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ヤミイ

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 宇宙食みたいな夕食を済ませると、ジュリの言った通り、全身にまた力がみなぎってきた。
 力というより、性欲といったほうがいいかもしれない。
「僕からでいいですか」
 シャワーを浴び、ラウンジに戻ると、僕はカウンターの上によじのぼった。
 ちんぐり返しの体位を取り、先生のほうにお尻を向ける。
「落ちないように支えてあげるわね」
 ジュリがカウンターの向こうから、仰向けになって太腿をつかんだ僕を抱きしめてきた。
 背後から腕を回して、男根を握ってくる。
「よく見える」
 僕の尻の頬肉を割って、先生が言った。
「綺麗な肛門だ。まったく色素の沈着がない」
「少し濡らしたほうが取り出しやすいかも」
 ジュリが片手で僕の陰茎を握ったまま、空いたほうの手で、真上を向いた僕の肛門にローションを垂らした。
 冷たい液体が火照った穴から体内に沁み込んできて、それがひどく心地よい。
「なんて熱いんだ」
 人差し指で肛門の入口の内側を一周して、先生がつぶやいた。
「しかもこの窮屈さがたまらない。こんなので締めつけられたら、誰でも瞬時に逝ってしまう」
「兄さん、早くそこに入れたくてたまらないんでしょ。私もよ」
 ローションを指の腹にすくい、先生が僕の肛門の内側の壁をゆっくりとなぞっていく。
 こんなに長い時間、明るい所で他人に肛門を観察されるのは、初めてだった。
 それを意識すると、とてつもなく恥ずかしくなった。
「み、見ないで…」
 両脚を抱え、両方の太腿をきつく胸に押しつけた窮屈な姿勢で、僕は先生に懇願した。
 が、もちろん、本心は真逆である。
 僕の「見ないで」は「もっと見て」なのだ。
「やめて」が「もっとして」の合図であることと同じだった。
 先生にはそれがわかっているようだ。
 その証拠に、僕の抗議を無視して、親指と人差し指で肛門を開き、ジュリに声をかけた。
「見ろ、肛門の中の綺麗なこと。こんなに綺麗なピンク色をしているぞ」
「見せて」
 握った僕の陰茎を取っ手代わりにして身体を支え、ジュリがカウンターの上に上体を乗り出した。
「指、入れていい?」
 ちゅぷっ。
 先生の返事を待たず、しなやかで長い人差し指を差し込んできた。
「きゃんっ」
 いけない。
 そう思いつつも、つい仔犬のように鳴いてしまった。
 これでは僕が悦んでいることを、サディストのジュリにも知られてしまう。
「感じてるわ。憎らしい」
 ジュリがぐるぐる指を回し始めた。
 くちゅくちゅくちゅくちゅ。
 ローションまみれの僕の肛門が、まるで快楽にむせぶように、いやらしい声で啼く。
「開いてきた」
 感心したように先生が言った。
「こいつの肛門は、まるでヴァギナだな」
「人のこと、言えないわよ」
 ちゅぷちゅぷちゅぷ。
 僕の肛門をかき混ぜながら、ジュリが先生を軽くにらんだ。
「知ってるよ。お兄ちゃんのアナルも、こうだってこと」
 
 

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