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ヤミイ

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「逆にする?」
 ぼんやりと、僕は繰り返した。
 ある予感で、躰の奥がカッと熱くなる。
 逆ってことは、もしや・・・。
 僕は興奮で潤んだ眼を先生に向けた。
 頭上では、回転の止まった先生を、ナオミがマフラー一本でつるし上げている。
 回転の途中で僕にペニスを引き抜かれた先生は、かすれた声で鳴きながら身をよじっていた。
 肛門が疼いて仕方ないのだろう。
「溜まってきたね」
 勃起ペニスが顏の高さにくるまで先生を持ち上げると、ナオミが分厚い唇を開き、肉竿を握る手を離した。
「で、でるうっ!」
 M字開脚の姿勢で縛られた先生が、股間を突き出して痙攣する。
「ひゃうっ!」
 はしたない悲鳴とともに、
 どびゅっ。
 ふいにペニスが波打って、半透明な飛沫がナオミの大きな口の中に飛び散った。
 口を閉じると、ナオミは精液を味わうように咀嚼して、
「うん、おしっこの味も抜けていい感じだね。ここまで射精させると、精液の純度が高まるから美味しいよ。まさしく精子のゼリーを食べてる感じ。できればもっとほしいけど」
 そんなことを言いながら、分厚い舌を出して口の周りに付着した精液をべろりと舐めた。
 この大女、まるで吸精鬼だ、と僕は思った。
 血液ではなく、男の精液を吸い尽くす吸精鬼。
 もしかしたら、ここに集まっている女たちは、みんなそうなのかもしれない。
 精液にまみれた先生のペニスの先を見つめる女子大生たちの物欲しげな表情を見るにつけ、そんな気がしてならなかった。
「兄貴を下ろして」
 ナオミが精液を舐め終えるのを待って、ジュリが言った。
「ふたりを入れ替える。この子の負担が少なくて済むように、兄貴を床に置いて、この子を上から吊るすの」
 ナオミが横たわる僕を見た。
「いいよ。この少年のほうが軽いから、そんなのお安いご用だよ。で、どんな格好にする?」
「両手首と両足首を腰の後ろに固定してひとつに縛る。あるいはあなたが直接手で持ってもいいけれど」
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