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第一章 私を抱いてください
③
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「何の用だ」
「えっと、名刺頂けますか、父にいらしたことを伝えておきます」
蓮也は黒のスーツの内ポケットから、名刺を取り出した。
「それじゃあ、これを社長さんに渡してくれ」
加子は蓮也から名刺を受け取り、電話番号を確認した。
蓮也が車に乗り込もうとすると、また、加子が呼び止めた。
「すみません、蓮也さんの携帯番号教えてください」
「そこに事務所の番号あるだろう」
「だって、蓮也さんと直接お話ししたいんです」
加子は恥ずかしそうに俯いた。
蓮也は大声で笑い出した。
「お嬢さん、おもしれえな」
「私は加子です、安達加子」
蓮也はグッと加子に近づいた。
顎をクイっと上げて、キスをした。
加子は蕩けた表情でキスを受けた。
はじめてのキスを経験した加子。
この世の中にこんなにも素敵な行為があるなんて知らなかった。
「えっと、名刺頂けますか、父にいらしたことを伝えておきます」
蓮也は黒のスーツの内ポケットから、名刺を取り出した。
「それじゃあ、これを社長さんに渡してくれ」
加子は蓮也から名刺を受け取り、電話番号を確認した。
蓮也が車に乗り込もうとすると、また、加子が呼び止めた。
「すみません、蓮也さんの携帯番号教えてください」
「そこに事務所の番号あるだろう」
「だって、蓮也さんと直接お話ししたいんです」
加子は恥ずかしそうに俯いた。
蓮也は大声で笑い出した。
「お嬢さん、おもしれえな」
「私は加子です、安達加子」
蓮也はグッと加子に近づいた。
顎をクイっと上げて、キスをした。
加子は蕩けた表情でキスを受けた。
はじめてのキスを経験した加子。
この世の中にこんなにも素敵な行為があるなんて知らなかった。
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