リサシテイション

根田カンダ

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第4話 夏菜

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 男のオフィスにエンジニア4人が到着するのに10分もかからなかった。
 全員が秋葉原に住んでいる為だ。
 
 エンジニア達は、男のオフィスで働くエンジニアであるが、それぞれがオフィスを構え、それぞれがまた数名ずつのエンジニアをかかえている。
 そのオフィスも、男の出資で設立したITオフィスである。

 全員のエンジニアがそろってから、男は夏菜に問いかける。

「夏菜さん、ウチに来てどれくらいですかね?」

「えっ?」

 普段と少し雰囲気の違う男の問いかけに、夏菜は少し戸惑った。
 
「なんか…、社長もみなさんも、いつもと雰囲気が…
 私、もしかしてクビですか…?」

「違います、違います(笑)なんでそうなるかな?
 どれくらい経ったのかな?って(笑)」

 男は苦笑いしながら応えた。
 他のエンジニア達も苦笑いしていた。

「だってまだ半年ですよ!どれくらいも何も、ないじゃないですか!」

 夏菜は頬を膨らませ言った。

 確かに半年程で、どれくらいも何もない。


 夏菜は以前、男のオフィスビルの斜め向かいのメイドカフェでアルバイトをしていた。
 当時はお互いに、向かいのビルの人と向かいのメイドカフェのメイドさん程度の認識だったが、夏菜は同時にeスポーツプロプレイヤーとしても活躍し、ゲーム実況YouTuberでもあった。

 小柄で胸も大きく、ロリ系の顔立ちから人気のメイドだったが、《シマー》対策としてハイレベルなゲームプレイヤーを探す為、男がメインスポンサーとなったeスポーツ大会で入賞した事から知り合いとなり、男は夏菜をオフィスにスカウトした。

 
 夏菜は半年前の大会を思い出しながら

「社長はなぜ、私をスカウトしてくれたんですか?
 私は大会で優勝は出来なかったし…」

「夏菜さんが倒した準々決勝の相手、チーターだったでしょ?」

 『チーター』とは、ゲームのプログラムを不正に改造して、自分の操るキャラを無敵に近い状態にしたプレイヤーの事で、夏菜は準々決勝トーナメントのクジ引きで、敢えてチーターと闘う枠を選んだのだった。

「あなたはチーターを、更に上を行くチートで叩きのめした。
 その後の準決勝では、チートを行わず正々堂々と闘い、結果破れました。
 チートを行う知識と技術を持ち、チートを行う不正プレイヤーを許さず叩きのめし、正当なプレイヤーには、自身も正当に挑む!
 正義感の強さに惹かれました。
 挨拶はした事はなくても、お互いに顔見知りでしたしね(笑)」

「知ってらしたんですね…(笑)」

「メイドカフェの店長さんやお客さんには、悪い事をしましたが…(笑)」

「大丈夫です!たまに行ってま…す…あっ!
 もしかして…それでクビとか…」

「違いますよ(笑)なんでまたそうなるかな…(笑)
 あなたはゲーマーとしてだけではなく、エンジニアとしても優秀です。
 あなたの業務に不満はありません。
 ですから、あなたがプライベートで何をしようと、あなたの自由です。
 ただ、私はあなたを信用してるのに…私はあなたに秘密にしてた事があります…
 まずそれを謝罪させて下さい。
 申し訳ありません。」

 男はそう言って、夏菜に深く頭を下げた。

「ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい社長!
 私なんかに頭を下げないで下さい!
私だって社長やみなさんに秘密の1つや2つや…100くらい…ありそうですし…」

 夏菜が立ち上がって、両手を前に突き出して手を左右に振ってた時に、オフィスドア外にいたボディーガードが慌てた様子で入って来た。

「無礼のお叱りは後程。
テレビをご覧下さい!」

 そう言いながらボディーガードは、応接テーブルの上のリモコンに手を伸ばしテレビをつけた。

 テレビに映っていたのは、《シマー》デバイスを付けた40代くらいの白人の男女と、彼らの子供であろう高校生くらいの少女だった。
 周りには白衣を着た医者の様な人物数人と、アナウンサーを含めたテレビクルー。

 白人のアナウンサーは、興奮した様に実況をはじめた。

「We are about to witness a miracle!」
〈私達はこれから、奇跡を目の当たりにします!〉

 続いてアナウンサーは、ハジケる笑顔の少女の顔写真を手に、彼女の生い立ちを説明した。

 数年前にカリフォルニアで起きた爆破テロ…

 その時少女は友達とショッピングの為に、ロサンゼルス中心街に来ていた。
 その少女達の数メートル先で、テロリストが乗り捨てた車爆弾が爆発した。
 爆発した車の破片で両足を吹き飛ばされ、通りに建ち並ぶビルに爆風で吹き飛ばされ、命は取り留めたが、それ以来意識を戻していなかっのだった。

 記憶や人格そのモノをバーチャル世界へ飛ばす《シマー》ならば、バーチャル世界と言えど少女は目覚める事が出来るかもしれない。
 更に身体に障害を持つユーザーも、《シマー》のバーチャル世界の中では、健常者と同じ活動が出来るとの報告も入っていた為、失った両足も再生されるのではないか?
 もし成功はしなくても、眠り続ける少女の意識に何らかの刺激を与え、目覚めるキッカケになるのではないか?
 危険ではあるが、両親のたっての希望で実行に踏み切ったと、白衣を着た医者達が説明していた。



 男はその光景に、これから起こる事を瞬時に理解した。

「馬鹿な!」

 夏菜以外のエンジニア達も、驚きで腰をあげた!

 男の秘密を知らない夏菜だけが、訳もわからずオフィスにいる全員の顔を見回した。
 
[女の子は目覚め、両足は再生する!]

 男が、30年前の研究チームが開発した《リサシテイションシステム》。その応用型の《シマー》ならば、必ず実現してみせる!
 男自身もまだ、スーパーコンピューター『京』の中にデータとしての存在でしかなかった頃、既に《シマー》同様のテクノロジーは開発していた。
 データとして存在する褪せることのない記憶と知識を駆使し、自身の姿と帰りたかった日本の風景をバーチャル世界で再現に成功していた。

 ただその時に確信したのが

[世に出してはイケない!]

 同時に

[リサシテイション開発メンバーなら、必ず開発する!]

 もし『リサシテイション』を応用したバーチャルシステムが開発され世に出れば、世界は必ず崩壊する!
 
 バーチャル世界は電脳世界であり、電脳世界を形成する基盤に流れる電流には、時間の概念がない。
 生体の記憶から時間の意識を男が持っていても、電流には時間が存在していなかった。
 現実世界には時間は存在はするが、電脳世界のエネルギーは電力であり、電力となる電流に時間の概念は存在しない。
 電流となる電子は、電流の流れの逆に進むからだ。
 未来の電流となる電子が、過去の電流の中に流れこんで来る事になり、電流には現在が存在せず、未来と過去しか存在しない。
 現在流れている筈の電流に時間が存在すれば、未来と過去しかない電流は現在に存在していないと言う矛盾が発生してしまう。
 しかし電流は存在している。
 矛盾が発生しないのは、現在過去未来の時間の概念そのものが存在していないからである。
 
 電流を必要とする電脳世界では、時間が存在せず経年劣化が存在しないと言う事になり、故に男の意識は消滅する事はなく、電脳世界が存在する限り、時間概念世界では何億年経とうとも変わらず同じ【今】で存在する。
 男は知識を重ねても、年齢を重ねる事はなく、不老不死であると言う事だった。

 
[不老不死が実現されれば、世界は滅亡する!]


 男は確信し、《リサシテイションシステム》が稼働可能、又は生存した開発者がいれば、世界滅亡の可能性が跳ね上がる!
 
[消滅させなければ!自分も含め!]

 男は『京』の中で『リサシテイション』に関するデータを探したが存在せず、開発者達に関しても、男を含め全員の死亡が確認記録されていた。
 生存(存在)の可能性があるのは、男自身がスキャンし電脳世界へと転送した美保子だけだった。

[美保子を捜し出し、消滅させなければ…
それが最愛の女性でも!]

 だが同じ電脳世界にいる筈なのに行方がつかめなかった事で

[もしかしたらスキャンは失敗していた。それとも転送に失敗し、消滅していた。]

 そう思いかけていた矢先の《シマー》の発表!

 男は驚愕し、《シマー》を開発したのが美保子だと確信していた。
 事実《シマー》を開発したのは美保子だと、本人の口から聞かされた。





 男が開発していた《シマーβ》と言って良いテクノロジーを、夏菜を含めた全員のエンジニア達は知っていた。
 夏菜は、男が《シマー》を追うのは、《シマー》は男のテクノロジーを盗んだ盗作だからと思い、危険性は理解していなかった。
 だから夏菜は、テレビの中の行為を【実験】の様に見ていた。

[成功するといいな。けど盗作だし…失敗すると可哀想…]

 そう思っていたが、男の秘密を知る他のエンジニア達は、【成功】を確信していた。
 その成功の事実が目の前に存在し、エンジニア達が最も尊敬している者だったからだ。

 たが、【実験】は失敗した。

「なにっ?!」

 男が一番驚いていた。

「失敗する筈がない!」

 《リサシテイションシステム》は元々が脳死状態からの再生であり、成功している!

 だがテレビの中のモニターの《シマー》世界に少女は現れなかった。
 彼女の両親は《シマー》世界で待っていたにもかかわらず。

 【実験】の失敗に両親は泣き崩れ、白衣の医者達は失敗の原因を、《シマー》が女の子の意識が無い為に脳波をキャッチ出来なかったのではないか?でも可能性は0では無い!と言っていた。
 《シマー》デバイスが作動した時に、少女に繋がれた脳波計に変化があったからだった。
 アナウンサーと医者達は、《シマー》のアップデートに期待と、必要ならば医療界が全面協力すると伝えてから中継が切り替わった。

 世間には《シマー》開発者は謎のままだった。
 《シマー》開発、予約開始の発表会は、ゲーム好きのアイドル達がMCを努め、開発者の名前やメーカー等の情報は一切明かされなかった。
 会場で流されるデモ映像も、敢えて2020年代クオリティーでのデチューンが施されていた。
 それでも世界初の完全VRMMOと言う、バーチャルゴーグルではなく人の意識や感覚を完全にバーチャル世界に入り込ませる事と、既存のゲーム機にメーカーを問わず接続するだけで、新旧問わず様々なゲームがプレイ可能と言う事で、一気にブレイクした。

 《シマー》開発者は公表されなかったが、男には確信があった。

[シマーのネーミングは、美保子からの俺へのメッセージ!]

 30年前、命を失った時の男の名は

〔嶋智彦〕

 研究チームメンバーから、美保子も含め

「シマー!」

 と、呼ばれていたからだった。

 現在ナノシステムで身体を再生してからは、戸籍データ管理センターにハッキング侵入し、新しい戸籍をつくり上げていた。

〔田中学〕

 数代家系を逆上っても、偽造を見つけ出すのはほぼ不可能だった。

 たが美保子は男を見つけ出し接触して来た…
 男は美保子の手掛りどころか、《シマー》の製造元すら掴めてないにも拘らず…

 更に、『リサシテイション』を応用した《シマー》ならば、先程の少女をバーチャル世界に再現する事は確実に出来た筈だった。

 それを失敗させた《シマー》、美保子の思惑が掴めなかった。



「あの…社長…?」

 夏菜は不安そうに男に声をかけた。

「あっ!ごめん、ごめん!
私の秘密だけど…」

 男は少し戸惑った。

 男が《シマー》を追う理由と『人間』ではない事実。
 今話すべきか?

 《シマー》を使った【実験】の直後だけに躊躇ったが

「夏菜さん、夏菜さん以外はみんな知ってるんだけど…
 私は…人間じゃないんだ…」

「は?はぁ?アハハハハッ!
 社長も冗談言う事あるんですね(笑)初めて聞いた(笑)」

「いや、冗談じゃないんだ。本当に私は人間じゃない。30年前に死んだ男なんだ。」

「アッハハハハッ!
 今流行りの転生モノですか?(笑)それとも中学生特有の病気ですか?(笑)
 社長がそんな訳ないじゃないですか(笑)
 騙されませんよ!………あれ?」

 他のエンジニア達も真剣な顔をしていた為、夏菜は笑いをやめた。
 それは男の話を信じた訳ではなく

「乗っかる…トコですか?」

 男は苦笑いした。

「見せましょう。」

 男が手のひらをかざすと、指の先からサラサラと砂が流れる様に消えて行った。
 腕までも。

 男はナノマシンの結合を解いて行った。

「凄っ!どんなタネですか?!社長がマジック出来るって!
 社長って元マジシャンだったんですか?!」

 男は力尽きた様にテーブルにうなだれた。

[あぁ…夏菜さんが((ど))が付く天然なのを忘れてた…優秀なんだけどなぁ…]

「わかった!ホログラムだ!社長ならホログラムくらい作れるでしょ!
 どこにカメラあるんですか?」

 男は助けを求める様に飯塚を見た。
 が!飯塚は目を逸らす…塩田、難波も…

 男は助けを諦め

「私の本名は、嶋智彦。年齢は62歳なんだ。嘘じゃない、本当だ。」

 男、嶋が死んだのは32歳の時だった。

「うっそだぁ~っ!(笑)どう見ても30代じゃないですか(笑)
 いくら若作りでも、62歳が30代は無理ですよ!私でもわかりますよ~、もう(笑)
 田中ってのは偽名て言うか、取り引き先との兼ね合いで、ごく平凡な名前を名乗ってるんだろうなって、思ってましたから(笑)
 私もメイドカフェでは、ヒメカでしたし(笑)源氏名ですね!(笑)」

「いや…そう言うんじゃなくて…」

 嶋は今度はボディーガードを見たが、かかわりたくないのか、マネキンの様に動かなかったが…

「自分もそうです!夏菜さん、あなたは理解しないといけません。
 いや、我々ボディーガードの為にも理解して下さい。
 我々は一度殉職し、社長によって第2の人生を与えてもらった軍人です。
 まだ幼い我が子と妻を置いて逝くわけにいかなかった。
 そんな我々に社長は妻と子を見守り続ける道を与えてくれました。
 もちろん、我々が生を…生とは少し違いますが、望まなければそのまま死なせてくれたでしょう。
 だから我々の身体も社長と同じ、ナノマシンで出来ています。
 リサシテイションシステムで我々の記憶と知識、感情、生まれて生きて来た全てを『アリサ』に転送し、ナノマシンで身体を構築して下さいました。
 お陰で我々は妻と子を養い、休日は家族と平和に過ごせます。
 ただ、我々は年を取り老いる事はありません。
 社長と我々は、不老不死なのです。
 我々の脳データと身体を構成するナノマシンがある限り。
 ですから我々はいずれ、老いが来ない事が妻や子にバレてしまう前に、再度殉職し家族の前から、姿を消さないとなりませんが…」

 そう言ってボディーガードは、嶋と同じ様に身体を一度崩壊させ、再度構築して見せた。

 夏菜はそれを見て、両手で口を押えた。

「わかってもらえましたか?」

「う…そ…じゃありませんよね…」

 夏菜は嶋に問いかけた。

「本当です。
 最初から話しますので、聞いてもらえますか?」

 嶋はインドにスカウトされた話から始め、インドでおこなっていた研究から命を奪われるまで、美保子の事も含め全てを話した。

「…以上になります…
 隠していて申し訳ありません。
 ですが夏菜さんなら、永遠の命…不老不死がどれだけ危険か、理解して頂けますよね?」

 夏菜は考え込んでいた。

 嶋のナノマシンがあれば、先程のテレビの少女の両脚が再生出来る!
 嶋やボディーガードの話が本当ならば、嶋の歩く姿や走る姿、ボディーガード達の体術体捌きを見ていても、常人以上の動きにも耐える!

「社長!そのナノマシンを使えばさっきの女の子、少なくとも脚の再生は出来ますよね!
 公開しましょうよ!」

 確かにそうであるし、嶋も公表を考えた事はある。
 ナノシステムは外観だけではなく、内蔵までをも再現出来る。その機能も。
 そうすれば人類の寿命を飛躍的に伸ばす。そこに《シマー》が加われば、人類は不老不死になり…

「私もそれは悩みました。ですがその結果、世界の秩序は崩壊します。
 まず宗教的な反発が起こるでしょう。宗教的な紛争やテロが、いまだになくならいのがいい例です。紛争やテロが今以上に頻繁に起こるでしょう。」

「でも…でも紛争やテロで身体の一部を失っても再生出来るなら…!」

「そう、紛争は永遠に拡大して行き、最終的には大戦勃発します。
 そこに《シマー》が加わり私やボディーガードの皆さんの様な兵士が増えれば…
 死の恐怖を持たない兵士同士が闘えば…
 倒してもすぐに再生して戦場に復帰し、永遠に戦い続ける…
 永遠に戦争は終わりません…」

「ですね…永遠に終らない…」

 夏菜は気付いた様だった。

「人間は…人間では無くなった私も愚かなんです。
 リサシテイションの開発動機は、金と権力争いです。結果、私達研究員は命を失い、私達に依頼した一族も滅亡しました。
 妻と子をリサシテイションを使い命を助けたい…CPUの中でデータとしての存在が生きていると言えるかはわかりませんが、命を助け危険から遠ざけたかったのも、私の欲望でエゴです。 
 人間に欲望とエゴがある限り、リサシテイションとナノシステムは、世に出しては行けません。
 私には《シマー》と妻を捜し出し、デリートしなければなりません。
 その為にあなた達に協力を願い、あなた達を守る為に、デリートするべきリサシテイションシステムとナノシステムを使い、ボディーガードのみなさんを生き返らせた…
 目的の為に手段を選ばない私の欲望とエゴであり、私は狂ってるのです。」

「「「「「違います!」」」」」

 その場にいたボディーガードも含め、嶋以外の全員が叫んだ。

「社長の開発は、確かにオーバーテクノロジーだと思います。
 存在してはイケないテクノロジーかもしれません。
 ですがどうか、ご自身をマッドサイエンティストの様に言わないで下さい!
 我々ボディーガード達は、少なくとも貴方に救われてます!
 どうか、ご自身を恨み憎むのはおやめ下さい!」

 全員が嶋を見つめて頷いた。

「ありがとう…」

[このメンバーで良かった!]

そう思いながら、ただ1つ…《シマー》が、美保子が少女のログインを失敗させた事が、どうしようも無い不安となって、嶋の胸に残っていた。



 



 






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