執着系上司の初恋

月夜(つきよ)

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絆を結う

二人の糸 後半

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華視点

以前から気になっていたランジェリーショップに一人入っていくと、そこは思っていた通り色とりどりの可愛いデザインのランジェリーが所狭しと並んでいる。
ユウマさんと選ぶのも楽しかったかな・・?
想像してみると、
「これなんかどうかな?」
「すごく似合うよ、早く着てるとこ見たいな・・。」
と甘く囁く想像のユウマさんに思わず赤面する。

「お客様、もしよければご案内しますが・・。」
一人、ランジェリーショップで悶えていたら店員さんに声をかけられてしまった。商品選びに困っていると思われたようだ。
「あ、・・どれもかわいいかなぁと・・。おすすめってありますか?」
悶えていた事を感じさせないよう出来るだけ冷静さを装う。
「そうですね。どういったものをお探しですか?」
そうだった、なんとなく入ってしまったから目的らしいものはないのだけれど・・。
「お客様ぐらいの方になると、ランジェリーはだいたいお持ちかと思うんですが、、
こういった類のものはいかがでしょうか?」
そう言ってにこやかに店員さんが取り出したのは・・、
肌が透けるような繊細なレースの黒のベビードール。肩から胸の中心部に続くレースは胸元を過ぎるとふわりと左右に広がり、おへそ丸出しの大胆セクシーなもの。そして、そのレースを使用したTバックがセットのようだ。
「こ、これは・・ちょっとセクシー過ぎやしませんか・・。それにいつこれ着るものなんですか?」
かわいい?けどね、ちょっと自分がこれを着た時のダメージが耐えられないんですけど。
「特別な日・・たとえばクリスマスは過ぎちゃいましたけど、バレンタインやデートの時、お泊まりの時とか、彼のお誕生日に新しい下着を準備されるお客様が多いですよ。」
ぎくっ。お、お泊りには新しい下着を用意するものですか・・。
「毎回ではなくても、時にスパイスのように楽しんで取り入れて頂いたら、大人の女性としてのおしゃれ度が増しますよね。」
・・大人の女性・・。そう言えば、後輩もチーフもセクシーランジェリーをプレゼントしてくれたな・・。
お付き合いはじめてからは新しいの買ってないから、今日のも、お泊まり用に持って来たのもユウマさんはすでに見た事あるやつだ。
毎回はちょっと厳しいけど、結婚するって決めてから初めてのお泊まりだし・・。
「・・あの、もう少し・・着やすそうなのありますか?」


「買い物できた?」
待ち合わせ場所のカフェで、すでにコーヒーを飲んでいたユウマさん。
今日も安定のオシャレさんです。いや、ユウマさんが着たらなんだっておしゃれに見えるんだろうな。
グレーのセーターに中の白シャツの襟が覗き、袖はちょっとめくりあげられ、男らしく筋張った手首にはちょっとゴツめの腕時計。そして下はきれい目デニム。
そんなにキメてるわけじゃないのに、なんだろ大人男子の余裕を感じる・・。
「はい、すみません。お待たせしてしまって・・。ちょっと種類がいっぱいあって、悩んじゃいました。」
店員さんのランジェリーにかける情熱はすごかった。色々勉強になったけど、セクシーとキュート、結局どっちがいいかは彼次第となり、どちらを選んでいいか時間がかかってしまった。
「・・へぇ。女の子のは種類が多いんだね。」
ユウマさんはにこやかに話しながらコーヒーを飲んでいる。
ユウマさんならランジェリーに見慣れてるんだろうし(複雑だけど)、やっぱり一緒に選んで貰えば良かったかな・・。
「今度はユウマさんも一緒に選んでくれますか?」
「!!ごっほ、ごっほ。」
「大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫・・。不意打ちにやられただけだから。」
涙目のユウマさん、不意打ちってなんですか?


ご飯を食べ、ついでにこれから使うだろう食器なんかも少しばかり買って、なんだか新婚さんみたいだねなんて言いながら家路に着いた。
しかも荷物はほぼユウマさん。持ちますって言うのに、足元悪いから、重いからと甘やかされています。
だめだ、なんかこうゆうのだめな女子な気がする・・。そう思って、一番軽いランジェリー の紙袋だけ辛うじて取り返しました。
やっとユウマさんのおうちのドアの前に来ると、ユウマさんが、
「コートのポケットに鍵が入ってるから、開けてくれる?」
そう言って荷物でふさがった両手を少し持ち上げた後、左のポッケを指差した。
そこにはキーホルダーの付いてない鍵。
ガチャガチャと開け、室内に入ると、
「その鍵、華のだからね。」
振り向くと、ニヤリと笑うユウマさん。
「いつでも来て。
・・ほんとは、ずっといて欲しいんだけど。」
荷物を置いたユウマさんは、そっと私を抱きしめた。
ユウマさんの胸元ですうっと空気を吸い込むと、ユウマさんの香りに満たされる。
「なんだかすごく幸せで、ちょっと怖いぐらい。」
ふふと笑いが漏れる。
すると、ぎゅっと抱きしめられた。
「俺なんて、華と出会ってからずっと怖いよ。」
会ってから?
抱きしめられた腕の中でユウマさんを見上げると、苦笑いしているユウマさん。
「華がいつも俺の初めてを教えてくれるんだ。
誰かを好きになるって事、華を守りたいって思う事、・・些細なことに嫉妬する事・・とかね。」
かっこ悪いなと言いながらユウマさんが腰をかがめ、私のおでことユウマさんのおでこをコツンと合わせると、ユウマさんの瞳の中には泣きそうな私。
「かっこ悪くなんかないです。
私も・・ユウマさんが世界に一人しかいないこと。
ユウマさんじゃなきゃ、だめなこと。
ユウマさんがわたしを好きでいてくれる・・ことが嬉しいのになんだか怖いと思ってしまうんです。」

想いを告げるプルプルする唇は、ユウマさんの優しいキスで塞がれた。


冴木課長(ユウマさん)視点
華の震える唇を優しく、優しく愛撫する。
怖いって、そんなのいらないって逃げられないように、華の感じている怖ささえトロトロに溶かしてしまいたい。
・・ああ。
なんて告白を華はするんだろう。
心臓が潰れてしまいそうだ。
息苦しいような歓喜が俺を襲う。
華のいう怖いは、俺を失くすことへの恐怖。つまり、俺を失くすのが怖いと思うぐらい、俺の存在を欲してくれてるということ。
思わず目頭が熱くなり、涙が滲むのを止められない。
少々、うぬぼれているかもしれない。
でも、今はその想いに少し酔わせてほしい。
相手を想う怖さなど、俺はとっくに痛いぐらい知っている。その痛さの先にあるものさえ俺は知っているから。
甘いキスをしながら、首筋、肩、背中と優しく、ゆっくりと撫でていくと、ピクリと震える華の身体。
目に映る艶やかな華の顔、身体で感じる華の柔らかさと温もり、そして甘く香る華の香り。
俺の身体の内部が震え、おれの身体全てが叫んでる。

華を愛してる。

誰にも譲れない独占欲と甘い欲情、他ならぬ華だけに向ける執着心。これら全ては愛しているからこそ。
好きか嫌いかなんて次元はとおに飛び越えてしまったんだ。好きなんていう、きらきらと朗らかで平和的な想いとは真逆の一歩間違えば、相手に拒否されれば、狂気となる紙一重な一途な想い。
それが俺の愛。
その甘くも危険な愛の入り口にやっと華がたどり着いたということだ。
「華・・、抱きたい。」
自分でもみっともないと思うが、この気持ちは止められないんだ。
びくりと身体を揺らした華はちょっと考えると、
「お、お風呂に入りたいです・・。」
真っ赤な顔で言った。
・・そうだね。それくらいは待つよ。

いくら勧めても先にお風呂に入れと言われ、はやる気持ちを抑えつつざっと洗い湯船に浸かるものの、気持ちと身体は直結しているため、既に身体は反応している。
これはさ、正直者だからしょうがないと自分に言い訳をして、華に順番を譲る。
華がいそいそと風呂へ入ると、俺は店で買ったものをこっそりとソファの足元に置く。
華は喜んでくれるか?いや、俺の自己満足でしかないが。
華のお風呂上がりをじっと待っているのも手持ち無沙汰で、ソファに座り酒を煽る。
店で買ったものはすでに華が包装から出してくれたようだ。
俺の簡素な部屋に増えるパステルカラーのものたちが、グレーや黒の多かった部屋を少しずつ明るくする。
その食器や雑貨を幸せな気分で見つめていると、今日買ったばかりのモコモコしたワンピースタイプのパジャマを着た華がなんだか気恥ずかしそうに出てきた。
「お、お待たせしました・・。」
くっ!たしかに待ってたけどさ、そんな風に言われたらパクッと襲いかかりたいんだけど。
「良く似合ってるよ。」
俺は大人。
余裕のある大人。
どうどうと自分の下半身に待ったをかける。
ソファのとなりに華を座らせ、華用に炭酸ジュースで割った酒を渡す。
「美味しいですね。」
そう言いつつ、可愛く笑う華。
「買ったもの出しといてくれたんだね、ありがとう。」
「ふふ、なんだか嬉しくて早く出しちゃいたかったんです。」
「・・かわいいね。」
「ユウマさんのお部屋にピンクのカップってちょっと可愛すぎましたかね?」
こてんと首をかしげる華。
・・もう、いいか。
いいよね。
華の持っているグラスをそっと手から奪って、その細い首を引き寄せ甘いキスをする。
「んっ。ふうっ。」
突然のキスに驚きつつも応えてくれる華。
キスの合間に耳元でそっと囁く。
「かわいいのは、華だよ。」
そう言って、俺の膝の上に華を乗せ、いつもの指定席へと誘導する。
紅く色づくほおにちゅっとキスをすると、俺はおもむろにソファの足元から華にプレゼントを渡す。
「これ、貰ってくれる?」
「え?これって、・・メンズの香水?」
「そう、俺と同じやつなんだ。
・・プロポーズしたけど指輪はまだだし、何か他の貴金属類をプレゼントしようとしたけど、華はいらないって言うだろ?
でもさ、なんか華は俺のって何か分かるものを渡したいなと思ってさ・・。
かなり自己満足なんだけど。」
自分の独占欲を恥ずかしく思いながらも、華が受け取ってくれるといいなと思ってると、
「つけてくれますか?」
にっこり笑う華。ほっと一安心してパッケージから香水を出し、華の両手首に軽く吹きかける。
手首の香りを楽しんだ華は、耳の後ろに手首を撫で付け香りをつけていく。
二人を包む柑橘系の香りに混じったバニラの甘い香り。そう、俺の香りを纏う華。
・・やべえ。思った以上に興奮する・・。
「なんか、ドキドキしちゃいますね。ユウマさんに抱きしめられてるみたい。」
そう照れ笑いを浮かべる華に、俺が狼になるまでレイコンマ一秒。
ちょっと、驚いてる華。
ごめん、俺の大人の余裕は長持ちしないらしい・・。
キスをしながら、俺の匂いに混じり合う華の香りを楽しむ。
自分の香りを恋人につけるってなんだかエロいな・・と思いつつ、フワモコパジャマの上から華の身体を弄るが、いかんせんフワモコ。華の身体のラインがわかりにくい。
「脱がしたら、寒いね。」
華をひょいと抱きかかえベッドへと連れていく。
そっと押し倒そうとすると、
「あ、あの。中の・・ランジェリー、ユウマさんに見せたくて・・。」
ベッドの上に座りもじもじと恥ずかしげに聞き捨てならない言葉を告げた。
俺に見せたい??・・問題ないのか?じっくり見ちゃっても?
「今日、あのランジェリーショップに行ったら、こうゆうおしゃれは彼との・・仲が深まると・・アドバイスされて。
ユウマさんの好みが分からなかったので、もしかしたら違うかも・・。」
そう言いつつ、華はワンピースの裾に手をかけた・・
が、やっぱり手を離した。
なんなんだ!ここまで来て焦らしプレイか!?

華はそんなこちらの気持ちなどお構いなしに、やっぱりこっちから。なんて言いつつ、ズボンを先に脱ぐ。
すると俺の愛してやまない触りごごちの良さそうな太ももとかわいい膝小僧から、足首までの曲線がたまらないふくらはぎが徐々に姿を見せる。
そしてワンピースの裾をゆっくりと持ち上げ脱ぎ捨てると、そこには・・、
ショーツがギリギリ見えるか見えないぐらいの丈のピンクのスリップに、セットと思われるピンクの小さめのショーツ。
スリップとショーツを飾るゴールドがかった繊細なレースは、肌と馴染み肌そのものを美しく見せている。
スリップのレースは胸元はもちろん、左胸の下にも5センチほどの幅で斜めのラインで入っているため、その下の素肌が透けて見えていて、スリップの下の肌の甘さをこれでもかと妄想させる。
「どうですか?ユウマさんならもっと大胆なものが良いとは思ったんですけど・・私、これが限界で。」
華がドキドキと緊張しているのが伝わるが、
俺もドキドキと欲情している。
「ちょっと膝立ちしてみて?」
本当は立っている姿をガン見したいが、膝立ちで我慢する。
こうですか?と言いながら、華が膝立ちになると、ピンクのスリップのゴールドのレースの裾がふわりと広がる。
すると垣間見えるのが、お揃いの小さめショーツ。そして、くびれたウエスト、レースに包まれたお椀型のおっぱい、俺の大好きな首元、そして、恥ずかしげな華の顔。
「・・やばい。すげーそそる。」
ぼそっと本音が溢れた。
「あっ。そ、そうですか?
えっと・・、気に入ってくれたなら嬉しい、です。」
ふわりと恥ずかしそうに笑う華。
もうどんだけ俺を虜にするんだろう。
どこまでも、華となら堕ちていきたいと思わせる。
「ああ、すごく。俺以外の前では着ないでね。」ニヤリと笑う。
「着るわけないじゃないですか!!」くるくると表情を変える華をぎゅっと抱き寄せ背中を優しく撫で、スリップの下に手を滑り込ませようとすると、ショーツの手触りに違和感を覚え、さすさすと撫でてしまう。
「あ、お花の飾りがあって・・。」
興味を惹かれ華を抱き寄せ、華の脇腹からショーツの後ろを覗き込むと、
生地はV字に浅く切り込まれ、かわいいお尻の谷間が見えるが、その上に左右から三本の極細レースの紐が中心部のV字切り込みの布が無い部分へ伸びて尻の谷間の素肌の上の花の飾りにつながるデザイン。
エ、エロい。なんだこれ。すごくエロいな。
「お店の人にはTバックを勧められたんですけど、ちょっと無理で・・。」
そうか、ナイスチョイスだ華。
ショーツの花の飾りからつながるレースの紐をつぅっとなぞると、ビクッとする華。
ああ、もうたまんないよね。
やっぱり、恥ずかしいなんて言っても、もう今日はとことん溶かす所存だ。
「恥ずかしいの?」
腕の中にいる膝立ちの華を見上げてる俺はきっといやらしい顔をしている。
「ユウマさんが喜ぶかなとは思ったんですけど・・。」
俺の肩に両手を置いた華はなんとも美味しそうだ。
「ああ、すごく嬉しいよ。華が俺のために頑張ってくれて。
だから、今日はいっぱい可愛がってあげる。」
そう、俺の手管の限りで。
真っ赤な顔の華さん、大人男子を煽ったらどうなるか、俺が優しく教えてあげる。


「脱がすの勿体無いな。でも、もう汚れちゃったかな?」
いじめたい訳じゃないのに、どうしてもつい、卑猥さを増してしまう。
「もう、そうゆうの、無しです・・。」
スリップの中に手を差し入れ、ヘソをくるりとなぞり、両手でウエストを軽く掴んだ後、背中へ滑らせヒップを掴む。そして、レースの紐を一本ずつなぞって、尻の谷間を両手でなぞっていくと、
くちゅり・・。
隠しようのない華の興奮。
「っ!」
見つかったと言わんばかりの華の声にならない吐息。
そのまま右手を尻の谷間に滑らせ甘いぬかるみに指を分け入れると、出会うのはかわいい尖り。
そこをクリクリと可愛がると、
「あっ。あん、、。」
気持ち良さそうな華の声に、俺の興奮も煽られる。
尖りを中指と人差し指で挟んで、引っ張って転がすと、華は俺の肩をぎゅっと掴んで快感を俺に伝える。
でも、これはまだまだだよな。
左手をスリップの胸元のレースに沿わせ、お椀型の胸をスリップごとわしずかむと、カップ越しにもピンと立つこちらの尖り。こちらも存分に可愛がろうと、スリップに手を差し入れると、ブラがない。
・・一体型ってやつ?
左手でスリップの肩紐を肩から外し、ぺろんと華の右胸を露出させる。
「あっ。」
瞬間的に胸を隠そうとする華のその手を制し、
「恥ずかしいの?
ダメだよ。今日は、ちゃんと見せて?」
左手で華の頭を引き寄せ、耳元で甘く囁くとびくりと体を震わす華。
「そう、今日はね、華もとことんエロくなって。」
真っ赤になる華の瞳は快感に蕩け始めてる。
スリップの肩紐を右の二の腕に引っ掛け、右胸を露出した華のピンクの乳首は、ツンと上向いている。
ショーツの中には背中側から俺の手がさらなるイタズラをしようとうごめく。
もうどうしょうもない男の顔で華を見上げながら、乳首にかじりつくのと同時にショーツの中の華の蜜壺に指をぐちゃっと突っ込む。
「ひゃあっ。だ、だめぇ。あ、あ、あ、」
指を出し入れする俺の動きに合わせて喘ぐ華。ここで止めるわけないよ。
舌で乳首を可愛がりながら、背中側から蜜壺に指を出入りさせ、へそ側からぬかるみに溺れそうな突起をグリグリ可愛がると、たまらないっといたように華が俺の頭を抱きしめる。
すると、香るのは俺の匂いと華の甘い香りが混じり合ったもの。
ああ。やべえな。ちっとも優しくできる気がしない。
もっと、もっと、華を鳴かせたい。
背中側にあった手を華の腰に回し、がっちり固定すると、へそ側からぬかるみの突起を可愛がっていた手の三本の指を蜜壺へ入れ、バラバラと指を動かし中を可愛がる。そして親指でパンパンに肥大したぬかるみの突起を押しつぶすようにぐりぐり、かりかりと引っ掻くように可愛がる。
「やぁ、ダメ。ちょっと離して。また、きちゃうっ!」
華の腰を固定する俺の腕をぎゅっと掴む華は、凶暴とも言える快感に怯えているようだ。
「エロい華を見せてよ。
俺の指でぐちゃぐちゃにされちゃう華が見たい。
俺の顔見ながら、イッっちゃって。」
そう言いつつ、俺はこないだ見つけた華のいいとこを指でグイグイと蜜壺の中の指と、ヘソ下を片手で圧迫しながら華を強制的にイかせる。
すると、プルプルと震える太ももには滴っちゃうくらいの蜜。
ぐっちゃぐっちゃと音を立てる俺の指の出し入れの音。
「やぁ!で、出ちゃうっ!!」
涙目を辛そうにつぶり、プシャッと弾けた華は、はあ、はあと俺にもたれかかる。
そんな華をベッドに優しく横たえると、自分の衣類をざっと脱ぎ、自分のヨダレを垂らしたモノに薄い膜を手早く装着する。
イッたばかりの華には酷だが、これ以上は俺が地獄だ。
「華。もう、止まんないから。」
すでに、華の蜜でぐちゃぐちゃになったショーツをはじに寄せ、華のぬかるみに俺のモノの先端を合わせると、それだけで腰砕けそうな快感。
「はぁ、やべえ、保つか、これ。」
どうしょうもないくらいの興奮で吹き出した汗を拭い、華の足首を掴むと、脚を左右に開いてぐぐっとモノを少しずつ華の中にねじ込んでいく。
「うわぁ、、あん。はぁあ、っ。」
プルプルと体を震わせる華は、快感に襲われて頭を左右に振る。
まだまだ、だよ。華。
ズンっと、突き刺すと、華の腰が浮いて中の俺を締め付ける。
「っ!」
やばい、持っていかれそう。
足首を高々と掲げ、華の腰を浮かせながらガンガンと打ち込んでいく。
俺の息遣いも、華の泣いてるみたいな喘ぎ声もどこか遠くで聞こえる。
感じるのは、俺と華がぴたりとはまり合う身体の一部の途方も無い快感と溶けそうな熱さ。
華は、スリップの両方の肩紐を引き下げられ、露出した両胸を俺の深い打ち付けに合わせてたゆんたゆんと揺らす。ショーツははじに寄せられたまま、蜜まみれで色を深いものに変えている。
「ユウマさ、ん。わたし、ユウマさんだいすきっ。。ああっん!!」


不意打ちは、ダメだろ。



俺がグッと深く突き刺しイッたと同時に華は落ちた。
疲れ切った顔で眠りにつく華。
ちょっとばかり罪悪感を感じなくもないが、可愛すぎる華にも原因はある。
起きた時、両胸を露出し、ショーツは濡れていては俺的には美味しいけど、華は嫌だろうから諸々綺麗にして一緒に布団をかぶる。
すやすやと寝息を立てる華を見ているだけで、繋いだこの手を離してはいけないと俺の魂が叫ぶ。
華はいつだって俺の予想を超えた存在だ。
これから先、どんな華に出会えるんだろう。
俺はどんなに振り回されるんだろう。
華が毎日こうしてとなりで朝を迎えてくれる人生は、きっと愛おしいだろう。
今日みたいに、互いが互いを強く想う日々が俺たち二人の運命の糸を強い絆に変えてくれると思いたい。
そう願いつつ眠りに落ちた。



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