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第17話 ダンジョン4
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気がついたらひとりになっていた。
すると今まで俺らを避けていた魔物達が急に集まってくるようになった。
剣を振っても振っても、片っ端から倒しても、何か怨みでもあるかのように魔物が集まってくる。
必死になって剣を振りながら
「あれっ俺って以外と強いんじゃね。」
と思う。
以前の俺ならもう死んでるんじゃね?
にしても魔物が多すぎる。
だんだん腕が重くなってきた。
体中傷だらけ。
流れる血で剣を握る手が滑る。
血が目に入って見えにくくなってきた。
もうダメだ死ぬ死ぬ。
「うわーっ。ユウト助けてくれー。」
「だから手をつないでって言ったのに。」
と言ってユウトが目の前に現れる。
とたんに魔物達がギクッと硬直したかと思うとざーっと蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
「ユウトー。ひでーよー。こえーよー。」
体中血まみれで鼻水と涙でぐしゃぐしゃになったマッテオが泣きながら抱きついてくるのをさっとかわしてヒールをかけてやる。
汚いのでクリーンをかけてからへたり込んでいるマッテオの頭に手を置いて転移魔法を発動した。
魔物がドロップしたアイテムや宝箱をギルドで換金する。
その量の多さにギルド長のラウラがニマニマしている。
「すごい量ね。なかなかの貢献度よ。」
レティシアとマッテオ達はランクBに昇格した。
「ユウトは鑑定しないのか?」とタピタがラウラに言う。
メルダが「ダメよ鑑定器が壊れるから。」と言う。
「あら、鑑定器壊したのユウトだったの。」とラウラがわしの方を見る」
「それは弁償せんぞ。」
「ちっちゃいのにランクAだからしばらくそのままでもいいんじゃない。」
また、いい加減なギルド長じゃな。
「ランクSになると王都のギルド扱いになっちゃうしね。そんなのイヤでしょう。」
そう言いながらわしを抱えて頭を撫でるのか。
金づるがなくなってイヤなのはおまえじゃろ。
すると今まで俺らを避けていた魔物達が急に集まってくるようになった。
剣を振っても振っても、片っ端から倒しても、何か怨みでもあるかのように魔物が集まってくる。
必死になって剣を振りながら
「あれっ俺って以外と強いんじゃね。」
と思う。
以前の俺ならもう死んでるんじゃね?
にしても魔物が多すぎる。
だんだん腕が重くなってきた。
体中傷だらけ。
流れる血で剣を握る手が滑る。
血が目に入って見えにくくなってきた。
もうダメだ死ぬ死ぬ。
「うわーっ。ユウト助けてくれー。」
「だから手をつないでって言ったのに。」
と言ってユウトが目の前に現れる。
とたんに魔物達がギクッと硬直したかと思うとざーっと蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
「ユウトー。ひでーよー。こえーよー。」
体中血まみれで鼻水と涙でぐしゃぐしゃになったマッテオが泣きながら抱きついてくるのをさっとかわしてヒールをかけてやる。
汚いのでクリーンをかけてからへたり込んでいるマッテオの頭に手を置いて転移魔法を発動した。
魔物がドロップしたアイテムや宝箱をギルドで換金する。
その量の多さにギルド長のラウラがニマニマしている。
「すごい量ね。なかなかの貢献度よ。」
レティシアとマッテオ達はランクBに昇格した。
「ユウトは鑑定しないのか?」とタピタがラウラに言う。
メルダが「ダメよ鑑定器が壊れるから。」と言う。
「あら、鑑定器壊したのユウトだったの。」とラウラがわしの方を見る」
「それは弁償せんぞ。」
「ちっちゃいのにランクAだからしばらくそのままでもいいんじゃない。」
また、いい加減なギルド長じゃな。
「ランクSになると王都のギルド扱いになっちゃうしね。そんなのイヤでしょう。」
そう言いながらわしを抱えて頭を撫でるのか。
金づるがなくなってイヤなのはおまえじゃろ。
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