37 / 44
第6章 桜の花の咲く頃に
1月23日(水) 晴れ 1
しおりを挟む
「あっ」
凍えるような寒い夕暮れ、坂道を駆け上ろうとしていた私は、ばったり学校帰りの音羽くんと会った。
「よう」
音羽くんは首にマフラーをぐるぐる巻き、ポケットに手を突っ込んで、背中を丸めて歩いていた。
「なに急いでんの? お前」
息を切らしていた私に、音羽くんが言う。
また言われてしまった。
でも学校に行くようになった私には、時間がない。家に帰ってから、さくらさんのお店のパンが売切れて閉店するまで、わずかな時間しかないのだ。しかも週に一回、水曜日だけ。この時間は私にとって大事な時間だから――
「そんなに腹減ってんの?」
「ちがっ……」
パンが食べたいわけじゃない。いや、食べたいけど。それだけじゃないんだ。
音羽くんが私をからかうように笑う。そしてゆっくりと坂道をのぼり始める。私もその少しあとをついていく。
北風がひゅうっと吹いて、制服のスカートを揺らした。私はマフラーを押し上げて、音羽くんの背中を見つめる。
紺色のブレザーにグレーのズボン。もう見慣れた音羽くんの制服。春になったら私も同じ制服を着たい。同じ制服を着て、同じ学校に行きたい。
私は想像する。桜の花びらが舞い散る中を、音羽くんと並んで歩く自分の姿を。
「おいっ」
はっと気づいて立ち止まる。いつの間にか音羽くんからだいぶ遅れてしまっていた。
「早く歩けよ。腹減ってんだろ?」
「ち、違うもん」
少し先で立っている音羽くんに駆け寄る。すると音羽くんがポケットから手を出して、私の前に差し出した。
「ん」
「え?」
「手!」
「あ、はい」
差し出された手のひらに、自分の手をのせると、音羽くんが驚いたように言った。
「うわ、お前の手、つめてー!」
「だって、急いでたから手袋忘れちゃって……」
音羽くんはそんな私の手をぎゅっと握りしめる。
「どんだけ腹減ってんだよ、お前」
「だから違うって!」
私を見た音羽くんがおかしそうに笑って、握った手を引っ張るようにして歩き出す。
「行くぞ」
「……うん」
冷たい風の吹く坂道を、音羽くんと手をつないで歩いた。
ポケットの中で温められていた音羽くんの手は、すごくあたたかくて、私はこの手をずっと離したくないって思ってしまった。
「音くん。久しぶりだなぁ」
お店のドアを開けると、思いがけないお客さんがいた。
「市郎じいちゃん!」
「これはこれは、お嬢さんもご一緒で」
私と音羽くんは、はっと気づいて、あわてて手を離す。
「仲がいいのよ、このふたり」
さくらさんがお店の奥から笑顔を向けてくる。
「ほう。仲がいいのは良いことだ。わしとばあさんも、若い頃は……」
「そんなことよりじいちゃん! 体調は?」
「いやぁ、このとおりピンピンしておるわ。心配かけてすまなかった」
市郎おじいちゃんがにこにこしながら言う。音羽くんは私の隣で小さく息をはいた。音羽くんは、おじいちゃんのことを、実はすごく心配していたんだ。口には出さないけど。
「今日は娘がこっちに買い物があるというもんで、久しぶりにさくらさんのあんぱんを買いに来たんだよ」
「おじいちゃんね、娘さんやお孫さんの分も、買ってくださったのよ」
おじいちゃんは私たちに、持っている紙袋を見せたあと言った。
「ふたりとも、学校帰りかね?」
私と音羽くんの制服姿を、おじいちゃんは目を細めるようにして見る。
「ああ、まぁ、そんな感じです」
「まぁ、のんびり行きなさい。まだまだ人生先は長い」
おじいちゃんはそう言って笑ったあと、どこか遠くを見るような視線でつぶやいた。
「わしの人生は、もう残りわずかだがね」
「そんなことっ……」
つい声を出してしまった。
「おじいちゃんにはもっともっと、長生きして欲しいです」
おじいちゃんは私を見て、穏やかに微笑んでくれた。
「ありがとう。お嬢さん」
店の外で車のクラクションが鳴った。
「娘さん、戻って来られたようですね」
「そうだな。ではそろそろ失礼しますか」
「お気をつけて」
「さくらさんも、身体を大事にな」
おじいちゃんはさくらさんの背中にそっと手を当てる。さくらさんは静かに目を閉じたあと、「ありがとうございます」と微笑んだ。
さくらさんと一緒に、お店を出ていくおじいちゃん。私もそのあとを追いかけようとして、ふと後ろを振り向いた。
「音羽くん?」
音羽くんは何かを考え込むかのように、うつむいている。
「音羽くん、おじいちゃん行っちゃうよ? いいの?」
「……よくない」
小さくつぶやいた音羽くんが、私を追い越して、外へ飛び出した。冷たい風がびゅっとお店の中に吹き込んでくる。
「市郎じいちゃん!」
音羽くんが大声で呼んだ。車に乗り込もうとしていたおじいちゃんが、動きを止めてこちらを見る。
「じいちゃん! 俺……」
私はドアの陰から音羽くんの背中を見つめる。
「俺……パン屋になりたいんだ」
「音羽……」
さくらさんの戸惑うような声が漏れる。おじいちゃんはじっと音羽くんのことを見つめている。
「母さんより、父さんより、おいしいあんぱん作るから……俺が作るから。だからそれ食べるまで、長生きしてよ。死なないでよ。お願いだから……」
音羽くんの声がかすれて小さくなる。おじいちゃんはしばらく音羽くんを見つめたあと、ふわっと表情を緩めてこう言った。
「わかった。わしは死なん。音くんのあんぱんを食べるまで、わしは死なんよ」
おじいちゃんの声が、冷たい空気の中に、きんっと響く。うつむいた音羽くんが顔を上げて、おじいちゃんを見る。
「だからお前も強くなれ。わしみたいにな」
音羽くんがさりげなく目元をこする。おじいちゃんは声を上げて笑って、そして車の中に乗り込む。
「じゃあ、また来るよ」
「お待ちしてます」
車の窓から手を振るおじいちゃんに、さくらさんが手を振り返した。私もお店の外へ出て、走り出す車に手を振った。
だけど音羽くんは立ちつくしたまま、ただ真っ直ぐ、おじいちゃんの乗った車を見送っていた。
凍えるような寒い夕暮れ、坂道を駆け上ろうとしていた私は、ばったり学校帰りの音羽くんと会った。
「よう」
音羽くんは首にマフラーをぐるぐる巻き、ポケットに手を突っ込んで、背中を丸めて歩いていた。
「なに急いでんの? お前」
息を切らしていた私に、音羽くんが言う。
また言われてしまった。
でも学校に行くようになった私には、時間がない。家に帰ってから、さくらさんのお店のパンが売切れて閉店するまで、わずかな時間しかないのだ。しかも週に一回、水曜日だけ。この時間は私にとって大事な時間だから――
「そんなに腹減ってんの?」
「ちがっ……」
パンが食べたいわけじゃない。いや、食べたいけど。それだけじゃないんだ。
音羽くんが私をからかうように笑う。そしてゆっくりと坂道をのぼり始める。私もその少しあとをついていく。
北風がひゅうっと吹いて、制服のスカートを揺らした。私はマフラーを押し上げて、音羽くんの背中を見つめる。
紺色のブレザーにグレーのズボン。もう見慣れた音羽くんの制服。春になったら私も同じ制服を着たい。同じ制服を着て、同じ学校に行きたい。
私は想像する。桜の花びらが舞い散る中を、音羽くんと並んで歩く自分の姿を。
「おいっ」
はっと気づいて立ち止まる。いつの間にか音羽くんからだいぶ遅れてしまっていた。
「早く歩けよ。腹減ってんだろ?」
「ち、違うもん」
少し先で立っている音羽くんに駆け寄る。すると音羽くんがポケットから手を出して、私の前に差し出した。
「ん」
「え?」
「手!」
「あ、はい」
差し出された手のひらに、自分の手をのせると、音羽くんが驚いたように言った。
「うわ、お前の手、つめてー!」
「だって、急いでたから手袋忘れちゃって……」
音羽くんはそんな私の手をぎゅっと握りしめる。
「どんだけ腹減ってんだよ、お前」
「だから違うって!」
私を見た音羽くんがおかしそうに笑って、握った手を引っ張るようにして歩き出す。
「行くぞ」
「……うん」
冷たい風の吹く坂道を、音羽くんと手をつないで歩いた。
ポケットの中で温められていた音羽くんの手は、すごくあたたかくて、私はこの手をずっと離したくないって思ってしまった。
「音くん。久しぶりだなぁ」
お店のドアを開けると、思いがけないお客さんがいた。
「市郎じいちゃん!」
「これはこれは、お嬢さんもご一緒で」
私と音羽くんは、はっと気づいて、あわてて手を離す。
「仲がいいのよ、このふたり」
さくらさんがお店の奥から笑顔を向けてくる。
「ほう。仲がいいのは良いことだ。わしとばあさんも、若い頃は……」
「そんなことよりじいちゃん! 体調は?」
「いやぁ、このとおりピンピンしておるわ。心配かけてすまなかった」
市郎おじいちゃんがにこにこしながら言う。音羽くんは私の隣で小さく息をはいた。音羽くんは、おじいちゃんのことを、実はすごく心配していたんだ。口には出さないけど。
「今日は娘がこっちに買い物があるというもんで、久しぶりにさくらさんのあんぱんを買いに来たんだよ」
「おじいちゃんね、娘さんやお孫さんの分も、買ってくださったのよ」
おじいちゃんは私たちに、持っている紙袋を見せたあと言った。
「ふたりとも、学校帰りかね?」
私と音羽くんの制服姿を、おじいちゃんは目を細めるようにして見る。
「ああ、まぁ、そんな感じです」
「まぁ、のんびり行きなさい。まだまだ人生先は長い」
おじいちゃんはそう言って笑ったあと、どこか遠くを見るような視線でつぶやいた。
「わしの人生は、もう残りわずかだがね」
「そんなことっ……」
つい声を出してしまった。
「おじいちゃんにはもっともっと、長生きして欲しいです」
おじいちゃんは私を見て、穏やかに微笑んでくれた。
「ありがとう。お嬢さん」
店の外で車のクラクションが鳴った。
「娘さん、戻って来られたようですね」
「そうだな。ではそろそろ失礼しますか」
「お気をつけて」
「さくらさんも、身体を大事にな」
おじいちゃんはさくらさんの背中にそっと手を当てる。さくらさんは静かに目を閉じたあと、「ありがとうございます」と微笑んだ。
さくらさんと一緒に、お店を出ていくおじいちゃん。私もそのあとを追いかけようとして、ふと後ろを振り向いた。
「音羽くん?」
音羽くんは何かを考え込むかのように、うつむいている。
「音羽くん、おじいちゃん行っちゃうよ? いいの?」
「……よくない」
小さくつぶやいた音羽くんが、私を追い越して、外へ飛び出した。冷たい風がびゅっとお店の中に吹き込んでくる。
「市郎じいちゃん!」
音羽くんが大声で呼んだ。車に乗り込もうとしていたおじいちゃんが、動きを止めてこちらを見る。
「じいちゃん! 俺……」
私はドアの陰から音羽くんの背中を見つめる。
「俺……パン屋になりたいんだ」
「音羽……」
さくらさんの戸惑うような声が漏れる。おじいちゃんはじっと音羽くんのことを見つめている。
「母さんより、父さんより、おいしいあんぱん作るから……俺が作るから。だからそれ食べるまで、長生きしてよ。死なないでよ。お願いだから……」
音羽くんの声がかすれて小さくなる。おじいちゃんはしばらく音羽くんを見つめたあと、ふわっと表情を緩めてこう言った。
「わかった。わしは死なん。音くんのあんぱんを食べるまで、わしは死なんよ」
おじいちゃんの声が、冷たい空気の中に、きんっと響く。うつむいた音羽くんが顔を上げて、おじいちゃんを見る。
「だからお前も強くなれ。わしみたいにな」
音羽くんがさりげなく目元をこする。おじいちゃんは声を上げて笑って、そして車の中に乗り込む。
「じゃあ、また来るよ」
「お待ちしてます」
車の窓から手を振るおじいちゃんに、さくらさんが手を振り返した。私もお店の外へ出て、走り出す車に手を振った。
だけど音羽くんは立ちつくしたまま、ただ真っ直ぐ、おじいちゃんの乗った車を見送っていた。
10
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
ヤクザに医官はおりません
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
彼は私の知らない組織の人間でした
会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。
シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。
無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。
反社会組織の集まりか!
ヤ◯ザに見初められたら逃げられない?
勘違いから始まる異文化交流のお話です。
※もちろんフィクションです。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる