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-2- 開始
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「四角形の面積の求め方は?」
「うーん?縦×横!」
「正解!」
「やったー!」
ここは佐藤の友人が経営している個別指導塾「ポイント個別指導塾」佐藤は1日講師として合計270分、4時間30分のバイトだった。
「あー、漢字は覚えた分だけ書けるから、しっかり1字1字覚えるんだよ」
「はーい」
「先生!」
「なんだ?」
「be動詞とはなんですか?」
「isとamとareだよ」
---------------------------------------------------
そしてあのゲーム、「空のカナタ」の発売日
がきた。
ゲーム屋の発売時間は6:00だがすでに4:00には大行列が出来ていた。
「うわっ!マジか!」
佐藤が並んで間も無く4:10だが発売が開始された。
「早くしろよー」
「お!その声は佐藤か!」
「おぉ!田中!大学以来だな!」
「お前もか?」
「ああ、空のカナタだろ?お前は宝を何に使うんだ?」
「1000万だろ?そりゃあ遊びまくるぜ!」
「あ、遊ぶ...」
「お前は何に使うんだ?」
「親にあげるんだ」
「なぜだ?!」
「親に保険だ。うまくいけば大金が手にはいる」
「どうや...」
そのとき列は田中の番となり、次は自分の番となった。
「料金は6000円となります」
「はい」
「お釣りです。ありがとうございました」
なるべく早く帰れるように自転車で来たが、正解だった。車は渋滞しており渋滞を抜けるのは時間がかかるだろう。
「今、世界との戦いの時間だ。最速で攻略し、世界に勝ってやる」
そう思いながら佐藤は自転車を全力でこぎ、家に帰った。
「うーん?縦×横!」
「正解!」
「やったー!」
ここは佐藤の友人が経営している個別指導塾「ポイント個別指導塾」佐藤は1日講師として合計270分、4時間30分のバイトだった。
「あー、漢字は覚えた分だけ書けるから、しっかり1字1字覚えるんだよ」
「はーい」
「先生!」
「なんだ?」
「be動詞とはなんですか?」
「isとamとareだよ」
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そしてあのゲーム、「空のカナタ」の発売日
がきた。
ゲーム屋の発売時間は6:00だがすでに4:00には大行列が出来ていた。
「うわっ!マジか!」
佐藤が並んで間も無く4:10だが発売が開始された。
「早くしろよー」
「お!その声は佐藤か!」
「おぉ!田中!大学以来だな!」
「お前もか?」
「ああ、空のカナタだろ?お前は宝を何に使うんだ?」
「1000万だろ?そりゃあ遊びまくるぜ!」
「あ、遊ぶ...」
「お前は何に使うんだ?」
「親にあげるんだ」
「なぜだ?!」
「親に保険だ。うまくいけば大金が手にはいる」
「どうや...」
そのとき列は田中の番となり、次は自分の番となった。
「料金は6000円となります」
「はい」
「お釣りです。ありがとうございました」
なるべく早く帰れるように自転車で来たが、正解だった。車は渋滞しており渋滞を抜けるのは時間がかかるだろう。
「今、世界との戦いの時間だ。最速で攻略し、世界に勝ってやる」
そう思いながら佐藤は自転車を全力でこぎ、家に帰った。
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