先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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主導権は柊の手に:10

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膝裏を舐め尽くした柊は
まだ足りないとばかりに
舌先をゆっくりと上へ滑らせていった。

「ぴちゃ……っ
 じゅる……っ、ちゅる……」

水音が濃くなり、颯の脚の内側に沿って
熱を帯びた唾液の筋が細く光る。

太ももを両手でしっかりと開かせ
鼠径部へと顔を近づける。
そこもまた熱が籠もる
肌と下着が触れ合う密閉された場所。

「……すぅ……っ
 ふぅ……っ……ん、くぅ……」

柊は鼻先を押しつけ
深く吸い込むたびに
喉の奥で音を立てた。

汗と体温、そして下着越しでも
感じる男の匂いが混ざり合い
鼻腔の奥を痺れさせる。

「……んっ……はぁ……」

颯は吐息を落とし
片手で柊の髪を掴む。

柊は舌先を鼠径部の肌に這わせた。
「ぴちゃ……っ
 じゅる……っ、ちゅぅ……っ」

唇を押しつけて吸い上げるたびに
柔らかな肌がぴくりと跳ねる。

「っ……はぁ……ん……」
颯の声が少し高くなり、太ももに力が入る。

その反応が柊の奥をさらに熱くさせ
唇はより深く、より強く吸い付いた。

「……ちゅうぅぅ……っ、
 ん……っ……ぷは……っ」

唇を離すと、唾液と汗が混ざった糸が光り
空気の中に湿った香りが漂う。

「……ふぅ……はぁ……
 ご主人様……ここも……
 俺だけ……ですよね……」

荒い息の合間にそう囁くと
颯は息を詰まらせ、小さく笑う。

「……うん。ワンコくんだけ……」

「今日はいっぱい興奮してるんですね
 いつもより喋ってる……ワンコくん」

その言葉が、柊の理性を
また一段と溶かしていった。

鼠径部を舐め尽くすと柊は
ついに視線をその中心へと落とした。

下着の下――そこが熱を帯び
濡れた痕がくっきりと浮かび上がっている。

生地はしっとりと貼りつき
形を隠しきれないほど硬く膨らんでいた。

柊はその膨らみに顔を寄せ
まずは布越しに深く息を吸い込む。

「……すぅ……っ
 ふぅ……っ、くぅ……」

汗、先走り、そして尿。
男の匂いが濃密に混ざり
鼻腔の奥をじんと痺れさせる。

それは腋や膝裏とはまるで違う
原始的で本能を揺さぶる香りだった。

「……あ……っ……
 ワンコくん……そこの……匂い……」

颯の声が熱を帯び
布越しの中心がわずかに震える。

柊は鼻先を押しつけたまま
布の表面を左右に擦り
匂いを鼻に染み込ませる。

「……ふぅ……っ、ん……すぅ……っ……」
呼吸が荒くなるたび
布が湿りを増し、香りが強くなる。

「……ほら……ご主人様の匂い……
 もっといっぱい嗅いで……?」

颯が吐息混じりに囁き
腰をわずかに押しつけてくる。

その動きに合わせて
柊の鼻先が深く食い込み
より濃い熱が押し寄せる。

やがて柊は我慢できず
舌を伸ばして布越しに舐め上げた。

「ぴちゃ……っ
 じゅる……っ、ちゅぅ……っ」

湿った音が下着越しに響き
生地の表面にじゅわっと唾液が広がっていく。

「……ん……あ……っ……」

颯の声が高く揺れ
息が途切れ途切れになる。

柊はさらに強く吸い込み
先端の滲みを舌で押し広げる。

生地の内側から溢れる温かい湿りが
唇越しにじんわりと伝わる。

「……はぁ……っ……ワンコくん……
 そんなに……激しく舐めたら……」

言葉とは裏腹に
颯の腰はゆっくりと前後に動き
柊の口元に擦りつけてくる。

「じゅる……っ、
 んっ……ちゅうぅぅ……っ」

唇を押しつけ
滲みの中心から滴る味と匂いを
舌と鼻で同時にむさぼる。

「……ふぅ……っ、
 ご主人様のちんこ……もっと……」

柊の吐息と、颯の熱い呼吸が重なり
部屋は二人の湿った音と
香りで満たされていった。
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