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ジュリが塁に手渡したのは、両端が海亀の頭部のように膨らんだ、不気味な形のバイブだった。
いわゆる、双頭バイブというやつである。
塁の指摘した通り、主にレズプレイで、女性の性器と性器を繋ぐのに使われる。
ただ性器同士をこすり合わせる”貝合わせ”に飽き足らなくなったハードプレイヤー専用の、かなりレアな性具である。
それをジュリは、僕と先生に使用するつもりなのだ…。
僕らは、塁にされるがまま、両脚を180度開かされて、ベッドの上に仰向けになっていた。
先生が枕側、僕が足元の側に頭を向けているので、ちょうど、露出した股間同士を向き合わせた格好だ。
僕は両肘を支えに上半身を起こし、塁の作業を観察することにした。
たび重なる射精に疲労困憊したらしく、さすがの先生も、仰臥したまま、動かない。
ただ、腹筋の割れた平らな下腹をゆっくりと上下させ、無毛の股間から猛々しい肉の茎を突き立てている。
こちらから見ると肉茎のつけ根と肛門が丸見えで、先生の陰嚢がかなり萎んでしまっているのがわかった。
塁に精液を一滴残さず吸い上げられて、中身が空っぽになってしまっているのだろう。
肛門はというと、括約筋が開き切り、そこから薔薇の花のように直腸の入口がはみ出ている。
塁の装着したペニスバンドのあの凶暴な”天狗の鼻”に突きまくられ、直腸壁には血さえ滲んでいるようだ。
が、無痛症の先生には、それすらもが快感なのだろう。
淫らな花弁と化した直腸口からは、ねっとりした肛門汁がトロトロ溢れ出し、シーツに黒い染みを作っている。
「行くよ」
塁が誰にともなく宣言し、だらしなく開いた先生の肛門に、ずぶりと双頭バイブの片方の亀頭を突っこんだ。
「あきゅ」
背中を反らし、先生が跳ねた。
天狗の鼻に負けないくらい太いのに、バイブはずぶずぶ先生の体内に呑み込まれていく。
薔薇の花弁のような直腸が蠢き、ぱっくり人工亀頭を咥え込んだのだ。
右手で先生の男根のつけ根を握り、それを支えにして、左手でバイブを肛門に押し込んでいく塁。
「あ、あ、あ、あ、あ」
丸く口を開け、屹立する肉棒の先端から新たなカウパー腺液を滲ませると、呆けたように先生が喘いだ。
半ばまでバイブをうずめ終えると、塁が顏を上げ、ねっとりと光る眼で僕を見た。
「さあ、少年、次は君の番だよ。もう少し、こっちにおいで」
いわゆる、双頭バイブというやつである。
塁の指摘した通り、主にレズプレイで、女性の性器と性器を繋ぐのに使われる。
ただ性器同士をこすり合わせる”貝合わせ”に飽き足らなくなったハードプレイヤー専用の、かなりレアな性具である。
それをジュリは、僕と先生に使用するつもりなのだ…。
僕らは、塁にされるがまま、両脚を180度開かされて、ベッドの上に仰向けになっていた。
先生が枕側、僕が足元の側に頭を向けているので、ちょうど、露出した股間同士を向き合わせた格好だ。
僕は両肘を支えに上半身を起こし、塁の作業を観察することにした。
たび重なる射精に疲労困憊したらしく、さすがの先生も、仰臥したまま、動かない。
ただ、腹筋の割れた平らな下腹をゆっくりと上下させ、無毛の股間から猛々しい肉の茎を突き立てている。
こちらから見ると肉茎のつけ根と肛門が丸見えで、先生の陰嚢がかなり萎んでしまっているのがわかった。
塁に精液を一滴残さず吸い上げられて、中身が空っぽになってしまっているのだろう。
肛門はというと、括約筋が開き切り、そこから薔薇の花のように直腸の入口がはみ出ている。
塁の装着したペニスバンドのあの凶暴な”天狗の鼻”に突きまくられ、直腸壁には血さえ滲んでいるようだ。
が、無痛症の先生には、それすらもが快感なのだろう。
淫らな花弁と化した直腸口からは、ねっとりした肛門汁がトロトロ溢れ出し、シーツに黒い染みを作っている。
「行くよ」
塁が誰にともなく宣言し、だらしなく開いた先生の肛門に、ずぶりと双頭バイブの片方の亀頭を突っこんだ。
「あきゅ」
背中を反らし、先生が跳ねた。
天狗の鼻に負けないくらい太いのに、バイブはずぶずぶ先生の体内に呑み込まれていく。
薔薇の花弁のような直腸が蠢き、ぱっくり人工亀頭を咥え込んだのだ。
右手で先生の男根のつけ根を握り、それを支えにして、左手でバイブを肛門に押し込んでいく塁。
「あ、あ、あ、あ、あ」
丸く口を開け、屹立する肉棒の先端から新たなカウパー腺液を滲ませると、呆けたように先生が喘いだ。
半ばまでバイブをうずめ終えると、塁が顏を上げ、ねっとりと光る眼で僕を見た。
「さあ、少年、次は君の番だよ。もう少し、こっちにおいで」
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