【完結】引継ぎ加護持ち王女様魅せられちゃったから 仕方ない

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俄然やる気を出したっぽい神様

おお~って思ってたら
女神様と神様お二人で ふわふわと
国境へ

女神様がタクトをちょんと振ったら
結界がなくなったらしく
声が聞こえてきた

「ふざけるな!私を誰だと思ってるんだ!」

威勢は良いけど動きは制限されているらしく 一歩も動けない

「くそ!何で動けないんだ!
何の魔法だ!そいつ等がなにかしてるんだろうが!早く動けるようにしろ!」

あ~神様に喧嘩売ってる

「あなた うるさいのよね
私達は神様なの」

「ほう!お前達が神なのか
よい所に来たな というかお前達が
私を拘束しておるのだろう さっさとしろ!」

「本当にうるさいね
君さ 僕は君たちの国の神様なんだけど
崇めることもしないし 民達を虐げる 今度は他の国まで迷惑?迷惑ではすまないくらいだよね それでいいと思ってるの?」
神様が国王に聞いている

「お前がうちの国の神か
私に加護を寄こせ!」

「はぁ本当にダメだね君
周りもそれを止めれない もしくは便乗するですか……国王は他の人に変えます
今回の件に関わった人は飛ばすからね
一応神様だから すぐ分かるしね」

「何を!勝手なことを言って後でどうなるか…!」
まだまだ虚勢……

「もういい?」
女神様
「あぁ お待たせ 一応ね
大義名分は言っとかないと」
「じゃあいくわよ」

女神様がまたタクトをかざす
「うちの国に悪い事した奴らは……
月に代わってお仕置きよ!」

ん?それ……月にいるウサギの……
名台詞
ポーズも決めてる 
やりたかったんだ…

そう思いながら見守っていると
タクトを振った

すると……
何てこと!

神様の言ったとおりに
飛ばされてる……
本当にバビューンって感じで
国王を筆頭に 半分以上
兵士達は違うみたいだけど
貴族っぽい人達は バビューン

「め…女神様
あの人達は何処に……」
決めポーズをそろそろ辞めてほしいけれど
ご満悦みたいだから突っ込むのは やめておこう……

「すごく遠い国にある 悪い人達が集められる凄く寒い所に飛ばしたわ」

「え!それでは その国の方々にご迷惑が…」
こちらの不幸を回したみたいで
申し訳ないわ

「大丈夫 結界張ってるし
まだ懲りずに悪い心を持っていたら
動けない様になってるわ
改心しなかったら……大変ね ふふふ」

「いやぁ ありがとね うちの国の後始末をさせてしまって」

「いいのよ~やってみたかったのよ」
そう言って 月にいるウサギの決めポーズをもう一度やっていた

「それじゃあ 僕は国に戻って 
次の国王の決定をしないと
あ ソフィア王女……」

神様に名前を呼ばれて
「は…はい!」

側にきて 耳元で
「あの ソフィアとペアの靴が良いんだけど 出来る?」
もじもじ
「え?私とですか?」
自分の靴を見ると

「違う違う!君達の女神様は
ソフィアって言う名前なんだよ 
でも呼んでは駄目だよ 
神の名前を呼ぶのは術をかけるのと同じだからね」

凄い事を聞いてしまった!
喋らずに 首だけブンブンと縦にふって
返事した

「では……らぶらぶということですか?」
こっそりと
「今 70%くらいだね」
「おぉ!頑張って下さいませ!
応援しております
あ!ですが 色は当ててみたいので
一度来ていただいてもよろしいですか?」

「うん 夢のお告げをやったあとに
一度彼女と一緒にいくよ よろしくね」

「はい 畏まりました
お待ちしておりますね」

「ありがとう」
そう言って 神様はしゅるんと
居なくなった







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