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後日談 夜会のあと① (イアンside)
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◆後日談 夜会のあと(イアンside)
夜会の前に、クロウの正装姿を見た、我は。
本当にびっくりしたのだ。
クロウは、黒を好んで着るみたいで、今回も安定の、黒い衣装だったが。
彼のスレンダーな体躯を美しく見せる、ジャケットのラインが見事だ。
この細身のクロウを、我はギュッとしたくなるが。
他の者まで、彼をそういう目で見やしないかと、ちょっと心配になるほどだ。
さらに、白皙の顔に、ほんのり唇の紅が主張していて。
あぁ、もう、本当に。食べたい。今すぐ食べたい。そのサクランボの唇を、かみかみしたいっ。
鼻は、それほど高くなく、口も小さくて。造形はちんまりなのだが、そこがあどけない。
一重で、切れ長の目なのに。どこか、おっとりしていて。
その絶妙なバランス、空気感、たたずまいが、全部、綺麗で。たまらん。
薄幸な感じとか、守ってやりたい気になる。
あぁ、久しぶりに、ギュッとして、ブンブン振り回したくなった。
とりあえず、相変わらず距離感が近すぎる兄弟を、引き離す。
もうクロウは、我のものだっ。
そして、クロウの手を恭しく握り、甲にキスする。
本当は、跪きたいくらいに、清浄無垢な美しさであった。
「陛下、兄上の上気した顔を世間にさらさないでくださいね? キスは厳禁」
シオンに釘を刺されたが。知るか。
部屋にふたりきりになったら、即行、その唇をいただいた。
チュウをしたら、純情なクロウの顔は真っ赤になってしまったが。
あぁ、色っぽくなってはダメなのに。
「へ、変な顔ではありませんか?」
とクロウが聞いてきたので。
いつもどおり美しいと返したら。
クロウは、なんか、微妙な顔になった。
憐れというか、言葉にしたら『お可哀想に…』って。言いそう、言いそう。
あの顔は、本当に、なんなのだろうな?
それはともかく。
夜会でファーストダンスを踊ったが。クロウと、いろいろ話をして。笑いの絶えない、幸せな、幸せなダンスをして、本当に我は…暗闇の十年間から抜け出せたのだな、救われたのだなと、実感した。
王宮に入って、まだ数日だというのに。
我の耳には、すでに、男性を王妃に据えるのはいかがなものか、なんて苦言が聞こえてきている。
しかし。我が苦しんでいたときに、手を差し伸べることもなく、見て見ぬふりをしてきた者の意見など、聞く気はない。
我が、この場にいるのは。すべて、クロウのおかげ。
我の命はクロウのもの。
我は、誰になにを言われても、クロウを手放す気など、全くないのだ。
というか、我からクロウを取り上げようとする者は、すべて我の敵である。
目の前で、黒真珠の瞳を潤ませて、我をみつめるクロウを、愛しているのだ。
大好きなのだ。
可愛くて、可愛くて、我の心臓が、どうにかなってしまいそうなのだ。
早く、彼のすべてを手に入れたいのだ。
我は夜会の間中、早くクロウとふたりきりになりたいと、そればかりを考えていた。
「初夜で、ございますね」
夜会が終わって、一度、各々の部屋に入り。湯あみなどをしたあとで、寝室に入ると。
クロウが寝台の上で座り込んでいて、そう言った。
いかにも、そうなのだが。
つるつるとした、シルクの生地のガウンを羽織り。ズボンも同じ生地のズボンで。
珍しく、白くてヒラヒラしたデザインのものを着ているクロウは、とっても花嫁さんチック。
頬を染めて、恥じらう感じは、ものすっごく可愛くて、清らかで、美しいのに。
なぜか台詞が、ちょっとおバカ。
あぁ、でも困ったことに、そんなところも可愛い。
「…そうだな?」
我は、寝台の端に腰かけ、すでにベッドの中央に乗り込んでいるクロウを見やる。
クロウは、胸の前で拳を握ると、キラキラした目をさらに輝かせて、力強く宣言した。
「陛下の陛下は、すごくご立派なので。すべてを受け入れられるか、心配ではありますがっ。ぼく、頑張ります!」
なるほど。未知の体験の前に、少し緊張していて、ちょっとおかしな方向に頑張っているのだな、と我は知った。
健気なクロウを、愛くるしいと思う反面。
この頃、ちょっとおバカな面が目についてきた。
大丈夫、ソレは可愛い部類に入るものだ。たまに呆れてしまうが。
ともかく、我は。クロウを引き裂くようなことを、するつもりはないので。そこは訂正しておこう。
「大丈夫だ、恐れるな、クロウ。セドリックが、一回で全部おさめられなくても、力のままに突き入れてはなりませんよ、と助言してくれた」
セドリックが初体験の時。彼のモノが立派だったため、初日に本懐を遂げられなかった、という経験談を話してくれたのだ。
閨での失敗は、のちの性生活に影響を及ぼしかねないので、相手が痛がったら、無理に通してはいけません。
ということを、伝授された。
想像したくはないが、シヴァーディが痛がるというのは、相当だと思う。
彼は騎士だから。ちょっとやそっとの痛みでは、声もあげないはずなのだがな?
すると、クロウが。両手の指先で、我の口をおさえてきた。
なんだ、その可憐な仕草は?
胸がジリジリして、苦しいんだが?
「イアン様、こういうことは、ふたりだけの秘め事でしょう? だからふたりで、手探りしながら進めていけばいいのです」
手を放して、クロウは座り直すと。居住まいを正して。ニコリと笑った。
「でもとりあえず。今日はぼくのすべてを、イアン様のものにしてくださいませ」
「クロウ」
感動して、我は寝台に乗り上げ、クロウの痩躯を抱き締めた。
ファーストダンスのとき、冗談で、我に身を捧げよと。言ったけれど。
本当に、今宵、クロウは我に身を捧げてくれるのかと思うと。
ジリジリしていた胸が、今度はジーンと熱くなった。
心臓が焼けこげたら、クロウのせいだぞ?
「クロウ、我は…クロウを食べてしまいたいのだ。だから、舐めたり噛んだり、いっぱいしてしまうかもしれないぞ?」
腕の中、我の胸に頬をつけるクロウの額に、我は額を合わせる。
あぁ、この純粋無垢な妖精さんに、我の熱い想いはちゃんと届いているのだろうか?
少しでも、この、我のせつない想いが伝われ、とばかりに。額をスリスリする。
「イアン様が、したいようにしてください。僕は、イアン様がすることで嫌なことなど、ひとつもありませんから」
「それは、前に。我も同じことを言ったな?」
「そぉですかぁ?」
クスス、と笑うから。わかっていて、言ったのだろうな?
あぁ、可愛いこの小悪魔に。我はメロメロだ。
降参だ。
そうして我は、この花嫁さんを、キスしながら寝台に押し倒したのだった。
夜会の前に、クロウの正装姿を見た、我は。
本当にびっくりしたのだ。
クロウは、黒を好んで着るみたいで、今回も安定の、黒い衣装だったが。
彼のスレンダーな体躯を美しく見せる、ジャケットのラインが見事だ。
この細身のクロウを、我はギュッとしたくなるが。
他の者まで、彼をそういう目で見やしないかと、ちょっと心配になるほどだ。
さらに、白皙の顔に、ほんのり唇の紅が主張していて。
あぁ、もう、本当に。食べたい。今すぐ食べたい。そのサクランボの唇を、かみかみしたいっ。
鼻は、それほど高くなく、口も小さくて。造形はちんまりなのだが、そこがあどけない。
一重で、切れ長の目なのに。どこか、おっとりしていて。
その絶妙なバランス、空気感、たたずまいが、全部、綺麗で。たまらん。
薄幸な感じとか、守ってやりたい気になる。
あぁ、久しぶりに、ギュッとして、ブンブン振り回したくなった。
とりあえず、相変わらず距離感が近すぎる兄弟を、引き離す。
もうクロウは、我のものだっ。
そして、クロウの手を恭しく握り、甲にキスする。
本当は、跪きたいくらいに、清浄無垢な美しさであった。
「陛下、兄上の上気した顔を世間にさらさないでくださいね? キスは厳禁」
シオンに釘を刺されたが。知るか。
部屋にふたりきりになったら、即行、その唇をいただいた。
チュウをしたら、純情なクロウの顔は真っ赤になってしまったが。
あぁ、色っぽくなってはダメなのに。
「へ、変な顔ではありませんか?」
とクロウが聞いてきたので。
いつもどおり美しいと返したら。
クロウは、なんか、微妙な顔になった。
憐れというか、言葉にしたら『お可哀想に…』って。言いそう、言いそう。
あの顔は、本当に、なんなのだろうな?
それはともかく。
夜会でファーストダンスを踊ったが。クロウと、いろいろ話をして。笑いの絶えない、幸せな、幸せなダンスをして、本当に我は…暗闇の十年間から抜け出せたのだな、救われたのだなと、実感した。
王宮に入って、まだ数日だというのに。
我の耳には、すでに、男性を王妃に据えるのはいかがなものか、なんて苦言が聞こえてきている。
しかし。我が苦しんでいたときに、手を差し伸べることもなく、見て見ぬふりをしてきた者の意見など、聞く気はない。
我が、この場にいるのは。すべて、クロウのおかげ。
我の命はクロウのもの。
我は、誰になにを言われても、クロウを手放す気など、全くないのだ。
というか、我からクロウを取り上げようとする者は、すべて我の敵である。
目の前で、黒真珠の瞳を潤ませて、我をみつめるクロウを、愛しているのだ。
大好きなのだ。
可愛くて、可愛くて、我の心臓が、どうにかなってしまいそうなのだ。
早く、彼のすべてを手に入れたいのだ。
我は夜会の間中、早くクロウとふたりきりになりたいと、そればかりを考えていた。
「初夜で、ございますね」
夜会が終わって、一度、各々の部屋に入り。湯あみなどをしたあとで、寝室に入ると。
クロウが寝台の上で座り込んでいて、そう言った。
いかにも、そうなのだが。
つるつるとした、シルクの生地のガウンを羽織り。ズボンも同じ生地のズボンで。
珍しく、白くてヒラヒラしたデザインのものを着ているクロウは、とっても花嫁さんチック。
頬を染めて、恥じらう感じは、ものすっごく可愛くて、清らかで、美しいのに。
なぜか台詞が、ちょっとおバカ。
あぁ、でも困ったことに、そんなところも可愛い。
「…そうだな?」
我は、寝台の端に腰かけ、すでにベッドの中央に乗り込んでいるクロウを見やる。
クロウは、胸の前で拳を握ると、キラキラした目をさらに輝かせて、力強く宣言した。
「陛下の陛下は、すごくご立派なので。すべてを受け入れられるか、心配ではありますがっ。ぼく、頑張ります!」
なるほど。未知の体験の前に、少し緊張していて、ちょっとおかしな方向に頑張っているのだな、と我は知った。
健気なクロウを、愛くるしいと思う反面。
この頃、ちょっとおバカな面が目についてきた。
大丈夫、ソレは可愛い部類に入るものだ。たまに呆れてしまうが。
ともかく、我は。クロウを引き裂くようなことを、するつもりはないので。そこは訂正しておこう。
「大丈夫だ、恐れるな、クロウ。セドリックが、一回で全部おさめられなくても、力のままに突き入れてはなりませんよ、と助言してくれた」
セドリックが初体験の時。彼のモノが立派だったため、初日に本懐を遂げられなかった、という経験談を話してくれたのだ。
閨での失敗は、のちの性生活に影響を及ぼしかねないので、相手が痛がったら、無理に通してはいけません。
ということを、伝授された。
想像したくはないが、シヴァーディが痛がるというのは、相当だと思う。
彼は騎士だから。ちょっとやそっとの痛みでは、声もあげないはずなのだがな?
すると、クロウが。両手の指先で、我の口をおさえてきた。
なんだ、その可憐な仕草は?
胸がジリジリして、苦しいんだが?
「イアン様、こういうことは、ふたりだけの秘め事でしょう? だからふたりで、手探りしながら進めていけばいいのです」
手を放して、クロウは座り直すと。居住まいを正して。ニコリと笑った。
「でもとりあえず。今日はぼくのすべてを、イアン様のものにしてくださいませ」
「クロウ」
感動して、我は寝台に乗り上げ、クロウの痩躯を抱き締めた。
ファーストダンスのとき、冗談で、我に身を捧げよと。言ったけれど。
本当に、今宵、クロウは我に身を捧げてくれるのかと思うと。
ジリジリしていた胸が、今度はジーンと熱くなった。
心臓が焼けこげたら、クロウのせいだぞ?
「クロウ、我は…クロウを食べてしまいたいのだ。だから、舐めたり噛んだり、いっぱいしてしまうかもしれないぞ?」
腕の中、我の胸に頬をつけるクロウの額に、我は額を合わせる。
あぁ、この純粋無垢な妖精さんに、我の熱い想いはちゃんと届いているのだろうか?
少しでも、この、我のせつない想いが伝われ、とばかりに。額をスリスリする。
「イアン様が、したいようにしてください。僕は、イアン様がすることで嫌なことなど、ひとつもありませんから」
「それは、前に。我も同じことを言ったな?」
「そぉですかぁ?」
クスス、と笑うから。わかっていて、言ったのだろうな?
あぁ、可愛いこの小悪魔に。我はメロメロだ。
降参だ。
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