彼と姫と〜オメガバース編〜

蓬屋 月餅

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あとがき…?

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『彼と姫と~オメガバース編~』をご覧くださり、ありがとうございます。
 蓬屋です。

 本編である『彼と姫と』とは一緒になった過程などがかなり違う霙と冴の物語ですが、6人もの子供達がいながらも相変わらずの仲睦まじさであるということはこの3話ほどでよくご覧いただけたかと思います。
 大変なことは多々あるようですが、それでも彼らなりに上手く、楽しく暮らしているみたいですね。
 …健康に気をつけて、過ごしていただきたいものです。

 ちなみに、『熊の魚~オメガバース編~』を読んでくださった方の中にはそちらの作中にて『陸国には6人の子を産んだ男性オメガもいた』という話が一瞬出たことをご存知の方もいるかと思いますが、その男性オメガというのは冴のことではありません。
 冴達よりも もっと前の時代の男性オメガ(とその番)のことです。
 実はこの辺りのことについては既にしっかりと話が出来上がっていて、それをどの程度ここで明かして良いものかというのは微妙なところなのですが…一つ情報として書き残しておくと、そのお話は【その杯に葡萄酒を~オメガバース編~】にてお届けできそうです、ということです。

 さて、一旦ここで『彼と姫と~オメガバース編~』は完結となりました。
 霙と冴の出逢いなどを物語としてきちんとまとめているわけではないので、そういった点では不完全感がありますね…今後その辺りの話も更新するかもしれませんが、なにせ番になった時の話などは既出のものと似たりよったりになってしまいそうだなという気がしているので、物語の大きな更新はひとまずはここまでとすることにします。
(登場人物についてのまとめについてはそのうち更新予定)


 まるでいちごの甘いところだけを集めた(?)ような蓬屋の作品達。
 たまには酸味などがあった方がより一層甘みが引き立ちますし、むしろそれが美味しいのだということは重々承知しているのですが、基本的に蓬屋は甘々しているのが大好きなので、きっとこれからもこんな感じの糖度高めな物語を中心にお届けしていくことになるでしょう。
 皆さんにも甘々だと思っていただけていると良いのですが ‘-ω-
 これからも『飽きのこない甘々』を目指して物語を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
 
『彼と姫と~オメガバース編~』をご覧くださり
 ありがとうございました。


蓬屋 月餅
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