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17:強制口淫
強制口淫:03
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自分が咥えているものは、颯だった。
その確信が、唐突に、体の芯を貫いた。
目隠しの奥で、鼻腔を満たす匂い。
布越しでは誤魔化されていた生の匂いが
今はもう全てを暴き出している。
汗、皮膚、下腹部に滲んだ湿気……
男としての本能そのもの。
咥えた舌先に触れる、張り詰めた熱。
そして微かに滲む塩気と
喉奥に広がる生温い味。
「……ちゃんと、僕の咥えてるって……
わかってきました?」
その声。
耳に届くたびに
否応なく“現実”を突きつけられる。
自分の口を犯すこれは
間違いなく——颯。
彼のものを、咥えている。
事実はただそれだけなのに、
胸が、ひどく熱くなった。
苦しいほどに。焼けるように。
息を吸うたび
颯の匂いに満たされていく自分。
「くちゅ、じゅる」
自分が出している甘い音に
甘く狂わされていく自分。
咥えるたび、喉の奥に熱を押し込まれて
もう思考すら奪われていく。
(俺……颯を……)
ただの行為じゃない。これは、支配だった。
でも、抗えない。抗いたくもない。
だって今、自分は——
「……先輩」
名前を呼ばれた瞬間、びくりと腰が跳ねた。
そうしている間にも、熱が口の中で脈打ち、
柊自身の下腹部にも、熱がこみ上げてくる。
押さえつけられた欲望が
今にも弾けそうだった。
苦しい。でも、それは
恥ではなく——悦びだった。
(……俺も……硬くなってる……)
情けないほどに、素直に。
彼の前で、自分のすべてが反応している。
自分は、颯のあそこを咥えている。
それだけで、何もかもが塗り替えられていく。
「……あ」
颯が微かに笑った。
「……先輩……可哀想」
その一言に、柊の肩がぴくりと震えた。
まるで、心の奥底を
覗かれたようだった。
目隠しの奥で、顔が熱を帯びていく。
「そんなに
苦しそうにしちゃって……ね?」
手錠に繋がれた手首へ
ひやりとした金属音が落ちた。
——カチャリ。
音と同時に、自由が戻ってくる。
「外してあげますね。
……ほら、これで」
颯は、小さな声で囁く。
「……手、自由にしてあげるので…
自分の好きなように、してみてください」
口元に笑みがあるのがわかる。
でも、その笑みの底にあるのは
——確かな支配。
柊は、ゆっくりと
解放された手を持ち上げる。
恐る恐る、探るように、触れた。
指先が震えていた。
目の前にある颯の熱に
自らの意思で触れてしまうことが、
こんなにも——こんなにも
狂おしく嬉しいなんて。
「……っ、は……あ……」
吐息が重なる。
柊の喉の奥から、熱がこみ上げる。
同時に、颯の胸からも
甘く高い呼吸が漏れた。
「先輩の手……あったかい……」
その言葉に、柊の体温がさらに跳ね上がる。
(……俺、自分から……)
硬くなった自分の存在を
颯は知っていた。
認めてくれていた。
だからこそ、自由を与えられた。
でもそれは、自由という名の“選択肢”。
「自分から堕ちるかどうか」を試されている。
その自由を手にした柊は
自分のものよりも先に
颯のものに触れたかった。
その確信が、唐突に、体の芯を貫いた。
目隠しの奥で、鼻腔を満たす匂い。
布越しでは誤魔化されていた生の匂いが
今はもう全てを暴き出している。
汗、皮膚、下腹部に滲んだ湿気……
男としての本能そのもの。
咥えた舌先に触れる、張り詰めた熱。
そして微かに滲む塩気と
喉奥に広がる生温い味。
「……ちゃんと、僕の咥えてるって……
わかってきました?」
その声。
耳に届くたびに
否応なく“現実”を突きつけられる。
自分の口を犯すこれは
間違いなく——颯。
彼のものを、咥えている。
事実はただそれだけなのに、
胸が、ひどく熱くなった。
苦しいほどに。焼けるように。
息を吸うたび
颯の匂いに満たされていく自分。
「くちゅ、じゅる」
自分が出している甘い音に
甘く狂わされていく自分。
咥えるたび、喉の奥に熱を押し込まれて
もう思考すら奪われていく。
(俺……颯を……)
ただの行為じゃない。これは、支配だった。
でも、抗えない。抗いたくもない。
だって今、自分は——
「……先輩」
名前を呼ばれた瞬間、びくりと腰が跳ねた。
そうしている間にも、熱が口の中で脈打ち、
柊自身の下腹部にも、熱がこみ上げてくる。
押さえつけられた欲望が
今にも弾けそうだった。
苦しい。でも、それは
恥ではなく——悦びだった。
(……俺も……硬くなってる……)
情けないほどに、素直に。
彼の前で、自分のすべてが反応している。
自分は、颯のあそこを咥えている。
それだけで、何もかもが塗り替えられていく。
「……あ」
颯が微かに笑った。
「……先輩……可哀想」
その一言に、柊の肩がぴくりと震えた。
まるで、心の奥底を
覗かれたようだった。
目隠しの奥で、顔が熱を帯びていく。
「そんなに
苦しそうにしちゃって……ね?」
手錠に繋がれた手首へ
ひやりとした金属音が落ちた。
——カチャリ。
音と同時に、自由が戻ってくる。
「外してあげますね。
……ほら、これで」
颯は、小さな声で囁く。
「……手、自由にしてあげるので…
自分の好きなように、してみてください」
口元に笑みがあるのがわかる。
でも、その笑みの底にあるのは
——確かな支配。
柊は、ゆっくりと
解放された手を持ち上げる。
恐る恐る、探るように、触れた。
指先が震えていた。
目の前にある颯の熱に
自らの意思で触れてしまうことが、
こんなにも——こんなにも
狂おしく嬉しいなんて。
「……っ、は……あ……」
吐息が重なる。
柊の喉の奥から、熱がこみ上げる。
同時に、颯の胸からも
甘く高い呼吸が漏れた。
「先輩の手……あったかい……」
その言葉に、柊の体温がさらに跳ね上がる。
(……俺、自分から……)
硬くなった自分の存在を
颯は知っていた。
認めてくれていた。
だからこそ、自由を与えられた。
でもそれは、自由という名の“選択肢”。
「自分から堕ちるかどうか」を試されている。
その自由を手にした柊は
自分のものよりも先に
颯のものに触れたかった。
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