僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 彼の口の中はひどく温かかった。

 いや、それはむしろ熱いくらいで、具合よく湿っており、頬の内側の粘膜が僕のバナナにぴたりと貼りついた。

 その心地よさに多幸感を味わいながら、僕は目の前に屹立する男根に意識を集中した。

 正直、これほど間近で男性器を観察するのは、初めての気がした。

 しかも、ここまで太く、硬く、大きいものは・・・。

 青筋の浮き出たカチコチの肉筒に、思わず頬ずりしてしまう。

 焼けた鉄の棒のように熱く、弾力に富むその器官は、強く握っても硬い芯があり、決してひしゃげはしない。

 ズル剥けの亀頭は、僕のものに比べ、ずいぶんと立派である。

 張り出したエラの部分は茸の笠みたいで、そこから始まる亀頭は横から見ると兜をかぶった武者の頭部のようだ。

 今、そのつやつやした亀頭は透明な先走り汁でぬるぬるになり、鈍い光沢を放っている。

 亀頭の鼻先に縦に切れ込んだ尿道口から、とめどなくカウパー腺液がにじみ出ている証拠だった。

 間違いなく、彼も欲情しているのだ。

 その認識が、僕の胸底に意地の悪い想念の火をともす。

 彼にも、Mの資質がある。

 そのことに、間違いはない。

 だったら、新人のKの目の前で、それを引き出し、その地位を最底辺まで貶めてやるだけだ。

 なんなら、会社公認の肉便器の称号を、ここでこの男に譲ってやってもいい・・・。

 そんなことを考えながら、舌先を伸ばし、尿道口をつついてやった。

 それと同時に、親指の腹で、亀頭の表面を撫で回す。

「アア・・・」

 僕を頬張ったまま、くぐもった声で彼が喘ぐのが聴こえてきた。

「ク、クワエテ・・・ハヤク・・・」

 哀願するように呻き、僕をしゃぶり出す。

 僕はほくそ笑んだ。

 今のところ、僕が確実に勝っている。

 だからこそ、まだおフェラはおあずけだ。

 焦らして焦らしまくって、それからぱっくりと・・・。

 が。

 この時僕は、あまりにもいい気になりすぎていたようだった。

 その直後、まさかあんな展開が待っていようとは、夢にも思っていなかったのであるー。

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