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2巻

2-2

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 ジッチャンが〈最上位職〉フウマとなってしまい、まったく勝てなくなった彼は、失意のどん底に落ちた。
 そんな彼が選んだのは、このシノビノサト村のナンバー2として生き、シノビスキルの新たな使い方を開発するなどという一般的かつ平和的な道ではなかった。
 そこでも彼は持ち前の独自性を発揮してしまったのだ。
 シノビノサト村にある門外不出の危険な薬を外の世界に持ち出し、シノビの技とともに広めようと考えたらしかった。
 シノビノサト村を開いた俺の曾祖父は、「抜け忍」と呼ばれるそうした存在を厳しく取り締まるように、シノビの掟として定めていた。結局、ナラクは、ジッチャンに始末されてしまったという。
 俺は、ナラクの創意工夫はすごく素晴らしいものだと思う。
 その発想の自由さには、どこか憧れさえも感じた。

(……けど、死んじゃったんだよな……)
「どうしたの、フウマ?」
「若様! どうかされましたか?」

 俺がドラゴンの背に着地すると、俺を心配するような声がかかった。
 ドラゴンの背に仲良く乗っていたのは、リノとイヌガミだったのだ。
 気落ちした雰囲気をかき消すように俺は首を振る。

「いや。なんでもない」
「そう? フウマはときどき一人で考え込んで悩むから心配」
「若様!」

 イヌガミがリノの台詞に割り込むように叫んだ。

「肉を食えば、大抵の悩みは吹き飛ぶであります!」

 俺は、アイリーンにやられたみたいに、イヌガミのぷにぷにした頬を指でつんつんした。その指先にイヌガミが前足でじゃれついてきた。
 ふと何気なく視線を向けると、なんだか乗り物酔いを起こしたようなセーレアが隣のドラゴンの上にいた。
 三つ編みにした青い髪がいつもより力なく垂れ下がっている。トレードマークの背の高い三角帽子もそうだ。
 っていうか、あれは本当に髪が乱れて、三角帽子のてっぺんをぶつけでもしたのかもしれない。
〈天雷の塔〉に囚われていた時にドラゴンが受けた傷は、セーレアの治癒魔法によってかなり回復していた。
 ドッグファイトに見えたのは、回復したのが嬉しくて、飛び回っていたためらしい。
 体は大きくても……まだ子供だな。
 セーレアを乗せているのはお礼のためだろう。
 セーレアは偉大な青魔道士であり、同時に〈治癒神の御手教会〉の癒し手にしか使えないと思われていた、治癒魔法の使い手でもある。
 今も……うん、頑張って治癒魔法で自分の乗り物酔いを回復させようとしていた。……いたのだが。

「うっぷ……〈水の小神しょうしん〉の加護よ……うっぷうっぷうぅぅぅ……私に力を与えたま……おげえ!」

 ずるずるとドラゴンの胴体の端っこに移動して、地面に向かって何かを吐いた。
 うら若き乙女の痴態ちたいを見ないように、そっと俺は目をそむけた。

「ううう……呪文……また唱え直し……ううぅ……〈水の小神〉の……」
「なあ、リノ」
「きゃっきゃっ速い速い! ――なに、フウマ?」

 リノとイヌガミは子供だからか、乗り物酔いしないタイプだからか、旋回するドラゴンの背にいても変わった様子はない。
 まあ、イヌガミは年齢的には子供ではないが、見た目も中身も幼いのでその扱いでいいだろう。

「そろそろこの遊びをやめてあげたらどうだ。それか、セーレアを一度下ろしたらどうだ?」
「若様!」
「ん?」
「お言葉ですが、これは試験飛行であります!」

 イヌガミがビシッと声を上げた。

「そうなの?」

 俺がリノに尋ねると、彼女は頷いた。

「うん。イヌガミの言う通り、これは試験飛行だよ」
「そうなのか……」

 てっきり遊んでいるとばかり思っていた。
 イヌガミは「おい、もっと試験飛行っぽく高度を上げて、ドッグファイトらしくしろ」と命じている。
 俺はセーレアに向けて、心の中で合掌がっしょうした。
 リノが説明を付け加える。

「人を乗せて、空を飛んで、急な軌道きどうを描くの。振り落としてしまわない程度の見極めとか、カーブの描き方とか、いろいろ知ろうとしてるの」
「傷が癒えてから、まだそれほど経ってないだろ?」

 助けたのはついこの間、ほんの一ヶ月ほど前なのだ。

「この子たちの希望なの。いざという時に備えたいんだって」
「……いざという時……」

 俺は、この二匹のドラゴン――雷電らいでん紫電しでんの名付け親にこそなったものの、彼らの詳しい事情は聞いていなかった。
 おそらく親を討たれ、あげくに〈天雷の塔〉に長い間、文字通りい付けられていたのだ。きっと話したくないことも多いだろうと思って。
 だがリノの方は、なぜかイヌガミやドラゴンなどに好かれるらしく、かなり打ち解けて深い話もできるようになっていたらしい。俺はリノの話に耳を傾ける。

「フウマや他のみんなにも、いっぱいお世話になったから、少しでも強くなって、役に立ちたいんだってさ」
「へえー……」

 なかなか殊勝な心掛けだ。
 ドラゴンは、他の生物と一線をかくすような巨体を持ち、体表は硬いうろこに覆われている。空だって飛べるし、ブレスだって吐ける。
 正直、訓練なんてしなくても十分すぎるほど強いのだ。
 それなのに、自分から訓練するだなんて偉いもんだな。
 なんとなく、ナラクのことを連想した。『〈影走り〉奈落』の練習中だったからかな。
〈影走り〉にしたって、普通に使うだけで他の職業を十分圧倒できるほど強力なスキルだ。
 にもかかわらず、ナラクは特別な使い方を考案し、新たな名をつけた。
 今では当たり前のように、俺なんかも『〈影走り〉奈落』と口にするが、実際にはそういうスキルは存在しないのだ。
 あるのは、あくまで〈影走り〉のみ。
 ただその特別な使い方を編み出したに過ぎない。

(……ほんと、何度考えてもナラクって凄いよな……)

 ジッチャンのライバルだっただけはある。
 同時に――。

(やっぱそこまで凄い人すら殺さなきゃならないシノビの掟って、なんかヘンだ……)

 そんな思いが胸の中で渦巻いた。
 といっても、セーレアが自分の髪のように真っ青な顔をして、ドラゴンの背中から地面に真っ逆さまに落ちていったので、すぐさまその思考は中断されたが。
 俺は慌てて、空中に飛び出してセーレアをキャッチし、〈手刀しゅとう〉の衝撃波によって落下の勢いを軽減して、事なきを得た――かに見えたが。

「うわー……すごい……ゲロ臭い…………」

 一応乙女であるセーレアは、必死に今まで耐えてきたのだろう。途中で力尽きて、意識まで失ってしまっているが。
 初めて身近に感じるセーレアの体温だが、そんなぬくもりの感慨に浸っているわけにいかない。
 いつもは俺にすぐ駆け寄ってくるイヌガミとリノも、ドラゴンを着陸させて地面に下りたものの、こっちに寄ってこない。俺は遠くの二人に呼びかけた。

「セーレアの介抱かいほうを頼む。俺は……風呂にでも行ってくるよ」



      2



「まあ、どうなされたのですか? フウマ様! そのようなお召し物で!」

 ゲロまみれになった俺の服を見て、たまたま出くわしたヒメサマーが驚いた声を上げた。
 ヒメサマーの周囲には、猫顔の獣人などが数人いる。だが、近づいて話しかけてきたのはヒメサマーだけだ。
 他の獣人たちは、むしろ俺から距離を取った。獣人たちは鼻が良いらしいのだ。

「ああ、これはセー……」

 途中まで言いかけて、やめる。セーレアの名誉のために。

「……ちょっとな」

 答えをぼかした俺に、ヒメサマーは苦笑した。
 あれほどドラゴンが大はしゃぎして空を飛び回っていたのだ。おそらく何があったか、だいたいのところを察したのだろう。けど、それについては触れない。

(やっぱ……いいとこのお嬢様っぽいよな……)

 品の良い家猫。
 そういうイメージがヒメサマーにはある。

「もしお風呂に入るのでしたら、入浴のお手伝いをしましょうか!」
「ヒメサマー!」「ヒメサマー! それはなりません!」「獣人の掟が……!」

 などと取り巻きたちが悲鳴のような声を上げる。
 ヒメサマーはメス……いや、女の子だ。
 正直、顔形からは性別がほとんどわからないが。

「気持ちはありがたいけど、自分一人で入れるからいいよ」
「……そうですかぁ……」

 しょぼんとしたヒメサマー。
 ヒゲが少ししんなりとして垂れ下がった気がする。可愛い。
 けどこの可愛さは、アイリーンの仕草を見た時に感じる可愛さとは違う。どっちかって言うと、イヌガミと同系統の可愛さなのだ。
 そもそも毛むくじゃらだしな。とても恋愛対象だとか、そういうものにはならない。
 けど……。

「では、また何かあればお呼びくださいね!」

 にこやかに笑うヒメサマーは……ひょっとすると俺に恋心を抱いているのかもしれない。
 以前、それっぽいことを獣人の何人かに言われたのだ。
 微笑ましそうに言う者、ちょっと警戒するように言う者、珍しそうに言う者……。いろいろいたが、彼らには共通した主張があった。
 それとなく……距離を取ってほしい、というものだ。
 ヒメサマーたちが去った後、民家の物陰でじっとこちらを見ていた者が、「ぐぬぬっ」と歯ぎしりする音が聞こえてきた。なかなか盛大な歯ぎしりだ。人やエルフなんかじゃ、こうはいかないだろう。

「何してるんだ、エイユードノ」

 俺が声をかけると、歯ぎしりの主――エイユードノは民家の陰から出てきた。

「くれぐれも……くれぐれもぉおお!」

 先程の回想に出てきた、ちょっと警戒するように言ってきたのが、このエイユードノだった。

「大丈夫だよ」

 ヒメサマーは確かに可愛い。けど、エイユードノが心配するような意味での可愛さではないのだ。

「あまり大きな声では言えぬが……」

 エイユードノは自分が先程いた民家の陰、路地の突き当りに俺を手招きすると、小声でまくし立てるように言った。

「我ら獣人にも、シノビ同様掟がある」
「知ってるよ。いくつか聞いた」

 よくわかんないのは発情期以外に異性と……まあ、そういうことをするのは禁止だとかいうものだ。人なんかにはまったくない掟だった。
 他にも、特に注意された掟がある。

「――我ら獣人は掟により、異種族と交わることは禁止されている……くれぐれも……くれぐれもぉおおお……!」

 また歯ぎしりし出した。
 正直、このエイユードノの歯ぎしりの音はかなり耳障みみざわりだ。せっかく路地の陰で話し合っても、注目を集めてしまいそうである。
 俺がそんな心配をしていると、返事を渋っているとでも思われたのか、射殺さんばかりの目で睨みつけられた。
 彼ら獣人に限らず、元奴隷たちは俺のことを尊敬している。
 それでも絶対に譲れない一線なのだろう、彼にとって。

「大丈夫だよ。大丈夫!」

 本当に大丈夫なのだ。
 いくら二足歩行だからといって、動物っぽい外見の生き物に、その、欲情したりするわけがない。
 そもそも人間・魔族・エルフの三種族と獣人の間には、異性に対する美醜びしゅうの認識に大きな差があるようなのだ。

(だいたい尻尾のつややかさとか、太さとか、長さとか言われても……他の種族にそんなものないしな)

 そんなわけで、俺はエイユードノを必死になだめ、ようやく解放された後で、やっと風呂にありつけたのだった。
 さっぱりした俺は髪をふく。
 そういえば、以前、風呂上がりのヒメサマーに出会ったことがあった。
 まず、出くわした瞬間、彼女はフリーズ。
 次に、ぶわっと、全身の毛という毛が逆立ち、ヒゲまで広がった。それから顔を両手で隠して、取り巻きの背中に隠れたのだ。
 ……その後で知ったのだが、あの風呂上がりのへにゃんとした姿を見られるのが、獣人の間……特に男女の間では恥ずかしいらしい。

(そういや、イヌガミも風呂に入れると、体積がずいぶんしぼむんだよな)

 もふもふの毛のせいである。あと、水で濡らした後のイヌガミは、地味にちょっとだけ足が長く見える。腹の下にある毛が濡れてお腹にひっつき、足の毛も足にまとわりつくからだろう。全体的にスリムになるのだ。
 それに……言うまでもないが、イヌガミは恥ずかしがらない。
 ぶるぶるぶるっと水気を飛ばして、みんなに迷惑がられたりするくらいだ。
 そんなことを考えながら歩いていると、そこだけパァッと光っているかのような二人組がいた。
 オージ・デンカ。それに……アイリーン。
 二人は仲良く歩きながら話している。
 アイリーンもオージ・デンカも笑顔。
 もともと人目を引く美貌びぼうの二人――しかも男女だ――が並ぶと、……すごく、いろいろハンパない。
 二人の周りに漂うのは神々こうごうしいオーラ。俺のような陰気な人間を寄せつけないオーラが放たれていた。
 ちょうどエイユードノが隠れるのに使っていた民家があったので、その陰に隠れる。

「ぐぬぬぬっ……!」

 エイユードノを真似てこっそり見つめていると、まるで彼の霊が乗り移ったかのように、歯ぎしりしてしまった。
 いや、エイユードノは死んでないけどね。

「なにやってるの? フウマ」

 背後から呆れたような声がした。
 本当にアイリーンたちに集中していたため、背後に人がいたのに気づけなかった。
 声の主はオゥバァだ。リノと同じくダンジョンの近くで出会ったダークエルフの少女。宗教都市ロウから逃げ出す時も、力になってくれた。
 もともと〈上位職〉で、神出鬼没しんしゅつきぼつな彼女相手とはいえ、ここまで気づけないとは反省反省。

(俺ってどうも……精神的に未熟だよな……)

 つくづく思う。
 すると、セーレアも向こうからやってきた。どうやら風呂上がりらしい。
 なぜ風呂に入ったかは言うまい。ただもうゲロの臭いはしないとだけ言っておこう。
 ちなみに、男湯と女湯は別の建物に分かれている。一応、少しだけ離れて立っていた。

「どうせ、色恋絡みでしょ」
「イロコイ?」

 セーレアの説明に、オゥバァは不思議そうにした。

「奴隷たちの大脱走と、その後の食料調達や寝床の確保なんかのドタバタから約一ヶ月。やっと落ち着いてきて、その反動で色恋沙汰が増えたんでしょうね」
「いや。色恋と決まったわけじゃないし」

 たまたまアイリーンとオージ・デンカが歩いていただけだ。
 そう。たまたまなのだ。

「なぁに必死になってるんだか。……だったらちゃっちゃと行動起こしなさいよ、新村長さん」

 オゥバァがセーレアの発言に疑問を挟んだ。

「新村長って、なんの話?」
「フウマがね、このシノビノサト村の四代目の村長になったのよ。ほら、いっぱい奴隷連れてきて移住させたでしょ? もう村民の四分の三がフウマ絡みなの。で、ちょうどいい機会だから、ってフウマのお祖父さんが村長の座を譲ったのよ」

 オゥバァはなるほどといった表情で頷く。

「へーおめでとー」
「やーありがとー」
「って、なんでオゥバァがいるんだよ!」
「って、なんでオゥバァがいるのよ!」

 俺とセーレアのツッコミが重なった。
 移住者歓迎の宴があった晩には、オゥバァはもういなくなっていたのだ。
 久しぶりに里帰りするとか言って。
 てっきりすぐに帰ってくると思っていたが、一ヶ月間音沙汰なしだった。
 それなのに、当たり前のように話に加わっていて……。

「ふっ、ふふふ……」
「はっ、はははは……」

 セーレアと俺が同時に笑い出した。
 なぜ笑われたのかわからないらしいオゥバァは首を傾げた。

「もうっ、相変わらずね、オゥバァは」
「おかえり、オゥバァ」

 セーレアと俺にそう言われて、オゥバァは微笑んだ。

「ただいま、フウマ、セーレア!」





      3



「で、急いで帰ってきた理由だけどね」
「ん?」
「え?」

 オゥバァのセリフに、俺とセーレアの疑問の声が重なる。

「なに?」
「「…………」」

 二人で顔を見合わせる。

「いや。今、言い間違えなかったか?」
「そうそう。急いで帰ってきたとかなんとか……」

 俺とセーレアにそう言われて、オゥバァは小さく三つ編みにした自分の髪をいじった。

「んん? ……私、急いで帰ってきたんだけど」
「ああ、もしかしてオゥバァの里って遠いのか?」
「いいえ。私の足なら往復で三日くらいかな。全力ならもっと短縮できる」
「…………」

 沈黙してしまった俺の代わりに、セーレアが尋ねた。

「じゃあ、一ヶ月の大半は里にいたんでしょ?」
「そうだね。久しぶりにちょっとのんびりできたかな」
「ちょっとぉー?」

 セーレアが声を上げる。そこで、俺はようやく思い至った。

「もしかして、ダークエルフ的には一ヶ月って短いのか?」
「ああ! そっかそっか! あまり外の人と待ち合わせしたりとかしないから、よくわからなかったよー」

 オゥバァは笑っているが、種族間の違いがここまで大きいとは驚きだった。

「ちなみに、オゥバァのところの村長っていくつ?」
「え? 三百歳以上」
「以上?」
「うん。詳しくはわからないし」

 なるほど。俺はオゥバァの返事に納得した。
 寿命が数倍ある種族なら、一ヶ月はちょっとの間という感覚なのかもしれない。それなら急いで帰ってきたというのも筋が通る。

「それにしても、すっきりした顔しているな、オゥバァ」
「そう?」

 オゥバァは自分の褐色かっしょくの頬を撫でた。

「うーん。まあ、久しぶりに友達と話したり、長老にいっぱいこっぴどく叱られたりしたからかな。ほら、フウマがシノビの修業しゅぎょうの一環だってやってたやつみたい」
「……え? あるかそんなの?」
「滝に打たれて精神を集中させるっていうやつ」
「ああ……! って、どこが一緒なんだ?」
「長老に説教されている間、ひたすら耐えるだけ。無の心になるの」

 オゥバァは、俺が以前見せてあげた、滝に打たれる荒行あらぎょうを真似するみたいに、合掌して目を閉じて、「むー!」などと唸っている。

「こんな奴に説教しなくちゃいけないなんて、村のトップはやっぱ大変ね。ねえ、新村長さん」
「なんで俺に話を振るかな……」
「そういや色恋がなんたら、ってなんのこと?」

 オゥバァの問いに、俺はそっぽを向く。
 だが残念ながら目ざといオゥバァはすぐに気づいた。

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