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戦闘
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氷のような岩石の塊。
青白い光を表面から放ちながら、その塊は近づいてきた。
かなり大きい。
前かがみな姿勢だからよくわからないけれど、僕の体と比べると優に5倍くらいはありそうだ。
「ターコイズゴーレムです。体が硬いので厄介ですが、動きはそれほど速くありません」
遭遇した魔物の情報を述べる学者。その声には、まるで覇気がない。
ここ数日間、ずっとこの調子だ。
「行くぞ!」
戦士ゴダスが声を張り上げる。
「はいよ!」
魔法使いアルアも、負けじと威勢のいい声で応じた。
接近してきた戦士と魔法使いめがけ、ターコイズゴーレムは、長い腕を大きく振った。
二人は互いの距離をあけず、余裕を持ってその攻撃をかわす。
無防備になったターコイズゴーレムの胸に、ゴダスはすかさず自慢の大斧を振り落とした。
ガキィィン!
激しい音がして、斧は弾き返される。
学者の言った通り、ゴーレムの体はかなり硬いようだ。
力を込めた分、ゴダスは弾き返された衝撃を大きく受けた。
「くっ!」
体がのけぞり、今度はゴダスの方に隙ができる。
そこへ反撃しようとしたゴーレムの腕が向かってくる。
「壁を!」
戦士が命じると、魔法使いは向かってくるゴーレムの腕との間に、翠色に光る障壁をつくりだした。
ゴーレムの腕が、勢いをもってその壁にぶつかる。
翠色の破片が鮮やかに散った。
壁によって勢いの弱まったゴーレムの腕が、辛うじて戦士にあたる。
戦士は組んだ腕でそれをガードし、後ろに転がった。
「大丈夫!?」
魔法使いが彼に駆け寄る。
「何か魔法を撃て!
一旦下がる!」
「分かった!」
戦士は起き上がって、ゴーレムに背を向けて走る。
魔法使いアルアは、両手を前に出し呪文を唱える。
彼女の目の前から、巨大な火の球が立て続けに飛び出した。
のそりのそりと向かってきたターコイズゴーレムに、正面からぶつかる。
ダメージを負っている様子はない。だが球がぶつかると、ゴーレムは煩わしそうに足を止めた。
ダゴスは十分な距離をとると、振り返り、魔法使いに叫ぶ。
「いいぞ、お前も下がってこい!」
魔法使いは腕をふり呪文を唱え続けながら、ゆっくりと後退する。
火の玉に続いて
光の玉
小さな雷
突風
魔法使いは多様な攻撃を立て続けに繰り出した。
ゴーレムが傷ついている様子はやはりない。だが確実に、足は止まっていた。
魔法使いは、戦士がいるところまで何とか下がってきた。
「おい、学者!
あいつに何か弱点はないのか!」
学者はすぐに答えた。
「腕や足の関節を狙うと良いかもしれません。もしくは首の裏とか」
それを聞いたゴダスが、神官に指示を飛ばす。
「メーテ、呪いでゴーレムの防御力を下げろ」
「はい」
神官は地面に跪き、両手を組んで祈り始めた。
「アルアは引き続き、奴の気を引け。
俺が背後をとる」
呪文を唱え続けている魔法使いは、大きく頷く。
「行くぞ!」
パーティーメンバーに発破をかけ、戦士は斧を携えて走った。
青白い光を表面から放ちながら、その塊は近づいてきた。
かなり大きい。
前かがみな姿勢だからよくわからないけれど、僕の体と比べると優に5倍くらいはありそうだ。
「ターコイズゴーレムです。体が硬いので厄介ですが、動きはそれほど速くありません」
遭遇した魔物の情報を述べる学者。その声には、まるで覇気がない。
ここ数日間、ずっとこの調子だ。
「行くぞ!」
戦士ゴダスが声を張り上げる。
「はいよ!」
魔法使いアルアも、負けじと威勢のいい声で応じた。
接近してきた戦士と魔法使いめがけ、ターコイズゴーレムは、長い腕を大きく振った。
二人は互いの距離をあけず、余裕を持ってその攻撃をかわす。
無防備になったターコイズゴーレムの胸に、ゴダスはすかさず自慢の大斧を振り落とした。
ガキィィン!
激しい音がして、斧は弾き返される。
学者の言った通り、ゴーレムの体はかなり硬いようだ。
力を込めた分、ゴダスは弾き返された衝撃を大きく受けた。
「くっ!」
体がのけぞり、今度はゴダスの方に隙ができる。
そこへ反撃しようとしたゴーレムの腕が向かってくる。
「壁を!」
戦士が命じると、魔法使いは向かってくるゴーレムの腕との間に、翠色に光る障壁をつくりだした。
ゴーレムの腕が、勢いをもってその壁にぶつかる。
翠色の破片が鮮やかに散った。
壁によって勢いの弱まったゴーレムの腕が、辛うじて戦士にあたる。
戦士は組んだ腕でそれをガードし、後ろに転がった。
「大丈夫!?」
魔法使いが彼に駆け寄る。
「何か魔法を撃て!
一旦下がる!」
「分かった!」
戦士は起き上がって、ゴーレムに背を向けて走る。
魔法使いアルアは、両手を前に出し呪文を唱える。
彼女の目の前から、巨大な火の球が立て続けに飛び出した。
のそりのそりと向かってきたターコイズゴーレムに、正面からぶつかる。
ダメージを負っている様子はない。だが球がぶつかると、ゴーレムは煩わしそうに足を止めた。
ダゴスは十分な距離をとると、振り返り、魔法使いに叫ぶ。
「いいぞ、お前も下がってこい!」
魔法使いは腕をふり呪文を唱え続けながら、ゆっくりと後退する。
火の玉に続いて
光の玉
小さな雷
突風
魔法使いは多様な攻撃を立て続けに繰り出した。
ゴーレムが傷ついている様子はやはりない。だが確実に、足は止まっていた。
魔法使いは、戦士がいるところまで何とか下がってきた。
「おい、学者!
あいつに何か弱点はないのか!」
学者はすぐに答えた。
「腕や足の関節を狙うと良いかもしれません。もしくは首の裏とか」
それを聞いたゴダスが、神官に指示を飛ばす。
「メーテ、呪いでゴーレムの防御力を下げろ」
「はい」
神官は地面に跪き、両手を組んで祈り始めた。
「アルアは引き続き、奴の気を引け。
俺が背後をとる」
呪文を唱え続けている魔法使いは、大きく頷く。
「行くぞ!」
パーティーメンバーに発破をかけ、戦士は斧を携えて走った。
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