162 / 184
第三十三章 葉月の決意
葉月お前は俺が守る④
しおりを挟む
「会長は身を引くおつもりですか」
「馬鹿、そんなことはしねえよ、葉月は俺には頼らない、迷惑かけるといって甘えてくれねえんだ」
「そうなんですか、姐さんらしいですね、西沢組長が生きていたころも、姐さんは西沢組長や、俺らには頼らなかったです」
「そうか」
「理玖坊ちゃんをお腹にかかえていたときも、一人で病院へ行くって、聞かなくて」
富樫は葉月を影ながら見守ることしか出来ないと痛感した。
そして富樫の言葉通り、葉月が西沢組にやってきて、話を始めた。
組員は黙って葉月の話に耳を傾けていた。
「馬鹿、そんなことはしねえよ、葉月は俺には頼らない、迷惑かけるといって甘えてくれねえんだ」
「そうなんですか、姐さんらしいですね、西沢組長が生きていたころも、姐さんは西沢組長や、俺らには頼らなかったです」
「そうか」
「理玖坊ちゃんをお腹にかかえていたときも、一人で病院へ行くって、聞かなくて」
富樫は葉月を影ながら見守ることしか出来ないと痛感した。
そして富樫の言葉通り、葉月が西沢組にやってきて、話を始めた。
組員は黙って葉月の話に耳を傾けていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
135
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる