレは運命だって本気で思えた夜だった。
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