完璧なお見合い結婚〈完全完結〉9/12完全完結しました!

ココ

文字の大きさ
51 / 164

大学生決め事 7

しおりを挟む
「普通に考えると直ぐに飽きるって言う奴もいたけど こんな凰雅見た事なかったし 俺は凰雅が飽きるはと思えなかった。二人でいるのを見たの俺だけだったし。

逆に 結ちゃんと上手くいかなかったら凰雅はどうなるんだろうと思ってたよ。」

私を見ながら平井さんは

「凰雅のこと好きなんだよね?」

そう聞かれて こくん と頷く。

「お節介だと分かってるんだけど 
だったら ちょっと激しい?しつこい?セックスされたんだとしても 許してあげてよ。」

...なんと言っていいのやら...。
一回もしたことないって 違う意味で言いにくい...。

羞恥心より罪悪感が...。

私が返事に困っていると 平井さんは私の顔を覗き込む。

罪悪感で目をそらすと

ん? と何かに気づいたような反応で
んん?とますます 目が私を探って...

「まさか。」

ばれた?

「まさか!ヤってないなんてあるの?」

ばれた...!

驚いて 言葉も出ない平井さんは はっと我に返り

「どうして?嫌なの?」

と質問し出した。

私もこうなったら覚悟を決めて 話す事にした。


「私は凰雅さんの 過去の 女癖は信用出来ないと思ってます。
今は信用してるけど これから一生一緒に居るために信頼出来る関係を作りたい。

だからうやむやにしたくなくて...
そういう関係じゃない状態でちゃんと向き合いたいんです。

だから 卒業するまではしないって 婚約するときの条件の一つなんです。」

話を聞いた平井さんは
う~ あー んん うーん

と ひたすら唸っている。

「結ちゃんの気持ちは分かるよ。でも 男からみたらあれだけ長いこと一途に思って 婚約してもお預けって かなり哀れかなあ。

でも 結ちゃんを責めてる訳じゃないから。恋愛の形は色々あるもんね。

うん ただ 三年前 結ちゃんが話をしようとした時に取り合わなかった事 凰雅反省してるから 結ちゃんの言う事全部叶えたいのかなあ...。」


...何となく 身の置場が無いような気持ちになった。



バン!

次の瞬間

びっくりするほどの凄い勢いでオフィス側のドアが開き

恐ろしい形相の凰雅さんが入って来た。


ベッドに座っている平井さんと 椅子に腰掛けている私を交互に見て。

「差し入れだけっていつまでかかってるんだ?」

慌てて平井さんは立ち上がり 

「いや つい凰雅の話をさ」

凰雅さんは すっと入れ替わるように平井が立った後のベットに腰掛ける。

「凰雅が如何に結ちゃんを愛してるかって事をね?」

凰雅さんが私のアイスコーヒーを横取りして飲み始める。

「俺が結を?」

「うん 三年前から大好きだって事を」

凰雅さんが鼻で笑う。

「ばーか 浅いんだよ 龍一は」

「えっ?どういう意味?」

ストローを唇でもて遊びながら私を見て言った。


「俺の愛はもっと深いんだよ」

「もっと?え 何?三年前からじゃないって事...?」



その言葉に後に平井さんは 


... もっと前...? 

ってつぶやいた。
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。

真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。 親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。 そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。 (しかも私にだけ!!) 社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。 最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。 (((こんな仕打ち、あんまりよーー!!))) 旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

【完結】妖精姫と忘れられた恋~好きな人が結婚するみたいなので解放してあげようと思います~

塩羽間つづり
恋愛
お気に入り登録やエールいつもありがとうございます! 2.23完結しました! ファルメリア王国の姫、メルティア・P・ファルメリアは、幼いころから恋をしていた。 相手は幼馴染ジーク・フォン・ランスト。 ローズの称号を賜る名門一族の次男だった。 幼いころの約束を信じ、いつかジークと結ばれると思っていたメルティアだが、ジークが結婚すると知り、メルティアの生活は一変する。 好きになってもらえるように慣れないお化粧をしたり、着飾ったりしてみたけれど反応はいまいち。 そしてだんだんと、メルティアは恋の邪魔をしているのは自分なのではないかと思いあたる。 それに気づいてから、メルティアはジークの幸せのためにジーク離れをはじめるのだが、思っていたようにはいかなくて……? 妖精が見えるお姫様と近衛騎士のすれ違う恋のお話 切なめ恋愛ファンタジー

余命六年の幼妻の願い~旦那様は私に興味が無い様なので自由気ままに過ごさせて頂きます。~

流雲青人
恋愛
商人と商品。そんな関係の伯爵家に生まれたアンジェは、十二歳の誕生日を迎えた日に医師から余命六年を言い渡された。 しかし、既に公爵家へと嫁ぐことが決まっていたアンジェは、公爵へは病気の存在を明かさずに嫁ぐ事を余儀なくされる。 けれど、幼いアンジェに公爵が興味を抱く訳もなく…余命だけが過ぎる毎日を過ごしていく。

忙しい男

菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。 「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」 「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」 すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。 ※ハッピーエンドです かなりやきもきさせてしまうと思います。 どうか温かい目でみてやってくださいね。 ※本編完結しました(2019/07/15) スピンオフ &番外編 【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19) 改稿 (2020/01/01) 本編のみカクヨムさんでも公開しました。

余命わずかな私は、好きな人に愛を伝えて素っ気なくあしらわれる日々を楽しんでいる

ラム猫
恋愛
 王城の図書室で働くルーナは、見た目には全く分からない特殊な病により、余命わずかであった。悲観はせず、彼女はかねてより憧れていた冷徹な第一騎士団長アシェンに毎日愛を告白し、彼の困惑した反応を見ることを最後の人生の楽しみとする。アシェンは一貫してそっけない態度を取り続けるが、ルーナのひたむきな告白は、彼の無関心だった心に少しずつ波紋を広げていった。 ※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも同じ作品を投稿しています ※全十七話で完結の予定でしたが、勝手ながら二話ほど追加させていただきます。公開は同時に行うので、完結予定日は変わりません。本編は十五話まで、その後は番外編になります。

処理中です...