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-明日になれば、どうせ兄貴は拷問で死ぬんだしー
ジュリはこともなげにそう言い放った。
その言葉に、僕は戦慄すると同時に、異様な興奮を覚えずにはいられなかった。
三角木馬。
いつか聞いた謎の言葉が脳裏を去来した。
それがどんなものかわからないが、きっと先生は、その上で血と精液にまみれ、絶頂の中で息絶えることになるのだろう。
ならばその前に、徹底的に己が手で復讐を遂げておきたい。
その塁の気持ちはよくわかる。
ただひとつ解せないのは、塁が頼りにしている相手が、本来は恋敵であるはずのジュリだということだ。
塁とジュリの間にも、僕などにはあずかり知らぬ、水面下に沈んだ複雑な関係があるのかもしれなかった。
それこそ憎悪と表裏一体になった恋愛感情のような、一筋縄ではいかない心の綾が…。
とにかく、今確かなのは、ふたりが僕と先生の肉体に並々ならぬ興味を抱き、快楽を搾り尽くそうとしていることだ。
まるで僕らが今後少しでも精液を生産したら、それをもすぐに搾り取ろうとでも言わんばかりに…。
「今度はこれを使おうと思うの。どうかしら?」
例の隠し棚からジュリが取り出してきたのは、見るからに凶悪そうなアダルトグッズだった。
「それを、男に…?」
ひと目見て、塁の眼が点になる。
「ええ。いい考えだと思わない? 塁が兄貴と婚約する前、ふたりで使って遊んだことがあったよね?」
「うん…覚えてるよ。強烈過ぎて、死ぬかと思った…。でも、それってあくまで、レズビアン用でしょう?」
「このふたりのアナルなら、大丈夫だよ。だって、ふたりの肛門は、フィストファックにも耐えられたんだもの。それこそ、孕ませてやったら、子を産むことすらやってのけるかもしれないね」
妙なことを口にして、自分で吹き出すジュリ。
「確かに…そうね。フィストで直腸の一部を引き出されても、そのことにすら快感を感じてるんだもんね」
塁が真顔でうなずいた。
「まあ、子宮を引きずり出されて感じちゃったあたしも、人のこと、言えないんだけどね」
「脱子宮セックス、脱肛セックス…。まったく、あなたたち変態兄弟には頭が下がるわ」
「それにちゃんとついてきてるこの少年も、何万人にひとりの逸材だわ。まだ中学生のくせに、うちの兄貴をここまで貶めちゃうんだもの」
「ねえ、早くやろうよ。話を聞いてるだけで、また濡れてきた」
「じゃね、まずふたりの体位を変えるわよ。兄貴はヘッドボード側に頭が来るように、少年は、ベッドの足元のほうに頭が来るように仰向けに寝かせて。寝かせたら、両足を水平に開脚させて足首同士を結束バンドで固定する」
「なるほど」
ジュリの指示に、何かに思い至ったように、塁が勢いよくうなずいた。
「その後それを使うわけね。こいつらのいやらしい裸を合体させる前に」
「そう」
ジュリの眼が陰湿に光った。
「合体は、”これ”でふたりの躰をしっかり繋いだ後」
ジュリはこともなげにそう言い放った。
その言葉に、僕は戦慄すると同時に、異様な興奮を覚えずにはいられなかった。
三角木馬。
いつか聞いた謎の言葉が脳裏を去来した。
それがどんなものかわからないが、きっと先生は、その上で血と精液にまみれ、絶頂の中で息絶えることになるのだろう。
ならばその前に、徹底的に己が手で復讐を遂げておきたい。
その塁の気持ちはよくわかる。
ただひとつ解せないのは、塁が頼りにしている相手が、本来は恋敵であるはずのジュリだということだ。
塁とジュリの間にも、僕などにはあずかり知らぬ、水面下に沈んだ複雑な関係があるのかもしれなかった。
それこそ憎悪と表裏一体になった恋愛感情のような、一筋縄ではいかない心の綾が…。
とにかく、今確かなのは、ふたりが僕と先生の肉体に並々ならぬ興味を抱き、快楽を搾り尽くそうとしていることだ。
まるで僕らが今後少しでも精液を生産したら、それをもすぐに搾り取ろうとでも言わんばかりに…。
「今度はこれを使おうと思うの。どうかしら?」
例の隠し棚からジュリが取り出してきたのは、見るからに凶悪そうなアダルトグッズだった。
「それを、男に…?」
ひと目見て、塁の眼が点になる。
「ええ。いい考えだと思わない? 塁が兄貴と婚約する前、ふたりで使って遊んだことがあったよね?」
「うん…覚えてるよ。強烈過ぎて、死ぬかと思った…。でも、それってあくまで、レズビアン用でしょう?」
「このふたりのアナルなら、大丈夫だよ。だって、ふたりの肛門は、フィストファックにも耐えられたんだもの。それこそ、孕ませてやったら、子を産むことすらやってのけるかもしれないね」
妙なことを口にして、自分で吹き出すジュリ。
「確かに…そうね。フィストで直腸の一部を引き出されても、そのことにすら快感を感じてるんだもんね」
塁が真顔でうなずいた。
「まあ、子宮を引きずり出されて感じちゃったあたしも、人のこと、言えないんだけどね」
「脱子宮セックス、脱肛セックス…。まったく、あなたたち変態兄弟には頭が下がるわ」
「それにちゃんとついてきてるこの少年も、何万人にひとりの逸材だわ。まだ中学生のくせに、うちの兄貴をここまで貶めちゃうんだもの」
「ねえ、早くやろうよ。話を聞いてるだけで、また濡れてきた」
「じゃね、まずふたりの体位を変えるわよ。兄貴はヘッドボード側に頭が来るように、少年は、ベッドの足元のほうに頭が来るように仰向けに寝かせて。寝かせたら、両足を水平に開脚させて足首同士を結束バンドで固定する」
「なるほど」
ジュリの指示に、何かに思い至ったように、塁が勢いよくうなずいた。
「その後それを使うわけね。こいつらのいやらしい裸を合体させる前に」
「そう」
ジュリの眼が陰湿に光った。
「合体は、”これ”でふたりの躰をしっかり繋いだ後」
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