初恋相手に醜いと罵られたので、その目は節穴だと証明してやりますわ

眉目秀麗の伯爵令息・アーサーに一目惚れする財閥令嬢・セシル。しかし、彼に醜いと罵られ、6才の初恋は傷心に終わる。

それからセシルは自分磨きに励み、誰しも2度は振り返る美人へと成長した。そうして16才になった時、アーサーが在籍する寄宿学校への入学を決意する。

初対面のフリをしてアーサーを籠絡するつもりが、彼はセシルのことを忘れるどころかしっかりと覚えていた!?

「ぼくが君を好きになることはない。絶対にだ」

「あらそうですの。ならば、あなた様の目が節穴ですと証明してみせるまでですわ」

同じ学園生活でどうしても接点がある2人。
やがて、大嫌いな相手の本心を知るきっかけが訪れてーー

強気な財閥令嬢と不器用な貴族令息の、甘酸っぱい学園ラブコメディ。
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