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第2章 従騎士誕生
第17話 従騎士選抜会議
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司教は教皇へ報告へ行く。
「どうした。落ち着け。」「落ち着いていられません。従騎士候補のウォールは聖女ミリア以上の魔法の使い手です。」
「何と。」「さらに聖女ミリアも魔法を抑えて行使していた模様です。」
「素晴らしいではないか。聖女と従騎士が世界最強かもしれないのだぞ。」「コントロールできるでしょうか。」
「しないでどうする。私の権限が王権を上回るのだぞ。」「恐れ多いことを・・・」
「何を言っている。ダミアン王はアノ調子だ。私が民衆をまとめないでどうする。急いで、ウォールを従騎士にするぞ。」「はい。」
司教がダミアン王はだめだと思っていたが教皇まで私欲にまみれていることに暗雲がたちこめる思いをする。
教皇は根回しをして都合の良い貴族を従騎士選抜の会議に招待する。こうして従騎士選抜の会議が開かれることになる。
ダミアン王は取り巻きの貴族を連れて会議に臨む。教皇も貴族を引き連れている。ここに中立のエッケハルト宰相とバルタザール宮廷騎士団長が参加する。ダミアン王が宣言する。
「ウォールは王国軍第一軍に配属する。従騎士はラース・ローデンバルトでよかろう。」「なりません。聖女ミリアの推薦があります。ウォール殿は従騎士で決まりです。」
「我に逆らうつもりか。」「聖女ミリアは将来来る国難から国を救うことになります。従騎士は聖女ミリアが選んだ者にしか務まりません。」「神託か・・・」
ここでエッケハルト宰相がダミアン王に質問する。
「ダミアン様、ウォールを王国軍第一軍に配属してどうなさるおつもりですか。」「手始めに隣国へ攻め入る。ウォールが敵軍を蹴散らせば、我らの完全勝利だ。」
「ダミアン様、そのようなことを考えていたのですか、戦争は国力を消費します。今は内政に力をお入れください。」「それはお前に任せているだろう。」
「王自ら、内政に着手しなくてどうするのですか。」「分かった。分かった。戦争は無しだ。」
「ところで、教皇、聖女ミリアに従騎士ウォールが着くと、強大な力を持つことになります。どうお考えですか。」「も、もちろん、民のために働いてもらうつもりだ。」
「そうですか、ではマイラ島の民を救うことを条件に認めることでどうですか。」「マイラ島ですか。アウグスト王が救援を放棄した島ですぞ。」
「そうです。あの島にはアークデーモンが支配しています。幸いにも島であったためリーム王国への被害は最小限で済みました。」「アークデーモンを討伐するのですか。」
「マイラ島は我が国の汚点です。ダミアン王も憂いているはずです。」「ああ、そうだな。何とかしないとな。」「それを聖女と従騎士に押し付けるのですか。」
「押し付けるわけではありません。将来、国難から救ってくれるなら、このくらい当然、解決してくれると考えたまでです。」「過酷すぎる。」
「ダミアンの名において命じよう、マイラ島を奪還するぞ。」「ダミアン様、さすが決断が早い。」「何ということだ・・・」
教皇たちは青ざめる。アークデーモンは現れると亡国の危機にさらされるほどの脅威なのである。会議の後、教皇は慌てて司教に指示する。
「会議で聖女と従騎士によるマイラ島の奪還が決定された。何とか彼らを説得してマイラ島へ行くように説得してくれ。」「そ、それは聞けば逃げ出しますよ。」
「それを説得するのだ。頼むぞ。」「何ということだ。」
司教は頭痛がしてくる。よりによって悪名高きマイラ島である。司教はミリアとウォールを呼び出して話をする。
「会議でウォール殿を従騎士にするために条件が出された。」「どうせ、そんなことだと思ったわ。ドラゴンでも倒せというの。」
「いや、マイラ島を奪還することが条件だ。」「マイラ島?」
「マイラ島はアークデーモンが現れて先王のアウグスト王が救援を諦めた島だ。マイラ島へ行くだけでいい。頼む。」「そんなことでいいの。」
重苦しい雰囲気を漂わせている司教と違って、ミリアとウォーレンは平然としている。
「アークデーモンだぞ。」「ミハス村では、ゴミ屋敷から時々、アークデーモンがわくのですよ。いつも村人たちで退治していました。」
「アークデーモンがゴミからわくわけないだろ。」「エクムント・タウアーという人の家なんですが、ごちゃごちゃしていてゴミ屋敷と呼ばれているんです。そこからアークデーモンが・・・」
「エクムント・タウアーだと狂気の魔法研究者じゃないか。」「確かに引きこもりの変わり者ですよ。」
「アークデーモンを退治していたと言っていたな。」「ええ、俺もミリアも参加していますよ。」
「そうか、マイラ島のアークデーモンを退治してくれ。」「分かりました。それで何匹くらいいるのですか。」
「一匹に決まっているだろ、何匹もいてたまるか。」「あれ、一匹出ると数匹はいるんですよ。」
司教は耳を疑う、ミリアとウォーレンは災害級の化け物を害虫を退治するように言っている。それがミハス村の常識なのか、何という村と村人たちだ。
「どうした。落ち着け。」「落ち着いていられません。従騎士候補のウォールは聖女ミリア以上の魔法の使い手です。」
「何と。」「さらに聖女ミリアも魔法を抑えて行使していた模様です。」
「素晴らしいではないか。聖女と従騎士が世界最強かもしれないのだぞ。」「コントロールできるでしょうか。」
「しないでどうする。私の権限が王権を上回るのだぞ。」「恐れ多いことを・・・」
「何を言っている。ダミアン王はアノ調子だ。私が民衆をまとめないでどうする。急いで、ウォールを従騎士にするぞ。」「はい。」
司教がダミアン王はだめだと思っていたが教皇まで私欲にまみれていることに暗雲がたちこめる思いをする。
教皇は根回しをして都合の良い貴族を従騎士選抜の会議に招待する。こうして従騎士選抜の会議が開かれることになる。
ダミアン王は取り巻きの貴族を連れて会議に臨む。教皇も貴族を引き連れている。ここに中立のエッケハルト宰相とバルタザール宮廷騎士団長が参加する。ダミアン王が宣言する。
「ウォールは王国軍第一軍に配属する。従騎士はラース・ローデンバルトでよかろう。」「なりません。聖女ミリアの推薦があります。ウォール殿は従騎士で決まりです。」
「我に逆らうつもりか。」「聖女ミリアは将来来る国難から国を救うことになります。従騎士は聖女ミリアが選んだ者にしか務まりません。」「神託か・・・」
ここでエッケハルト宰相がダミアン王に質問する。
「ダミアン様、ウォールを王国軍第一軍に配属してどうなさるおつもりですか。」「手始めに隣国へ攻め入る。ウォールが敵軍を蹴散らせば、我らの完全勝利だ。」
「ダミアン様、そのようなことを考えていたのですか、戦争は国力を消費します。今は内政に力をお入れください。」「それはお前に任せているだろう。」
「王自ら、内政に着手しなくてどうするのですか。」「分かった。分かった。戦争は無しだ。」
「ところで、教皇、聖女ミリアに従騎士ウォールが着くと、強大な力を持つことになります。どうお考えですか。」「も、もちろん、民のために働いてもらうつもりだ。」
「そうですか、ではマイラ島の民を救うことを条件に認めることでどうですか。」「マイラ島ですか。アウグスト王が救援を放棄した島ですぞ。」
「そうです。あの島にはアークデーモンが支配しています。幸いにも島であったためリーム王国への被害は最小限で済みました。」「アークデーモンを討伐するのですか。」
「マイラ島は我が国の汚点です。ダミアン王も憂いているはずです。」「ああ、そうだな。何とかしないとな。」「それを聖女と従騎士に押し付けるのですか。」
「押し付けるわけではありません。将来、国難から救ってくれるなら、このくらい当然、解決してくれると考えたまでです。」「過酷すぎる。」
「ダミアンの名において命じよう、マイラ島を奪還するぞ。」「ダミアン様、さすが決断が早い。」「何ということだ・・・」
教皇たちは青ざめる。アークデーモンは現れると亡国の危機にさらされるほどの脅威なのである。会議の後、教皇は慌てて司教に指示する。
「会議で聖女と従騎士によるマイラ島の奪還が決定された。何とか彼らを説得してマイラ島へ行くように説得してくれ。」「そ、それは聞けば逃げ出しますよ。」
「それを説得するのだ。頼むぞ。」「何ということだ。」
司教は頭痛がしてくる。よりによって悪名高きマイラ島である。司教はミリアとウォールを呼び出して話をする。
「会議でウォール殿を従騎士にするために条件が出された。」「どうせ、そんなことだと思ったわ。ドラゴンでも倒せというの。」
「いや、マイラ島を奪還することが条件だ。」「マイラ島?」
「マイラ島はアークデーモンが現れて先王のアウグスト王が救援を諦めた島だ。マイラ島へ行くだけでいい。頼む。」「そんなことでいいの。」
重苦しい雰囲気を漂わせている司教と違って、ミリアとウォーレンは平然としている。
「アークデーモンだぞ。」「ミハス村では、ゴミ屋敷から時々、アークデーモンがわくのですよ。いつも村人たちで退治していました。」
「アークデーモンがゴミからわくわけないだろ。」「エクムント・タウアーという人の家なんですが、ごちゃごちゃしていてゴミ屋敷と呼ばれているんです。そこからアークデーモンが・・・」
「エクムント・タウアーだと狂気の魔法研究者じゃないか。」「確かに引きこもりの変わり者ですよ。」
「アークデーモンを退治していたと言っていたな。」「ええ、俺もミリアも参加していますよ。」
「そうか、マイラ島のアークデーモンを退治してくれ。」「分かりました。それで何匹くらいいるのですか。」
「一匹に決まっているだろ、何匹もいてたまるか。」「あれ、一匹出ると数匹はいるんですよ。」
司教は耳を疑う、ミリアとウォーレンは災害級の化け物を害虫を退治するように言っている。それがミハス村の常識なのか、何という村と村人たちだ。
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