5 / 30
忘れものをとりに
しおりを挟む
けっこうヤバかったかもな。
まちがえて出されたとはいえ、高校生なのに飲酒してたんだから。
結局、お店の人が本当にまちがえたのか、わざとだったのかはグレー。
「うげー。きもちわりー。いま帰宅」
児玉からラインがきた。
ちょうど六時で、こっちもちょうど家についたばかりだ。
五時ごろまで、おれたちは公園のベンチにすわって児玉の酔いをさますのにつきあっていたからな。
コンコン
ドアがノックされた。
「正ちゃん。お食事の用意ができてるわよ」
「……」
「もしかして、一人でいかがわしいことしてるのカナ? あら~若いわねぇ~」
おい、と学習机の椅子にすわったまま言うと、ドアをあけて入ってきた。
幼なじみで妹の勇。
白Tに黒いショートパンツという夏場みたいなかっこう。
こいつは、冬でもこんな感じだ。部屋をカンカンに暑くして薄着するタイプ。
「似てないんだよ。おまえの、お母さんのモノマネは」
「正ちゃん」
「だから似てないって……」
「コダマのヤツは大丈夫だったの?」と、みじかい髪を耳にかきあげる。
「ああ。帰宅したってラインがあった。でも……おまえ、ほんとに児玉には当たりが強いよな」
あいつは女子の敵っ! と、ベッドのふちに腰をおろす。
黒いショートパンツからのびる足はツルツルで、いかにも女子の足だ。
「めっ~~~ちゃ評判わるいんだよ? 女の子を泣かせまくってるって。一時期は五股もしてたっていうし。まあ……正の友だちでもあるから、あんまりひどいことはいえないけど。まじで、学校一のヤリチ…………」
「ヤリチン?」
「もう! ヘンなこと言わせるなよっ!」
三文字目まで自分で言っといて、それはないだろ。
気むずかしいヤツだ。
こいつの彼氏も、きっと、こんなところに手を焼いているんだろうな。
「なあ勇」
ん? と、おれをみる。ちょうど照明のかげんで、瞳がキラキラ光ってみえた。
「児玉は、いいヤツだぜ? そりゃあ女グセはわるいかもしれねーけど……フッたりフラれたりは半々だっていうし、とくに女に冷たいようにも見えない。それに、ウワサってやつは盛られるもんだからさ、おおかたフラれた側の女の子がわるい評判を立ててるんじゃねーの?」
「う……正にしては、いつになく冷静な意見じゃん」
「悪友とはいえ友だちだからな」
「こんだけ友だち思いで――以下省略」
「省略すんな。――どうして女にフラれまくってるのか、って言いたいんだろ?」
おれは椅子から立って、勇のとなりにすわった。
ぎしっ、とベッドがきしむ音がした。
「ちょっといいか。マジメな話をしても」
「へっ? 今ので怒った?」
「ちがう。べつの話だ」
「えぇ……なんだろ……、あ、テントウムシの件なら、もう気にしてないよ?」
決めに決めまくったキメ顔で、おれはいう。
「おれの胸に、飛びこんでくれないか?」
「は、はい?」
「ずっとモヤモヤしてるんだよ。頭ん中でおまえが、おれに何度も何度もキスしてきて」
「ちょっちょっ、タイム! わけわかんない」
勇が爆速で立った。
おれも負けずに立つ。そして両手をひろげる。
「こいよ。ほら。おれ……ちゃんとガードするから。絶対にキスさせない。だっておまえには、ちゃんと彼氏がいるんだもんな」
とんできた。
床のクッションが。
鼻の先っちょにあたって、すこしツーンとする。
勇は何も言わずに部屋を出ていった。
あまりにも説明不足すぎたか……?
大事な確認だったんだけどな、おれにとっては。
それにしても、あいつ、そもそもなんの用があっておれの部屋にきたんだよ。
ふつうの〈妹〉っていうのは、みんなこんな感じで、なんとなく兄貴の部屋に入ってくるもんなのか?
◆
翌日は土曜日。
うちの高校は、しっかり週6で授業がある。
ありがたくはない。正直、週休二日にしてほしい。
(……と、今までのおれなら思っていたが)
もうそうじゃない。
おれは心をいれかえた。
フラれたほうが負けってわけじゃないけど、負けっぱなしってのも芸がないぜ。
ばあちゃんのこともあるしな。
(努力だ! 努力!)
おれがフラれつづけた原因が、勇のいうとおり「中身がスッカスカ」だっていうんなら、中身をぎっ~~~しり詰めりゃいい。
その努力だ。
まずは、期末テストの補習の予習をする。
はやくももどってきた英語のテストが、いきなり赤点だったからな……つまり補習確定。
(よし、がんばるぞ!)
四時間目が終わって放課後になったあと、おれは図書室にきた。
学校ジマンじゃないが、めちゃめちゃ豪華で広いところだ。
本がたくさんあり、個別に仕切られた自習用の席が100はある。
「めずらしいな」
背後から声がかかる。
ふりむくより前に、なつかしいにおい。
香水なのか柔軟剤なのかわからないけど、幼稚園のときの女の先生と同じにおい。
なんかこのにおい……〈いい〉……んだよな。うまくいえないけど。
「小波久。やっと勉強する気になったか」
うなじで分岐した二本の髪を胸の前に垂らし、その髪が体のふくらみで盛り上がっている。
スタイル抜群の文学女子。
水緒さん。三年の先輩だ。
おれが5人目につきあった人。
「小波久」
おれのとなりの空席にすわる。
「私が教えてやろう」
「あ、大丈夫です」
「教科は英語か。なるほど英表だな」
「だいじょ……」
神速。
まさに、カミワザのはやさだった。
「……んっ」
先輩が吐息みたいな音をもらす。図書室っていうのを思わず忘れるぐらいセクシーに。
一瞬でくちびるを奪われた。
他人の目からは、そう見えるだろう。
しかしおれは奇跡的な反射神経で、くちびるを横にずらしていた。
つまり先輩があてているのは、おれの口の、数センチ横。
「またとれなかったか」
至近距離で言う。
水緒先輩の目は、すこしグリーンが入っている。
「すごくキズついたぞ。まったく……女心がわかってない男だ」
「すいません」
「あやまるな」
視線をおれから外し、
「だが、彼女には〈してた〉ように見えただろうな。この角度だと――」
「えっ」
横顔を向ける。
その先には、
「勇」
あいつがいた。
「勇!」
なんで逃げるんだよ。
おれは追いかけた。運動神経はあっちのが上だから、なかなか差がつまらない。
「勇って……はぁ、ちょっと、待ってくれ……」
お情けをかけたように、立ち止まってくれた。
こっちに歩いてくる。
「なにしてんの?」
「なにって、はぁ、はぁ、おまえが逃げるから」
正面玄関ちかくのスペース。そばには身だしなみチェック用の大鏡がある。
はぁ、はぁ、ふっ、息を切らしてるおれも、やっぱり、かっこいいな――とかいってる場合じゃない。
「忘れ物に気づいただけだよ。私が正から逃げるわけないじゃん」
「さっきの、見たか?」
「見てないよ」
「ウソつけよ。見ただろ?」
あれはな、と誤解をとこうとしたとき、
「正も……コダマといっしょだ」
「え」
「女ったらし!」
そう大声で怒鳴ったのとは反対に、勇の顔は笑っていた。
ニッコニコだ。
でもなんか、いつもの笑顔じゃない。
「あの人、三年でしょ? ははっ、やっぱり大人の色気があるよね~。私なんかと……ちがって」
「勇」
「さっ、忘れもの忘れものっ」
楽しそうにつぶやきながら、勇は背中を向けた。
その小さな背中と顔を同時にみてる。
あいつは、ふりかえりもせず行ってしまった。
顔をちょっと下に向けていたから、気づかなかったのか?
おれにはぜんぶ、鏡でみえてたんだぞ。
おまえが泣きそうだったのが。
まちがえて出されたとはいえ、高校生なのに飲酒してたんだから。
結局、お店の人が本当にまちがえたのか、わざとだったのかはグレー。
「うげー。きもちわりー。いま帰宅」
児玉からラインがきた。
ちょうど六時で、こっちもちょうど家についたばかりだ。
五時ごろまで、おれたちは公園のベンチにすわって児玉の酔いをさますのにつきあっていたからな。
コンコン
ドアがノックされた。
「正ちゃん。お食事の用意ができてるわよ」
「……」
「もしかして、一人でいかがわしいことしてるのカナ? あら~若いわねぇ~」
おい、と学習机の椅子にすわったまま言うと、ドアをあけて入ってきた。
幼なじみで妹の勇。
白Tに黒いショートパンツという夏場みたいなかっこう。
こいつは、冬でもこんな感じだ。部屋をカンカンに暑くして薄着するタイプ。
「似てないんだよ。おまえの、お母さんのモノマネは」
「正ちゃん」
「だから似てないって……」
「コダマのヤツは大丈夫だったの?」と、みじかい髪を耳にかきあげる。
「ああ。帰宅したってラインがあった。でも……おまえ、ほんとに児玉には当たりが強いよな」
あいつは女子の敵っ! と、ベッドのふちに腰をおろす。
黒いショートパンツからのびる足はツルツルで、いかにも女子の足だ。
「めっ~~~ちゃ評判わるいんだよ? 女の子を泣かせまくってるって。一時期は五股もしてたっていうし。まあ……正の友だちでもあるから、あんまりひどいことはいえないけど。まじで、学校一のヤリチ…………」
「ヤリチン?」
「もう! ヘンなこと言わせるなよっ!」
三文字目まで自分で言っといて、それはないだろ。
気むずかしいヤツだ。
こいつの彼氏も、きっと、こんなところに手を焼いているんだろうな。
「なあ勇」
ん? と、おれをみる。ちょうど照明のかげんで、瞳がキラキラ光ってみえた。
「児玉は、いいヤツだぜ? そりゃあ女グセはわるいかもしれねーけど……フッたりフラれたりは半々だっていうし、とくに女に冷たいようにも見えない。それに、ウワサってやつは盛られるもんだからさ、おおかたフラれた側の女の子がわるい評判を立ててるんじゃねーの?」
「う……正にしては、いつになく冷静な意見じゃん」
「悪友とはいえ友だちだからな」
「こんだけ友だち思いで――以下省略」
「省略すんな。――どうして女にフラれまくってるのか、って言いたいんだろ?」
おれは椅子から立って、勇のとなりにすわった。
ぎしっ、とベッドがきしむ音がした。
「ちょっといいか。マジメな話をしても」
「へっ? 今ので怒った?」
「ちがう。べつの話だ」
「えぇ……なんだろ……、あ、テントウムシの件なら、もう気にしてないよ?」
決めに決めまくったキメ顔で、おれはいう。
「おれの胸に、飛びこんでくれないか?」
「は、はい?」
「ずっとモヤモヤしてるんだよ。頭ん中でおまえが、おれに何度も何度もキスしてきて」
「ちょっちょっ、タイム! わけわかんない」
勇が爆速で立った。
おれも負けずに立つ。そして両手をひろげる。
「こいよ。ほら。おれ……ちゃんとガードするから。絶対にキスさせない。だっておまえには、ちゃんと彼氏がいるんだもんな」
とんできた。
床のクッションが。
鼻の先っちょにあたって、すこしツーンとする。
勇は何も言わずに部屋を出ていった。
あまりにも説明不足すぎたか……?
大事な確認だったんだけどな、おれにとっては。
それにしても、あいつ、そもそもなんの用があっておれの部屋にきたんだよ。
ふつうの〈妹〉っていうのは、みんなこんな感じで、なんとなく兄貴の部屋に入ってくるもんなのか?
◆
翌日は土曜日。
うちの高校は、しっかり週6で授業がある。
ありがたくはない。正直、週休二日にしてほしい。
(……と、今までのおれなら思っていたが)
もうそうじゃない。
おれは心をいれかえた。
フラれたほうが負けってわけじゃないけど、負けっぱなしってのも芸がないぜ。
ばあちゃんのこともあるしな。
(努力だ! 努力!)
おれがフラれつづけた原因が、勇のいうとおり「中身がスッカスカ」だっていうんなら、中身をぎっ~~~しり詰めりゃいい。
その努力だ。
まずは、期末テストの補習の予習をする。
はやくももどってきた英語のテストが、いきなり赤点だったからな……つまり補習確定。
(よし、がんばるぞ!)
四時間目が終わって放課後になったあと、おれは図書室にきた。
学校ジマンじゃないが、めちゃめちゃ豪華で広いところだ。
本がたくさんあり、個別に仕切られた自習用の席が100はある。
「めずらしいな」
背後から声がかかる。
ふりむくより前に、なつかしいにおい。
香水なのか柔軟剤なのかわからないけど、幼稚園のときの女の先生と同じにおい。
なんかこのにおい……〈いい〉……んだよな。うまくいえないけど。
「小波久。やっと勉強する気になったか」
うなじで分岐した二本の髪を胸の前に垂らし、その髪が体のふくらみで盛り上がっている。
スタイル抜群の文学女子。
水緒さん。三年の先輩だ。
おれが5人目につきあった人。
「小波久」
おれのとなりの空席にすわる。
「私が教えてやろう」
「あ、大丈夫です」
「教科は英語か。なるほど英表だな」
「だいじょ……」
神速。
まさに、カミワザのはやさだった。
「……んっ」
先輩が吐息みたいな音をもらす。図書室っていうのを思わず忘れるぐらいセクシーに。
一瞬でくちびるを奪われた。
他人の目からは、そう見えるだろう。
しかしおれは奇跡的な反射神経で、くちびるを横にずらしていた。
つまり先輩があてているのは、おれの口の、数センチ横。
「またとれなかったか」
至近距離で言う。
水緒先輩の目は、すこしグリーンが入っている。
「すごくキズついたぞ。まったく……女心がわかってない男だ」
「すいません」
「あやまるな」
視線をおれから外し、
「だが、彼女には〈してた〉ように見えただろうな。この角度だと――」
「えっ」
横顔を向ける。
その先には、
「勇」
あいつがいた。
「勇!」
なんで逃げるんだよ。
おれは追いかけた。運動神経はあっちのが上だから、なかなか差がつまらない。
「勇って……はぁ、ちょっと、待ってくれ……」
お情けをかけたように、立ち止まってくれた。
こっちに歩いてくる。
「なにしてんの?」
「なにって、はぁ、はぁ、おまえが逃げるから」
正面玄関ちかくのスペース。そばには身だしなみチェック用の大鏡がある。
はぁ、はぁ、ふっ、息を切らしてるおれも、やっぱり、かっこいいな――とかいってる場合じゃない。
「忘れ物に気づいただけだよ。私が正から逃げるわけないじゃん」
「さっきの、見たか?」
「見てないよ」
「ウソつけよ。見ただろ?」
あれはな、と誤解をとこうとしたとき、
「正も……コダマといっしょだ」
「え」
「女ったらし!」
そう大声で怒鳴ったのとは反対に、勇の顔は笑っていた。
ニッコニコだ。
でもなんか、いつもの笑顔じゃない。
「あの人、三年でしょ? ははっ、やっぱり大人の色気があるよね~。私なんかと……ちがって」
「勇」
「さっ、忘れもの忘れものっ」
楽しそうにつぶやきながら、勇は背中を向けた。
その小さな背中と顔を同時にみてる。
あいつは、ふりかえりもせず行ってしまった。
顔をちょっと下に向けていたから、気づかなかったのか?
おれにはぜんぶ、鏡でみえてたんだぞ。
おまえが泣きそうだったのが。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
我慢しないことにした結果
宝月 蓮
恋愛
メアリー、ワイアット、クレアは幼馴染。いつも三人で過ごすことが多い。しかしクレアがわがままを言うせいで、いつもメアリーは我慢を強いられていた。更に、メアリーはワイアットに好意を寄せていたが色々なことが重なりワイアットはわがままなクレアと婚約することになってしまう。失意の中、欲望に忠実なクレアの更なるわがままで追い詰められていくメアリー。そんなメアリーを救ったのは、兄達の友人であるアレクサンダー。アレクサンダーはメアリーに、もう我慢しなくて良い、思いの全てを吐き出してごらんと優しく包み込んでくれた。メアリーはそんなアレクサンダーに惹かれていく。
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
降る雪は沈む蒼の心を優しく包む〜冴えない根暗な陰キャぼっちの成り上がりリア充化プロジェクト〜
朔月カイト
恋愛
三年前に起きたある事件により心に大きな傷を負って、家族と近しい者以外には心を閉ざしてしまい、周りから遠ざけられるようになってしまった緋本蒼介。
高校二年生になってもそれは変わらず、ひっそりと陰に潜む様にして生活していた蒼介だが、ネット上で知り合ったある人物とオフ会をする事になり、その出会いが、彼の暗い高校生活を一変させる転機となる。
果たして彼は、見事に成り上がって立派なリア充になる事が出来るのか──。
冴えない根暗な陰キャぼっちのサクセスストーリー。
これって政略結婚じゃないんですか? ー彼が指輪をしている理由ー
小田恒子
恋愛
この度、幼馴染とお見合いを経て政略結婚する事になりました。
でも、その彼の左手薬指には、指輪が輝いてます。
もしかして、これは本当に形だけの結婚でしょうか……?
表紙はぱくたそ様のフリー素材、フォントは簡単表紙メーカー様のものを使用しております。
全年齢作品です。
ベリーズカフェ公開日 2022/09/21
アルファポリス公開日 2025/06/19
作品の無断転載はご遠慮ください。
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる