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第三章 side 凰雅 その後3
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里美からの希望でケータリング先とメニューを指定され その通り注文したが多すぎて料理がそれほど減らない。横で結は楽しそうに笑っている。結は母親なってから 笑うとほのかな色気がどこかしら匂い立つ。それを見ているだけで俺の気持ちも高揚して釘付けになる。
飽くこともなく結を眺めて 里美持参のアルコールや料理を食べながら三人で会話をしていた。
たまに里美の方を向いて見えにくくなった結の顔を 髪を耳にかけてやることで俺から見えやすくする。正面からとはまた違った角度から結が見える。
結の動きに合わせてちらちらと赤い耳の裏まで見えたりするとそっと舌で舐めたくなる。今出来ない事に少し不満なそれでも満足な気持ちで見つめ何度か落ちてくる髪を同じ動作で耳にかけてやった。話に夢中な結は里美と今ナニ―が連れてきた風呂上がりの子供の事に精一杯で何も気にしていない。
その結がかわいくて 抱き締めたくなる。
少し呆れた目をした里美とは何度か目が合った。
里美はビリーと順調な様子でアメリカと日本をしょっちゅう行き来しているらしい。
お互いの親にも挨拶は済んでいるようで そこそこ優秀で最近頭角を現してきた男は里美の父親にも気に入られ 大袈裟な王子のような男は里美の母親にも気に入られているようだ。
言い方に険があるのは結にべったりだったのが今だにまだ気に障るから。
凌駕が結にしがみつき 俺は恵真を膝に乗せてようとしているときチャイムがなり心当たりのある俺はモニターを覗いた。
「りゅうち!」
「おっと」
龍一が仕事帰りに立ち寄っていて
ドアを開けた途端 俺の腕から恵真が飛び移るように龍一に突進したのを難なく抱きとめていた。
龍一は恵真を抱き上げたまま仕事の話しをしながら俺の後をリビングへ進む。
「わ 久しぶり!里美ちゃん!」
龍一は帰りによく飯を食いに立ち寄る。
今日も来そうだと睨んでいた。 料理が余りそうな勢いなのでちょうどよかった。
仕事の報告あり世間話あり。なんせ幼稚園からの付き合いだ。用がなくても来る時もある。
今でこそ泊まる事さえ日常茶飯事だが 子供が生まれるまで二人っきりになりたくて泊まらせなかった。生まれてからは家も広くなったし自然と泊まるようになり龍一専用の部屋が出来ている。
龍一が来ても 凌駕の方は結にしがみついたまま。俺に似ているから何か引っ掛かるがまあ基本的に男の子は甘ったれだしマザコンだしこんなものかと思ったりもする。
俺の二歳頃は覚えてないけど。
そして俺はマザコンではないが。
まあ恵真の大のお気に入りが龍一なのは周知の事実で 一緒に風呂に入ったり寝たりしていて龍一も可愛がってくれている。
「ああ 龍一 今日タイのサナートと電話で話をした」
その中でニウ達の話になり。ニウ達は四年前に恩赦で釈放されその時の面談で思想的に問題なしとなり国家に尽くすべく国費でアメリカに留学している。その恩赦が行われた理由は新国王の即位。
クーデター当時の国王は退位し新国王にかわった。
その為側近としてサナートは忙しくしている。
あの時の老齢幹部は不正がばれて逮捕されその後同じく四年前の恩赦で釈放された。
今はもう隠居の身らしい。
飽くこともなく結を眺めて 里美持参のアルコールや料理を食べながら三人で会話をしていた。
たまに里美の方を向いて見えにくくなった結の顔を 髪を耳にかけてやることで俺から見えやすくする。正面からとはまた違った角度から結が見える。
結の動きに合わせてちらちらと赤い耳の裏まで見えたりするとそっと舌で舐めたくなる。今出来ない事に少し不満なそれでも満足な気持ちで見つめ何度か落ちてくる髪を同じ動作で耳にかけてやった。話に夢中な結は里美と今ナニ―が連れてきた風呂上がりの子供の事に精一杯で何も気にしていない。
その結がかわいくて 抱き締めたくなる。
少し呆れた目をした里美とは何度か目が合った。
里美はビリーと順調な様子でアメリカと日本をしょっちゅう行き来しているらしい。
お互いの親にも挨拶は済んでいるようで そこそこ優秀で最近頭角を現してきた男は里美の父親にも気に入られ 大袈裟な王子のような男は里美の母親にも気に入られているようだ。
言い方に険があるのは結にべったりだったのが今だにまだ気に障るから。
凌駕が結にしがみつき 俺は恵真を膝に乗せてようとしているときチャイムがなり心当たりのある俺はモニターを覗いた。
「りゅうち!」
「おっと」
龍一が仕事帰りに立ち寄っていて
ドアを開けた途端 俺の腕から恵真が飛び移るように龍一に突進したのを難なく抱きとめていた。
龍一は恵真を抱き上げたまま仕事の話しをしながら俺の後をリビングへ進む。
「わ 久しぶり!里美ちゃん!」
龍一は帰りによく飯を食いに立ち寄る。
今日も来そうだと睨んでいた。 料理が余りそうな勢いなのでちょうどよかった。
仕事の報告あり世間話あり。なんせ幼稚園からの付き合いだ。用がなくても来る時もある。
今でこそ泊まる事さえ日常茶飯事だが 子供が生まれるまで二人っきりになりたくて泊まらせなかった。生まれてからは家も広くなったし自然と泊まるようになり龍一専用の部屋が出来ている。
龍一が来ても 凌駕の方は結にしがみついたまま。俺に似ているから何か引っ掛かるがまあ基本的に男の子は甘ったれだしマザコンだしこんなものかと思ったりもする。
俺の二歳頃は覚えてないけど。
そして俺はマザコンではないが。
まあ恵真の大のお気に入りが龍一なのは周知の事実で 一緒に風呂に入ったり寝たりしていて龍一も可愛がってくれている。
「ああ 龍一 今日タイのサナートと電話で話をした」
その中でニウ達の話になり。ニウ達は四年前に恩赦で釈放されその時の面談で思想的に問題なしとなり国家に尽くすべく国費でアメリカに留学している。その恩赦が行われた理由は新国王の即位。
クーデター当時の国王は退位し新国王にかわった。
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今はもう隠居の身らしい。
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