先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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34:柊と颯の3連休-1日目-行為のあと(01〜06)

颯の自慰:01

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荒い吐息のまま眠りに落ちた
柊の頬には、まだうっすらと
涙の跡が残っていた。

颯はそっとその髪を撫で
布団をかけ直してやる。

「……おやすみなさい、先輩」

脱ぎ散らかされた服や下着を
拾い集め、洗濯機に入れる。

回る音が静かに部屋に響く中
颯はリビングのソファに腰を下ろした。

グラスに注いだ赤ワインを揺らしながら
薄暗い照明に照らされたベッドを見ると
視線の先には、安らかな寝顔で眠る柊の姿。

「……ほんと、ずるいですよね。
 そんな顔されたら……もっと欲しくなっちゃう」

グラスを傾け、赤い液体を一口含む。

胸の奥でまだ燃え残る熱を抱えながら
颯は眠り続ける柊を
ただひたすらに見つめていた。

ソファに腰掛けた颯は
ベッドのほうをぼんやりと見つめていた。

シーツに包まれ眠る柊の寝顔は
どこまでも穏やかで無防備。
さっきまで何度も絶叫させたその人が
今は子どものように眠っている。

颯は小さく息を吐き
ぽつりと声を漏らした。

「……こんなに、興奮して……
 欲しくなったの、初めてです」

グラスを指で揺らしながら
赤い液体を見つめる。

「誰にも……渡したくないです」

その声音は、誰にも届かない独白。

ワインの赤よりも濃い
静かな執着と愛情だけが
部屋に溶けていった。

▶︎

ワインを口に含みながら
颯の脳裏に浮かんだのは――
尻を激しく掘られ
声を張り上げて絶頂する柊の淫らな姿。

震える腰、涙に濡れた顔
許しを乞いながらも
奥まで受け入れてしまう従順な姿。

「……はぁ……っ」
颯は無意識に息を荒げていた。
思い出すだけで、熱がまた下腹を疼かせる。

「先輩……まだ、全然足りないです」

ソファの上で握った拳に力が入り
残る興奮を抑えきれずにいた。

ベッドランプの灯りに照らされた柊の寝顔が
なおさら颯を狂わせていく。



颯はベッドに近づき
散らかった玩具と機械を
一つひとつ丁寧に回収した。

そして、それらを抱えてソファへ腰を下ろす。

手の中にあるのは
さっきまで柊が必死に咥え込み
奥まで受け入れていたおもちゃ。

表面には唾液がぬめり
奥から掻き出された
熱と匂いがまだ色濃く残っている。

「……はぁ……」

鼻先を近づけた瞬間
濃厚な匂いが鼻腔を突き抜け
全身に痺れるような熱を走らせた。

喉の奥から、小さく
抗いきれない吐息が漏れる。

「……先輩……こんなに……染みついて……」

匂いだけで再び昂ぶる自分に
颯は小さく笑いを零した。

颯は堪えきれず
そのおもちゃに舌を伸ばした。

ぬるりと唾液が広がり
舌先が表面を這うたびに
「ぴちゃ、ぴちゃ」といやらしい水音が立つ。

片手は根元を握りしめ
扱くたびに「くちゅ、くちゅ」
と湿った音が重なった。

「んっ……はぁ……
 太い……長い……硬い……」

「先輩……こんなちんちん……
 咥えて……掘られてたの?」

舌で先端を円を描くように舐めながら
じゅるるっと音を立てて
根元まで舐め下ろす。

「これ……止まらない……っ。」

丸い玉を唇で包み込んで
強く吸い上げれば
「ちゅぱっ、じゅうっ……」
と空気と唾液の混ざった生々しい音が漏れる。

裏面を舌でぬるりと辿り
そのまま口を大きく開けて
「じゅぽっ」と咥え込む。

「……んはぁ……っ……」

喉の奥で唇をすぼめるように締めつけ
「じゅるるっ、ちゅぷっ、くちゅ……」
といやらしい音を響かせながら上下させる。

手と舌と口、すべてを使って
おもちゃをむさぼるように
味わい尽くしていた。

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