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<気持ち>
気持ち
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悠歩は夕食を作るつもりで買った食材をスーパーのレジ袋に入れたままテーブルの上に置きベッドに倒れこんだ。
「凄い綺麗な人、華があるってああいう人を言うんだろうな」
二人で並んで街を歩いたら絶対二度見するレベルだと思う。
あんなに綺麗な恋人がいるのにどうして俺なんか・・・
やっぱりあれかな?高級料亭のコース料理に飽きてワンコイン定食が新鮮だとか・・・
ベッドに横になっていても落ち着かずゴロゴロと右に左に転がりながら先ほどの光景を思い出していた。
彼女がいるのに、俺に鍵をくれるとか・・・
郷さんに限ってそんなことしないよな・・・
信じたいし、別れたくない・・・
でも・・・
ベッドに手をついてゆっくりと起き上がると、手の甲に水滴が落ちる。
最初は一粒二粒だったが、ポタポタと落ちていく。
今までだってフラれることがあったけど、
こんなに優しくされたことがなかったから、フラれてこんなに辛いなんて初めてだ。
拭っても拭っても涙がこぼれ落ちる
別れたくないよ・・・郷さん・・・
「凄い綺麗な人、華があるってああいう人を言うんだろうな」
二人で並んで街を歩いたら絶対二度見するレベルだと思う。
あんなに綺麗な恋人がいるのにどうして俺なんか・・・
やっぱりあれかな?高級料亭のコース料理に飽きてワンコイン定食が新鮮だとか・・・
ベッドに横になっていても落ち着かずゴロゴロと右に左に転がりながら先ほどの光景を思い出していた。
彼女がいるのに、俺に鍵をくれるとか・・・
郷さんに限ってそんなことしないよな・・・
信じたいし、別れたくない・・・
でも・・・
ベッドに手をついてゆっくりと起き上がると、手の甲に水滴が落ちる。
最初は一粒二粒だったが、ポタポタと落ちていく。
今までだってフラれることがあったけど、
こんなに優しくされたことがなかったから、フラれてこんなに辛いなんて初めてだ。
拭っても拭っても涙がこぼれ落ちる
別れたくないよ・・・郷さん・・・
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