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柚葉のキスは、最初のうちは小鳥が餌をついばむような感じでぎこちなかった。
けれど、時間が経つにつれて次第に遠慮がなくなり、唇同士を押しつけ合うだけでは飽き足らなくなってきたようだった。
蛞蝓が這うように柚葉の柔らかい唇が僕の唇をなぞっていく。
柚葉の唇はリップクリームのせいかつるつるしていて、気持ちいい。
そのうち僕の上唇をめくり上げると、中に舌を差し入れてきた。
前歯を舐め回され、僕は本能的に口を開ける。
その隙を狙って柚葉の舌がくねりながら入り込み、僕の舌先に触れてきた。
舌と舌を絡み合わせ、溢れてきた唾液を吸う。
柚葉の唾液はなぜだか少し甘い味がする。
舌が感じ始め、快感のさざ波に新たな波が加わっていく。
柚葉は背後から僕の華奢な躰を抱きしめて、両手で全身をまさぐっている。
接吻をやめたかと思うと腋の下から顔を入れ、横から乳首を長い舌で舐め出した。
その分自由になった左手を僕の鼠径部に下ろし、反り返った肉バナナの真ん中を握り、しごき出す。
カウパー腺液まみれの亀頭にリズミカルに包皮がかぶせられては、また引き下ろされる。
そのたびにネチャネチャという湿った音が聞こえ、僕はますます昂ってしまう。
「あふ、いく、逝っちゃう」
背後から抱きしめられ、性器と肛門をまさぐられ、僕はもう震えるしかない。
わずか15歳のいたいけな少年を、20歳過ぎの成人女性が、物も言わずに夢中で弄んでいる。
脳内でそんな情景をイメージし、僕は大人の女性に穢される純真無垢な男子中学生になり切ることにする。
「あ、あ、あ、あ」
目をきつく閉じて紅潮させた顔を背け、切なげに僕は喘ぐ。
包皮の間からぴょこぴょこ飛び出る僕の亀頭を、竿の部分をしごきながら柚葉が人差し指の腹でぬるぬる撫で回す。
ハート形の亀頭の形が包皮にくっきり浮かび上がり、割れた先端からほんの少しスキムミルクがにじみ出る。
「まだ出しちゃダメ」
柚葉が幼児を叱る若い母親のような声を出し、僕の陰茎の根元をぎゅっと強く握ってきた。
「で、でも、も、もう、無理」
またしても痙攣する僕。
「しょうがない子ね。わかったわ。じゃあ、おねえさんの手の中でお出しなさい。その恥ずかしい液を、ここで何回出せるか、挑戦してみるのもいいかもね」
「それは、だ、ダメです…」
僕は弱々しく首を振った。
「わかる…でしょ? ぼ、僕は、先生の肛門の中に、出したいんだ…」
「そっか。そうだったよね。おねえさんより、あなたは男性のほうが、好きなんですものね」
クチュクチュクチュ。
僕を休みなくしごき続けながら、残念そうに、柚葉がつぶやいた。
「そういえばさっき、私に何か、取ってきてほしい器具があるとか、言ってましたよね」
「え、ええ…。そのためにも、あなたの手コキで、今、貴重な精液を出し過ぎるわけにはいかないんです。むろん、あと一回ぐらいなら、いいですけど…」
けれど、時間が経つにつれて次第に遠慮がなくなり、唇同士を押しつけ合うだけでは飽き足らなくなってきたようだった。
蛞蝓が這うように柚葉の柔らかい唇が僕の唇をなぞっていく。
柚葉の唇はリップクリームのせいかつるつるしていて、気持ちいい。
そのうち僕の上唇をめくり上げると、中に舌を差し入れてきた。
前歯を舐め回され、僕は本能的に口を開ける。
その隙を狙って柚葉の舌がくねりながら入り込み、僕の舌先に触れてきた。
舌と舌を絡み合わせ、溢れてきた唾液を吸う。
柚葉の唾液はなぜだか少し甘い味がする。
舌が感じ始め、快感のさざ波に新たな波が加わっていく。
柚葉は背後から僕の華奢な躰を抱きしめて、両手で全身をまさぐっている。
接吻をやめたかと思うと腋の下から顔を入れ、横から乳首を長い舌で舐め出した。
その分自由になった左手を僕の鼠径部に下ろし、反り返った肉バナナの真ん中を握り、しごき出す。
カウパー腺液まみれの亀頭にリズミカルに包皮がかぶせられては、また引き下ろされる。
そのたびにネチャネチャという湿った音が聞こえ、僕はますます昂ってしまう。
「あふ、いく、逝っちゃう」
背後から抱きしめられ、性器と肛門をまさぐられ、僕はもう震えるしかない。
わずか15歳のいたいけな少年を、20歳過ぎの成人女性が、物も言わずに夢中で弄んでいる。
脳内でそんな情景をイメージし、僕は大人の女性に穢される純真無垢な男子中学生になり切ることにする。
「あ、あ、あ、あ」
目をきつく閉じて紅潮させた顔を背け、切なげに僕は喘ぐ。
包皮の間からぴょこぴょこ飛び出る僕の亀頭を、竿の部分をしごきながら柚葉が人差し指の腹でぬるぬる撫で回す。
ハート形の亀頭の形が包皮にくっきり浮かび上がり、割れた先端からほんの少しスキムミルクがにじみ出る。
「まだ出しちゃダメ」
柚葉が幼児を叱る若い母親のような声を出し、僕の陰茎の根元をぎゅっと強く握ってきた。
「で、でも、も、もう、無理」
またしても痙攣する僕。
「しょうがない子ね。わかったわ。じゃあ、おねえさんの手の中でお出しなさい。その恥ずかしい液を、ここで何回出せるか、挑戦してみるのもいいかもね」
「それは、だ、ダメです…」
僕は弱々しく首を振った。
「わかる…でしょ? ぼ、僕は、先生の肛門の中に、出したいんだ…」
「そっか。そうだったよね。おねえさんより、あなたは男性のほうが、好きなんですものね」
クチュクチュクチュ。
僕を休みなくしごき続けながら、残念そうに、柚葉がつぶやいた。
「そういえばさっき、私に何か、取ってきてほしい器具があるとか、言ってましたよね」
「え、ええ…。そのためにも、あなたの手コキで、今、貴重な精液を出し過ぎるわけにはいかないんです。むろん、あと一回ぐらいなら、いいですけど…」
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