花屋のエルム〜触手と男の危険な香り〜

金盞花

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16.触手の目的(後編)

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「も、挿れて……っ♡早く、ぶっといの、欲しい……ッ♡」

 もう恥も外聞もなかった。俺は自ら足を開き、腰をくねらせてアピールした。
 それが伝わったのだろうか、触手が尻穴の前で鎌首を持ち上げた。
 だが様子がおかしい。触手に別の触手が絡み付いて、それが折り重なって、どんどん太くなっていく。指より細かったものがすぐに人間の剛直大になり、そしてそれを上回った。

「う、ぁ……」

 幾ら欲しがったとは言え、数多の触手が絡み付き合って出来た肉棒は、太さのみならず形状も凶悪だった。先端部が太いが、一度括れたその先はそれ以上に太い。更にあらゆる場所に大小様々なイボが付いており、見るからにグロテスクだ。
 こんな物、尻に入る訳が無い。そんなことをしたら壊れてしまう。そう直感させる凶器だった。
 だがその極太肉棒は俺の尻穴の前に近寄って来る。本能的な恐怖と、ほんの少しの期待が俺を支配した。

「や、やめろ……そんなの、入らない……っ!」

 自分でも分かる程その声は小さく、情けなく震えていた。しかし触手はお構い無しに俺の尻穴に近付いて行き、先端が触れた。
 ぬるっという感触が俺を襲うと同時に、何か得体の知れない感覚が腹の奥底にじわっと染み渡ったような気がした。熱を持った性感帯を弄られている。これはやばいと感じるも、もう遅かった。
 触手は俺の尻穴にゆっくりとその極太肉棒を挿入し始めたのだ。

「や……あ……ッ!」
 メリメリメリ……ズプププ……ッ!

 触手が中へ入ってくる衝撃は凄まじく、俺は思わず声を上げた。ミシミシと音を立て、触手がどんどん俺の中へ侵入してくる。
 その太さたるや凄まじく、俺は思わず息を止めてしまった。しかし触手は容赦なく中へ押し入ってくる。肉壁が限界まで押し広げられ、更にそこをイボが擦っていく。亀頭が通ってからも安心は出来ず、もっと太い部位が穴全体を開いたままにする。

「う、あ゛……ッ!」

 触手が奥へ進む度に俺は苦しい声を上げた。内臓を押し上げられているような感覚に吐き気がする。だがそれもすぐに快感へと変わっていった。
 触手はある程度深い部分まで挿入すると、そこで一旦動きを止めた。そして今度はゆっくりと引き抜かれていく。その感覚は排泄感にも似ており、俺は思わず身震いした。

「あ゛っ、あ゛……ッ♡」

 そしてまた奥まで押し込まれるの繰り返し。その度俺の口からは情けない声が漏れた。触手のイボが腸壁を擦る度に、俺は背筋を仰け反らせる。
 同時に全身を愛撫するように触手が這いずり回り、敏感になっている性感帯を容赦なく弄繰り回した。その間も尻穴はどんどん広げられていき、やがて肉棒を奥深くまで飲み込んだ時、そこから一ミリも動かなくなった。圧迫感は半端じゃなく、むしろ腹を破られそうな不安に駆られる程だった。
 おまけに別の触手が俺の腹を撫で摩った。俺の腹は薄らと内部の触手の形に膨らんでいた。そこを撫でられると更に異物感が増大する。触手に尻の中を満たされ、あまつさえ無理矢理拡張されている事実を突き付けられて、俺の体温は上がるばかりだった。

「あ……あ……ッ♡」

 俺はもう言葉を発することも出来ず、ただ喘ぐことしか出来ない。触手はそんな俺を嘲笑うかのようにゆっくりと動き始めた。

 ズッ、ヌプッ、ヌププ……ッ!

 触手が動く度、俺の尻穴から粘液が掻き出される。その感覚すら快感として拾ってしまう程敏感になっていた。触手が動く度に俺はビクンと身体を震わせた。そして徐々にその動きが激しくなっていくにつれて、俺の口から漏れる声も大きくなっていく。

 ズッポ、ズポォ!グチャ、グチョォ!ズボォ……!
「あッ、はっ、あんッ……♡」

 触手が俺の腹の中を動く度に目の前がチカチカした。太くて苦しい筈なのにイボが中を擦る度、言いようのない快感に襲われる。そして尻穴から溢れ出す粘液のせいで滑りが良くなり更に動きが激しくなった。
 俺はもう自分が何を言っているのか分からなかった。ただただ襲ってくる快楽の波に身を委ねることしか出来ないでいる。
 亀頭が入り口まで引き抜かれそうになったかと思うと一気に奥まで押し込められた。その衝撃で頭の中が真っ白になる。奥の柔らかい部分を突かれた時は意識を失いかけたほどだ。
 強烈な刺激に耐え切れず、俺は涙を流しながらひたすらに喘いだ。触手は俺の涙を舐め取りながら更に激しく動く。

 ズッポ!グチュッ!ズッポ!ドチュッ!
「あ゛……ッ♡ あ゛ぁ……ッ♡」

 俺はもう限界だった。だが触手はまだ満足しないらしく、俺の尻穴を犯し続ける。触手が出入りする度に中の肉壁が捲れ上がり、それがまた新たな快感を生んだ。そして遂に一番奥にある結腸弁にまで到達した。
 トントン、とまずは軽くノックされる。だがいつもと異なり、今日の触手は竿部分も太いのだ。弁より少し手前の箇所を押し広げられ、初めての感覚に身体が勝手にビクビクと跳ねた。

「あ……っ、や、やだ、そこ、怖い……」

 思わずそう口走ってしまったが触手はお構いなしに俺の尻穴を穿り始めた。グポグポッと音を立てながら激しく出し入れされ、その度にイボが腸壁を擦り上げるものだから俺はもう堪らず悲鳴を上げるしかなかった。
 触手は俺の反応を楽しむようにゆっくりとした動きを繰り返しながら、時折「ここが気持ちいいのか?」と言わんばかりにその箇所を突いてくる。その度に俺はビクンと身体を仰け反らせた。そしてまた激しいピストン運動が始まるのだ。

 ズプッ!ズプッ!ヌポォ!
「お゛っほぉ゛ぉ……っ♡」

 触手の先端が入り口付近まで引き抜かれると、今度は勢い良く奥まで押し込まれた。触手の亀頭部分がS字結腸の入口を押し広げ、徐々に中へと侵入してくる感覚に襲われる。
 流石に行き止まりの最奥まで入ってくるという無謀な真似はしなかったようだが、それでもゆっくりと着実に奥へと入ってきているのは分かり恐怖に駆られた。
 肉襞を先端で押し上げられながら何度も出し入れされると、次第にそこは柔らかくなり始め遂には亀頭に吸い付くような動きをし始めた。
 触手もそれを感じ取ったのか、そのままぐぽっと音を立てて奥の壁を突き抜けた。その瞬間身体中に凄まじいまでの快感が走り頭が真っ白になった。

「お゛っほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ♡」

 俺は堪らず絶叫し、身体を弓形に仰け反らせた。触手はそのまま俺の結腸を何度も突き上げてくる。その度に目の前に火花が飛び、意識が飛びかけた。肉壁は激しく痙攣して触手を食い締める。
 こんなにも強い快感なのに、天を向いたままの俺の肉棒からはトロトロと半透明の駅が漏れるだけだった。俺はメスイキしてしまったのだ。
 しかし触手の動きは止まらないどころか激しさを増すばかりだ。俺は為す術もなくひたすらに快楽を与えられ続けるしかなかった。それはあまりにも大きかったが、同時にこれを待ち侘びていたと本能が理解していた。

「お゛ッ、お゛ッ、お゛ぉ……っ♡」

 触手の責めに耐えきれず絶頂を繰り返してしまったものの、それでも尻の中の疼きが治ることはなかった。ずっと切なくて仕方ない。この熱を鎮めてくれるのは触手しかいない。俺は無意識のうちに腰を振っていた。

「お゛ッ! あっ、あ゛ぁぁっ! んお゛ぉぉッ!!」

 もうずっとイキっぱなしで頭の中が真っ白になる。気持ち良すぎて苦しいくらいのはずなのに触手を締め付けられたままの尻穴は切なくて切なくて堪らないといった具合にパクパクと開閉を繰り返していた。
 そこに突き入れられている触手からも粘液が流れ込んでいるようでそれを甘く感じてしまう自分がいた。

「お゛っ、おごぉ……っ♡ あ゛っ、あ゛ぁぁ……ッ♡」
 ズチュッ、グチョォ……ヌチャァ……ッ!

 触手が俺の中を穿つ度に響く水音が耳につく。触手は俺の中に出した粘液を擦り付けるようにしてピストン運動を続ける。その動きに合わせるようにして俺の口からも甘い声が漏れた。
 もう何度絶頂に達したか分からないくらいなのに、それでもまだ足りないとばかりに触手は俺の尻を犯し続ける。

「あ゛っ、お゛っ、あ゛ぁ……っ♡ あ゛ぁぁッ♡」

 同時に触手は俺の乳首も弄っていた。触手の先端で咥え込まれ、吸い付かれる。母乳なんて出る筈も無いから、ただただ快感を与えられる続けるだけだ。
 しかもその内部には舌のような更に小さな触手があり、吸い取ると同時に先端をチロチロと擽るのだからもう耐えられなかった。俺は快感に耐えきれず全身を震わせることしかできない。
 俺が反応するのを見て、触手は更に追い詰めるように責め立ててくる。更に両耳にも細い触手が入り込んできた。ぐちゅぐちゅとした水音をたてて俺の耳の中を掻き回す。そのせいで脳髄にまで響き渡ってきて頭がおかしくなりそうだった。
 もうすっかり俺の身体は快楽漬けになっていた。触手に触られる度に身体がビクビクと跳ね上がるし、尻の中は勝手に収縮を繰り返して中のモノを締め付けてしまう始末だ。
 しかしそれでもまだ足りないとばかりに触手は動き続けた。

「あ゛っ♡ お゛ッ、おほぉっ♡」

 触手は俺の中を蹂躙し続けながら、同時に乳首や耳も責め立ててくるものだからもう堪らなかった。俺はただ獣のような声を上げて喘ぐことしか出来ない。
 もう何度絶頂を迎えただろうか。数え切れない程の回数に達している気がするがそれでもまだ満足できないのか、触手の動きが止まる気配は無い。
 寧ろどんどん激しくなっていくばかりだし、俺の尻穴はもうすっかり解れきっていて触手を拒むどころか喜んで受け入れてしまっている始末だ。
 触手は遂に俺がだらしなく先走りを漏らしている性器に近付くと、その先端をグパッと4分割に開いた。その内部には無数の粒があるのが一瞬見え、俺は終わったと思った。
 直後、それが肉棒に喰らいつけば、想像通りの、いやそれ以上の快感が直接神経に流れ込まれるような錯覚を引き起こす。

「ひっぐぅぅぅうう♡♡♡」

 もはや虜になってしまった身体はそれだけで打ち震えてしまった。あまりの刺激の強さに一度顔を上げながら腰を引くような姿勢で僅かに捩らせるものの、触手はそれを許そうとしない。
 それどころか余計に追い込もうとするように柔らかな肉粒を茎へと押し付けてくる。そしてそのまま上下に動かされるともう堪らなかった、俺は再び甘い声を上げながら身悶えた。

「お゛ぉッ♡ あひっ、ひぎぃいっ♡♡」
 ジュプッジュプッグチョッ……ビュッ、ビュルッ……!

 しかしそれはほんの一瞬。触手の動きは止まらないどころかより強く速く動き出し、もはや身体の奥まで荒れ狂わせた。
 口から垂れた涎も拭くこともできずに尻の中をグチャグチャと掻き混ぜられ、肉棒を咥えたまま揉みくちゃにされればそれだけでまた絶頂を迎えてしまう始末だ。
 先程から俺はずっと絶頂地獄の中に放り込まれていたがそれでも未だ堕ちることはないままだ。吸い取られるがままに精液なんだか潮なんだかよくわからない物を竿から噴き出し、直後に尻でメスイキをする。俺の眼前はチカチカと何度も白く瞬いた。
 おかげで指先からは力が抜けて、触手に縛り上げられていなかったら足を開いていることさえ出来ない程であった。だがそれでさえまだマシだったのだという事をすぐに思い知らされることになる。快楽への従順さですっかり蕩けきった尻穴は新たな触手の侵入を拒まなかった。

 ズブ、グプッ!ヌルゥウウッ!
「あ゛っ!? お゛ぉお゛ぉお゛ぉッ♡♡♡」

 2本目のそう太くはないがイボのある触手は一気に奥まで突き入れたかと思うと、そのまま激しくピストンを始めた。もう限界まで拡げられていると思ったがそうでもないらしい。その衝撃で俺はまた達してしまった。
 だがそれでも触手は止まらない。むしろ激しさを増した動きによって俺の尻穴からは空気と液体が混ざり合ったような下品な音が響き渡った。1本目の触手が奥を侵略する一方、2本目の触手は出口付近で俺の弱点を探っていた。
 更なる快感の予感にブルッと身が震えるのを感じた。その仕草を察知したのかイボ触手がトドメとばかりに腹側にぴたりと密着してきた。そしてある一点を摘んで揉み解すように蠢く。その瞬間身体を快感が貫いた。

「お゛ぉ……ッ、そこやだぁ……っ!!」

 先程散々調教されたお陰ですぐその場所の快感に気が付いてしまった。愛しい触手に抗う言葉が勝手に溢れ、俺は不甲斐ない声を上げ身悶えた。だが触手はそれを許さないとばかりにグリグリと押し当ててくる。

「あ゛っ♡ あ゛っ、そこぉ……ッ! ダメだってぇ……!」

 触手はもうこれ以上無理だといった様子で浅い場所で抽送を始めた。言葉通り決して俺の反応を見計らう様なゆっくりとした動きではあったもののその刺激は強烈だった。

「お゛っ、お゛ぉっ♡」
 ビュクッ!ビュルッ!

 触手が動く度、俺は情けない声を上げながら身体をビクつかせる。しかしそれは苦痛からではなく快楽から来るものだということは自分自身が一番よく分かっていた。
 その証拠にガチガチに勃起したままの俺の性器の先端からは、触手の動きに合わせて液体が漏れ出していた。
 もう射精とも言えない、筒の後ろから突かれれば前から出るというごく当たり前の現象のようなことが起こってしまっていた。

「あ゛っ、あっ、あ゛~っ……♡」

 前からはジュポジュポと淫猥な音が響き、後ろからはグチョッグチャッという水っぽい音が響いていた。その音を聞くだけで頭がボーッとしてきて、俺はもう何も考えられなくなってしまう。
 結腸、前立腺、性器、乳首、耳、口、それから全身。俺は触手に支配されていた。何もかもを忘れ、与えられる快楽に浸り続ける。

 ゴポッ、ドクドクッ……!
「ん……! はぁっ……♡」

 上下の口から触手の体液が流し込まれるが、乾いた喉と疼く腸内はそれを歓迎し、寧ろ積極的に飲み込んでしまう。そうしている間にも肌という肌に粘液が塗り込まれており、俺は触手のもうひとつの器官になっていくかのようだった。
 ずっとこうしていたい。俺のそんな欲望を感知したかのように、触手は俺を犯し続けた。
 触手の体液によって次第に腹が膨れていく。ペニスから潮すらも出なくなると、触手は陰嚢に巻き付いて粘液を塗り込むと巧みなマッサージを行った。
 すると内部でグツグツと煮えたぎるような熱を感じ、数秒後には俺は白濁液を噴き出すのだった。そしてそれを咥えた触手がゴキュゴキュと飲み干し、もっと出せとばかりに吸い上げる。

「んぉっ……♡ あぁっ♡ でてる、止まらないぃいい……ッッ♡♡♡♡」

 男の連続絶頂は難しい筈なのに、すぐさま尿道口から夥しい量の体液が飛び出し、触手に吸い取られていく。まるで家畜のように搾り取られて、苦しいのに気持ち良い。
 これ以上は危険だと脳内で警報も鳴っているのだが、だからといってどうしようもなかった。股間は勿論、尻の中の触手も蠢いて俺を昂らせ続ける。
 俺の中の何かが急速に奪われていく感覚も確かにあった。絶頂の合間、耳の長い誰かが言っていた言葉が一瞬過ぎるが、意味を理解する前に白い閃光で掻き消される。もう男と女の絶頂、どちらを迎えているのかも分からなくなってくる。

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛ぁ~ッ♡♡♡」

 俺はもう自分が何を叫んでいるのかも分からなかった。ただ快楽を貪るだけの獣に成り果てている。触手が動く度俺の口からは意味のない言葉が溢れ出し、それが余計に俺を興奮させる。

「んぉっ♡ お゛ぉッ♡ お゛っ♡ お゛ぉッ♡♡」

 触手は俺の尻から抜け出るギリギリまで引き抜くが、また一気に根元まで押し込み、そしてまた引き抜く。その繰り返しだった。だがそれだけの単調で単純な動きでも俺は完全に堕とされてしまっていた。
 その証拠に腹の中は触手をキュンキュンと締め付け、絶頂直後の柔らかい尻穴は俺を哀れな雌に変える為にあると言わんばかりのその動きを繰り返している。
 俺がどれだけ必死になって締め上げても、触手はビクともしない。それどころか逆にその太さを実感させられてしまっているような気すらした。

「あ゛ぁッ♡ あ゛っ♡ お゛ぉ~ッ♡♡♡」

 触手のピストンが速まるにつれて俺の声も大きくなっていく。もう既に何度も絶頂を迎えているというのに、まだ足りないとばかりに腰を振っていた。
 だがもう流石に体力の限界を迎えつつあった。意識が朦朧として途切れ途切れになる。本当はもっとこの快楽を味わっていたいが、身体の方が保たなかった。

「あ゛っ、あっ♡ ……イグぅっ……♡」
 プシャアアッ!

 一際強くピストンされ、大きく痙攣しながら精液を吹き出す。それと同時に中の方も強く締め付けてしまったようで、その刺激で触手はビクビクッと脈打ったかと思うと大量の体液を吐き出した。それはまるでホースで水を撒くかの如く勢い良く放出され、あっという間に腹の中を満たしていく。

「お゛ぉ……ッ♡」
 ビュルルルッ!!ドピュッドピューーッ!!
「んほぉおおっ♡ あちゅいのきたぁああっ♡♡♡」

 俺は白目を剥きながら絶叫し、身体を大きく仰け反らせた。だがそれで終わりではない。触手は更に放出を続けながらピストン運動を始めたのだ。その衝撃に俺の腹はボコンボコンと波打ちながら激しく痙攣する。

 グポッ!グポォッ!ジュプププッ!ドピュッドピュッ!!
「あ゛っ、あ゛ぁっ♡ お゛っご……っ♡ あ゛っ♡ あ゛~ッ♡」

 触手は容赦なく俺の尻穴を犯し続けた。その太さと長さのせいで、俺の中はもう完全に触手の形に拡張されている。
 俺はもう完全に理性を失ってしまっていた。ただ快楽を享受するだけの肉人形と化しているのである。前と後ろで同時に達した後、俺は緩やかに意識が遠のいていく。

 ゴキュッゴキュッ……!
「ん……っ♡」

 だが俺はその合間で気付いてしまった。触手が動きを止めたかと思うと、散々俺の腹の中に放出した体液を、今度が吸い取って飲み込んでいた。ポンプのように汲み出された水分が触手の中を通って根本の方へと向かう感覚も尻に伝わる。
 腹を壊した時とも違う刺激に、俺は揺らぐ意識の中で悶えた。吸水を手伝うつもりか、別の触手がぽっこり膨らんだ腹を撫で摩り、時には軽く押すのが苦しいと共にえも言えぬ快感を呼び起こす。

「あ゛ぁっ♡ ぜんぶ、ぜんぶ吸われる……っ♡」

 俺は助けを求めるように喘いだが当然無意味なことだ。ベコッと腹が潰れ、中身が無くなっていく感覚は排泄のようでそうではない。
 もう無理だ。そう思いながら俺は甘イキを繰り返し、そして意識が黒に染まる。
 最後の最後に射精した後、萎えた竿から勝手に熱い物が流れ出ている感覚も遠くの方でしている。だがそれも喰らい付いた触手に吸い取られていった。残るのは溜まっていた物を出す開放感と快感だけだった。
 そしてそのまま俺は眠りに就くように気を失うのだった。
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