6 / 9
٭❀*レモニカ様へ、ピザの旅
∫4話 自然の暴走
しおりを挟む
10.人間と自然の対立
散歩から帰ってきた私は、リカエルちゃんと2人でフルーティア全書に目を通した。むやみに人間に衝突するよりも、一通り相手のことを知っておきたかった。
「ねぇ、リカエルちゃん。人間って、魔物なの?」
「うーん…この本にはそう書いてあるけどね。魔物の定義は魔術を操れる者だから、違う気がするんだけど…この世界の魔素量に耐えられてるってことは、少しは魔物の血が流れてるのかな?」
そうか、魔物の定義が魔術を操れるものなんだね。あ、でもということは…
「もしかして、魔術的魔式は使えないけれど、別の魔式なら使えるとか?」
この世界では魔法と言うと魔式、魔術、魔生物などの魔素に関係のあるものに対して初代魔王神が取り決めた法律を表すらしい。生前の世界で言われていたものは魔法ではなく、魔式と呼ぶらしい。
「ミール、もしかして科学的魔法の事かい?よく知ってるね、まだ幼いのに。」
「前に本で読んだのよ、お兄様の本で。」
読んだ本の内容は、全て記憶している。(無限記憶の効果らしい)
「確かにそう考えるとそうかもしれない。あと、人間が厄介な理由はもうひとつある。それは、人間は、無属性だってこと。つまり、弱点が無いんだよ。」
やっぱそうだよね…予想はしてたけど。
「あと、人間は自然と物凄くなかが悪い。あいつらは自分たちの科学力が上がれば上がるほど自然を破壊する。」
はあ、なんかごめんね…。
だいたい人間については知ることが出来た。あとは自分たちの戦力をあげるだけ。本当は戦いたくないけど、もし戦わざるを得なくなった時に困るからね。と、言うわけでこの前お父様に剣術を教えてくださいって言うと…
「剣術か…女の子には似合わないかもね。ミールは魔術的魔式を極めなよ。」
って言われちゃって。剣術の方が圧倒的に攻撃力が高いのになー。ま、お兄様もいる事だし、私は魔術的魔式に頼ろう。
「ミール、そろそろ夜ごはんだし、いったん休憩しようか。あと、ボクのことはリカエルでいいよ。」
「そうしようか、リカエルちゃん…いや、リカエル。」
私がそう言うと、リカエルは嬉しそうに尻尾を振った。
11.伝説のスキル、料理霊
翌朝、私は魔式の修行を始めた。お兄様とリカエルも手伝ってくれるらしい。私はリカエルに『魔式には色々な種類があり、種族、また個体によって得意属性が異なる』という事を教わった。
「良いかミール、魔術的魔式は自然の力を借りる。だから、魔術的魔式を操るには、自然を大切にし、敬い、そして愛することが何よりも重要だ。」
お兄様がそう言うと、リカエルがお兄様の話を補い始めた。
「魔術的魔式の属性は、7つある。火・水・木・雷・地・光・闇。魔法を定め初代魔王神は、自然をこの7つの力によって、作り、そして守った。」
自然か…。もしかしたら人間達は自然を破壊しているから、魔術的魔式を使えないんじゃなくてそもそも使う資格がないのかも。
「そこで一つ問題があるんだけど…」
?
「人間達の研究の影響で、自然に影響が出始めていて、作物が育たなくなったんだ。それに激怒した美食家の自然の精霊、レモニカ・ピザ様が魔術的魔式の力を暴走させてしまったみたいなんだ。ミールが出来る魔式の強さだと影響は出ないけど、僕達はその影響で1番簡単な魔式を使っただけで、魔素が切れてしまうんだ。」
話によるとレモニカ様は、暴走すると同時に周りから魔素を吸収してるらしい。だから今は簡単な魔式しか使えないとの事。
「レモニカ様の暴走が原因なら、その暴走を止めれば良いんだよね?」
「それは試した。けど、レモニカ様は自然の精霊。自然関係の魔生物まで暴走させて僕達を襲わせて来たんだ。それに、そいつらを倒した所で僕達に勝てるはずも無かった。」
はぁ…そりゃ、敵いっこないか。じゃあどうすれば…
「あ…」
私が途方に暮れていた時、お兄様があることを思い出した。
「ミール、スキルチェックのこと、覚えてる?」
「うん、何日か前にやった、私が持ってるエクストラスキルが何かを調べるやつでしょ?確か私のスキルは…あ!」
「「料理霊!!」」
「料理霊、持ってるの!?」
リカエルが驚いた理由、それは、このスキルが伝説上の物であると言われていたからだ。
「正直、僕もびっくりしたよ。まさかそのスキルが実在するとは思ってもみなかったし、そのスキルの所有者がミールだったなんて…」
さっきリカエルが言っていたように、レモニカ様は美食家。私のスキルを使えば、信じられない程美味しい料理が出来る。つまり、レモニカ様の暴走を止められるかも、という訳。
「でも私、料理した事ないし、レモニカ様の好きな物が何かわかんないよ…」
まあ、前世でめちゃくちゃ極めたけどね。こっちの食べ物は全て記憶してるけど、扱い方は分からないよ。
「レモニカ様の好物はピザだよ。前にレモニカ様に会いに行った時、お供え物としてピザが山盛りだったし、間違いないと思う。」
ピザね…。得意分野だ!前世でイタリア留学したとき、ピザを極めたもん!
「レモニカ様が好きなピザは、ジェノベーゼ。その原料は、バーズとオリヴァーオイルと…あ、あとアモンディアだ。」
んー…なんとなく見当はつくような?
「ピザ生地はうちにあるから、バーズとオリヴァーオイル、そしてアモンディアを手に入れなきゃ。レモニカ様に作るから、1番高級で、美味しい物にしよう。」
「それじゃ、ミール、ステビア、極上のピザを求めて…レッツゴー!」
「「おー!」」
レモニカ様用に作ると思うと緊張するなー…。でも、みんな張り切ってるし、やりますか!
「ミール、、これから少し長旅になるけど、良いかな?家に入って、準備しよう。ピザの作り方は判る?」
「うん、何日か前に本で読んだのよ。覚えてるから、大丈夫。」
ま、読む前から完璧なんだけどね。
「よし。ミールは何冊か持ってきて欲しい本があるから、カバンに入れといてくれ。リカエルは、これ提げてて。」
お兄様が、リカエルにバッグを提げると、リカエルは中を漁り始めた。
「色々入ってるんだね。見たところ、回復薬がいっぱいあるみたい。」
「またアルラウネみたいなのに襲われて傷だらけになったら、食材を手に入れられなくなるだろう?だから、とりあえずだ。」
私が本を取りに行くと、お兄様は、剣を研ぎ始めた。少しして研ぎ終わると、私と一緒にお母様に経緯を説明し、旅に出る用意が整った。
「ミール、準備出来たか?」
「うん。いつ出発するの?」
「明日の夜だな。昼だと、またへんなのに襲われるかもしれないし。それまで寝てようか。」
今夜か…眠くて歩けないなんて事にならないといいけど。
「ミール、ステビア、リカエルちゃん、そろそろ寝なさい。ミールの部屋で、3人一緒に寝たら?きっと仲も深まるはずよ。」
お母様、そんな夢のような時間をありがとう!お兄様と一緒に寝られるとはね!リカエルのしっぽ、寝ながら触ろうかな~。
「お母様、ありがとうございます。もう寝ますね。」
「うん、おやすみ。頑張ってね。」
「「「おやすみなさい!」」」
私達はベッドに入り、明日から始まる旅に期待を込め、3人仲良く、同じベッドで抱き合うのだった。
散歩から帰ってきた私は、リカエルちゃんと2人でフルーティア全書に目を通した。むやみに人間に衝突するよりも、一通り相手のことを知っておきたかった。
「ねぇ、リカエルちゃん。人間って、魔物なの?」
「うーん…この本にはそう書いてあるけどね。魔物の定義は魔術を操れる者だから、違う気がするんだけど…この世界の魔素量に耐えられてるってことは、少しは魔物の血が流れてるのかな?」
そうか、魔物の定義が魔術を操れるものなんだね。あ、でもということは…
「もしかして、魔術的魔式は使えないけれど、別の魔式なら使えるとか?」
この世界では魔法と言うと魔式、魔術、魔生物などの魔素に関係のあるものに対して初代魔王神が取り決めた法律を表すらしい。生前の世界で言われていたものは魔法ではなく、魔式と呼ぶらしい。
「ミール、もしかして科学的魔法の事かい?よく知ってるね、まだ幼いのに。」
「前に本で読んだのよ、お兄様の本で。」
読んだ本の内容は、全て記憶している。(無限記憶の効果らしい)
「確かにそう考えるとそうかもしれない。あと、人間が厄介な理由はもうひとつある。それは、人間は、無属性だってこと。つまり、弱点が無いんだよ。」
やっぱそうだよね…予想はしてたけど。
「あと、人間は自然と物凄くなかが悪い。あいつらは自分たちの科学力が上がれば上がるほど自然を破壊する。」
はあ、なんかごめんね…。
だいたい人間については知ることが出来た。あとは自分たちの戦力をあげるだけ。本当は戦いたくないけど、もし戦わざるを得なくなった時に困るからね。と、言うわけでこの前お父様に剣術を教えてくださいって言うと…
「剣術か…女の子には似合わないかもね。ミールは魔術的魔式を極めなよ。」
って言われちゃって。剣術の方が圧倒的に攻撃力が高いのになー。ま、お兄様もいる事だし、私は魔術的魔式に頼ろう。
「ミール、そろそろ夜ごはんだし、いったん休憩しようか。あと、ボクのことはリカエルでいいよ。」
「そうしようか、リカエルちゃん…いや、リカエル。」
私がそう言うと、リカエルは嬉しそうに尻尾を振った。
11.伝説のスキル、料理霊
翌朝、私は魔式の修行を始めた。お兄様とリカエルも手伝ってくれるらしい。私はリカエルに『魔式には色々な種類があり、種族、また個体によって得意属性が異なる』という事を教わった。
「良いかミール、魔術的魔式は自然の力を借りる。だから、魔術的魔式を操るには、自然を大切にし、敬い、そして愛することが何よりも重要だ。」
お兄様がそう言うと、リカエルがお兄様の話を補い始めた。
「魔術的魔式の属性は、7つある。火・水・木・雷・地・光・闇。魔法を定め初代魔王神は、自然をこの7つの力によって、作り、そして守った。」
自然か…。もしかしたら人間達は自然を破壊しているから、魔術的魔式を使えないんじゃなくてそもそも使う資格がないのかも。
「そこで一つ問題があるんだけど…」
?
「人間達の研究の影響で、自然に影響が出始めていて、作物が育たなくなったんだ。それに激怒した美食家の自然の精霊、レモニカ・ピザ様が魔術的魔式の力を暴走させてしまったみたいなんだ。ミールが出来る魔式の強さだと影響は出ないけど、僕達はその影響で1番簡単な魔式を使っただけで、魔素が切れてしまうんだ。」
話によるとレモニカ様は、暴走すると同時に周りから魔素を吸収してるらしい。だから今は簡単な魔式しか使えないとの事。
「レモニカ様の暴走が原因なら、その暴走を止めれば良いんだよね?」
「それは試した。けど、レモニカ様は自然の精霊。自然関係の魔生物まで暴走させて僕達を襲わせて来たんだ。それに、そいつらを倒した所で僕達に勝てるはずも無かった。」
はぁ…そりゃ、敵いっこないか。じゃあどうすれば…
「あ…」
私が途方に暮れていた時、お兄様があることを思い出した。
「ミール、スキルチェックのこと、覚えてる?」
「うん、何日か前にやった、私が持ってるエクストラスキルが何かを調べるやつでしょ?確か私のスキルは…あ!」
「「料理霊!!」」
「料理霊、持ってるの!?」
リカエルが驚いた理由、それは、このスキルが伝説上の物であると言われていたからだ。
「正直、僕もびっくりしたよ。まさかそのスキルが実在するとは思ってもみなかったし、そのスキルの所有者がミールだったなんて…」
さっきリカエルが言っていたように、レモニカ様は美食家。私のスキルを使えば、信じられない程美味しい料理が出来る。つまり、レモニカ様の暴走を止められるかも、という訳。
「でも私、料理した事ないし、レモニカ様の好きな物が何かわかんないよ…」
まあ、前世でめちゃくちゃ極めたけどね。こっちの食べ物は全て記憶してるけど、扱い方は分からないよ。
「レモニカ様の好物はピザだよ。前にレモニカ様に会いに行った時、お供え物としてピザが山盛りだったし、間違いないと思う。」
ピザね…。得意分野だ!前世でイタリア留学したとき、ピザを極めたもん!
「レモニカ様が好きなピザは、ジェノベーゼ。その原料は、バーズとオリヴァーオイルと…あ、あとアモンディアだ。」
んー…なんとなく見当はつくような?
「ピザ生地はうちにあるから、バーズとオリヴァーオイル、そしてアモンディアを手に入れなきゃ。レモニカ様に作るから、1番高級で、美味しい物にしよう。」
「それじゃ、ミール、ステビア、極上のピザを求めて…レッツゴー!」
「「おー!」」
レモニカ様用に作ると思うと緊張するなー…。でも、みんな張り切ってるし、やりますか!
「ミール、、これから少し長旅になるけど、良いかな?家に入って、準備しよう。ピザの作り方は判る?」
「うん、何日か前に本で読んだのよ。覚えてるから、大丈夫。」
ま、読む前から完璧なんだけどね。
「よし。ミールは何冊か持ってきて欲しい本があるから、カバンに入れといてくれ。リカエルは、これ提げてて。」
お兄様が、リカエルにバッグを提げると、リカエルは中を漁り始めた。
「色々入ってるんだね。見たところ、回復薬がいっぱいあるみたい。」
「またアルラウネみたいなのに襲われて傷だらけになったら、食材を手に入れられなくなるだろう?だから、とりあえずだ。」
私が本を取りに行くと、お兄様は、剣を研ぎ始めた。少しして研ぎ終わると、私と一緒にお母様に経緯を説明し、旅に出る用意が整った。
「ミール、準備出来たか?」
「うん。いつ出発するの?」
「明日の夜だな。昼だと、またへんなのに襲われるかもしれないし。それまで寝てようか。」
今夜か…眠くて歩けないなんて事にならないといいけど。
「ミール、ステビア、リカエルちゃん、そろそろ寝なさい。ミールの部屋で、3人一緒に寝たら?きっと仲も深まるはずよ。」
お母様、そんな夢のような時間をありがとう!お兄様と一緒に寝られるとはね!リカエルのしっぽ、寝ながら触ろうかな~。
「お母様、ありがとうございます。もう寝ますね。」
「うん、おやすみ。頑張ってね。」
「「「おやすみなさい!」」」
私達はベッドに入り、明日から始まる旅に期待を込め、3人仲良く、同じベッドで抱き合うのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる