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どうしよう。真壁さんにメールで指定されたお店に着いたけど、本当に大丈夫なんだろうか。夢じゃないよね? いや、真壁さんのことだから仕事が入ってなかったことになりそう。予約が20時だからあと十五分弱。着きましたとメールをいれて珍しく三分経たず先に入っておくよう返信が。
お店に入って案内係の人に真壁さんの名前を告げると、奥のお座敷に通された。午後から休憩なしで仕事を片付けたから喉が渇いた。ビールいいかな。ハイボールにしとくべきかな。それよりなにより真壁さんと二人!
気持ち悪くなるぐらい鼓動が激しい。政治家のおじさんの接待並みに緊張してきた。あの時は真壁さんの付き添いだったけど。
呼吸を整え、ほりごたつで脚を伸ばしていると着信がきた。
ディスプレイには真壁さんの文字。はい、きた。
「はい。織部です」
「お疲れ。ごめん。ちょっと遅れる。なるべく早く済ませるから。本当にごめん」
「大丈夫です! 待ってます」
「ごめんな。ありがとう。じゃ」
プツッと通話は切れた。けど、今の、なんかいい。デートの待ち合わせって設定っぽい。
思わずにやけて身悶えしていると、いきなり襖が開かれた。
「よーっす。お疲れちゃーん」
「ハアァァ?」
現れた益子に脳内設定をぶち壊され思わず声が出た。
「お前、それ、その顔。真壁さんの前でもして見ろよ」
「するわけないでしょ。あんたデートは?」
「いやぁ、バカ息子の親父が怒っちゃって裁判沙汰になってさー。真壁さんと部長が召集されちゃったもんだからお前が一人酒になるじゃん? だから来てやったんだよ。ありがたく思え」
「彼女は!?」
「バーカ。お前、本当に鈍いっつーか、バカな?」
「なんですって?」
「二人きりにしてやろうと配慮してやったんだろ。なんでわかんねえの?」
「え。ごめん」
「ま、とりあえず飲もうぜ。ビール?」
「でも真壁さんが……」
「こんな所で飲まずに待たれてたら気まずいだろ。配慮の仕方がおかしいんだよ」
「ううっ、そっか、じゃあ生」
益子はメニューを開き、私の好みを押さえつつ、ちゃっちゃと注文をした。
「つーかさ、お前、なんで二年前から進展ないわけ?」
益子はおしぼりを差し出しながら呆れた口調で言った。
「えっ、なに急に」
「いつどうなんのか見守ってんのになんもないだろ、おたくら」
「なんもないって、そりゃ、そうでしょ。上司だよ? 職場よ? 遊びに来てるわけじゃなし」
「まぁ、下手に真壁さんとなんかあったらお前おかしなことになりそうだもんな」
「なんかあるわけないでしょ! 真壁さんはそんな人じゃないもの」
「そんな、って?」
「公私混同しないっていうか、むしろ私をそんな目で見てないっていうか、私にフェロモンないっていうか……」
自分で言っててむなしくなってきた。
「そうか?」
益子の意外な反応にドキッとしてしまう。
「えっ、私にもフェロモンあるかな? てか女っ気みたいな?」
「どうあがいてもお前は女だろ。真壁さんも男としては見てないって」
「いや、そういう生物的な分類じゃなくてさ」
「お前は本当に馬鹿だな。それとも気づきたくないのか?」
「え?」
益子の鋭い目付きで見つめられ、言葉が真実味を帯びてドキドキしてきた。
「それって、私にも可能性があるってこと?」
「さあな。俺、真壁さんじゃねーし」
「じゃあ、あんたは?」
必死すぎて阿呆みたいだけど、なにかすこしでも確信が欲しい。確信というにはあまりにも不確かだけど、私だって仕事だけじゃなく、なにか個人的に認められたい。
「お前とヤれるかって質問? それ」
露骨すぎて顔が熱くなる。まだ一滴も飲んでないのに、軽く眩暈がした。
「そんなんじゃ、そんな、あんた、やるとかやらないとか」
ゴニョゴニョまごついていたらビールがきた。ジョッキではなくちょっと大きいかなってくらいのグラスビールが六つ。
「はいはい、じゃあ乾杯」
と何事もなく話を流されカツンとグラスをぶつけられた。乾杯をしたら一連の流れで一気飲み。お上品なグラスビールは瞬時で消えた。
「キンキン冷え冷え美味しい!」
「なぁ。ここ美味いけど高ぇし量少ねぇんだよな。マジで真壁様々だよ」
「これ、やっぱスペア?」
と残り四つのグラスを指すと、益子がにやっと笑った。
「こんなお嬢様容量でやってらんねーよ」
「赤ちょうちんで充分なのに真壁さんってば優しいよねぇ」
「頑張ってくれたんじゃねーの? お前のために」
「えー、そうかなー? こんな大失敗したへっぽこ部下にー?」
と自傷行為、オウンゴール、自分で言ってグサッときた。
「……私が、書類さえ、スペア、作っておけば……」
うつむくと頭をおしぼりで叩かれた。
「終わったこといつまでも落ち込むな。あり得ねー失態だったけどな。この席を用意してくれた真壁さんに申し訳ないと思うなら、後ろ向きになるなよ」
「……うん。わかった」
益子に慰められ、少し気持ちが軽くなる。
「お前の営業度数みてやるよ」
と新しいグラスを目の前に置く。
「ダメよ、こんな所で。真壁さんのお財布がもげちゃう」
「大丈夫だろ。あの人そーとー持ってるもん」
「もー。どこみてんのよー」
「え? ケツ?」
「最低」
「あの人、時々なんか癖なのか財布をケツのポケットに入れようとして入らないっていうのをやるんだよな。嫌味?」
「真壁さん疲れてんだよ」
「ちょいちょい寝ながら歩いてるとこ見るもんな」
「運転大丈夫なのかなぁ」
「あれで高速飛ばしてんだから死なねー方が不思議だよな」
「もーやだぁー!心配!」
「はやいとこお前真壁さんのプライベートにも進出しろよ」
「したいよ! そりゃしたいけど無理だもん。私には高嶺の花すぎてもはや難攻不落の要塞だよ」
「あー。そういうとこ。そういうとこがダメな。崇めすぎてやりづらい。俺が真壁さんなら手ぇ出せねぇ。なに? その拗らせた憧れ。重いよ? 重すぎて近寄りたくねえもん。そういうのがチャンスを遠ざけてきたんじゃねーの?」
ぐっさぐさと言葉のナイフが突き刺さる。
「あの人だってただの男だぞ?」
「私でもいけるかなぁ?」
何故か藁にもすがる思いで泣きそうになる。
「まぁ、あのクソ元嫁に比べたら容姿は劣るな」
久しぶりに思い出して頭が真っ白になる。そうだ。前の奥さんめっちゃ美人だった。
「美人すぎる女はトラウマになってるかも知れないじゃん?」
「わかんないよ! あーもうなんで思い出させるのよ! 泣きそう!」
「いいじゃん、お前、可愛いげあるし、ブスじゃないし」
「えっ。そう?」
つきだしの鯵の南蛮漬けが美味しくて、ビールがなくなり、焼酎をボトルで入れ、益子に水割りを作ってもらって、刺身の盛合せがきて日本酒に切り替えて、四合瓶がするする空になっていって、すごく久しぶりにバカ笑いしてーー。
ふと気がつくと、温かくて、固いような、柔らかいというか弾力のあるものを枕にしていた。低い声の談笑が聞こえる。あれ? 私、いつタクシーに乗ったっけ? タクシー? あれ? 私、なにしてたっけ。益子と真壁さん待ってて……。これ、この匂い、真壁さんの香水に似てる……? あぁ、早く会いたいなぁ。
視界のすみにワイシャツの布地。腕に寄りかかり、寝かぶっていたようだ。
ーー?! ちょっと待って、どういう状況?
「ごめん益子! シャツにファンデーションついちゃ……」
「悪いな。益子じゃなくて」
顔をあげると私を斜め上から見おろす真壁さん。
「ひぃっ!」
上半身だけ仰け反ると、反動で酔いがぶり返してきた。
「大丈夫なのか? 本当に」
「あ、は、はい。大丈夫です」
ぐらぐらする頭を押さえながら姿勢を整え、座り直す。
「お前もザマねぇな」
助手席から益子が振り向いた。
「あ。いたんだ」
ホッとしていうと、益子は軽く眉をひそめる。
「いたんだ、じゃねーよ。ほーら、そろそろ着くぞ。二次会会場だ」
とタクシーが停止した。
「俺、こないだもらったチケットあるんで、真壁さん先にソイツ降ろしといてください」
降り立った先は駅近くのビル。比較的新しくて、商業施設の上が居住区になっているタワー型。ホテル並みのエントランスと住居者の為のフィットネスクラブとプールがあって、上層階の景色が売りで大手ゼネコンと共同でうちが建てた。そうか。たしか夜景の綺麗なダイニングバーが入ってたっけ。
そびえ立つビルを仰ぎ見ていると益子が降りてきた。
「俺、一回真壁さんち行って見たかったんですよね」
「なんもねーぞ」
は? 振り向くと益子がにやっと笑って見せた。
「だからさっきコンビに寄ったんじゃないっすか」
「まぁ、そうだけどさ」
「さぁさぁ行きましょ行きましょ」
益子に肩を押され、私と真壁さんは軽くぶつかりながら前に進んだ。
お店に入って案内係の人に真壁さんの名前を告げると、奥のお座敷に通された。午後から休憩なしで仕事を片付けたから喉が渇いた。ビールいいかな。ハイボールにしとくべきかな。それよりなにより真壁さんと二人!
気持ち悪くなるぐらい鼓動が激しい。政治家のおじさんの接待並みに緊張してきた。あの時は真壁さんの付き添いだったけど。
呼吸を整え、ほりごたつで脚を伸ばしていると着信がきた。
ディスプレイには真壁さんの文字。はい、きた。
「はい。織部です」
「お疲れ。ごめん。ちょっと遅れる。なるべく早く済ませるから。本当にごめん」
「大丈夫です! 待ってます」
「ごめんな。ありがとう。じゃ」
プツッと通話は切れた。けど、今の、なんかいい。デートの待ち合わせって設定っぽい。
思わずにやけて身悶えしていると、いきなり襖が開かれた。
「よーっす。お疲れちゃーん」
「ハアァァ?」
現れた益子に脳内設定をぶち壊され思わず声が出た。
「お前、それ、その顔。真壁さんの前でもして見ろよ」
「するわけないでしょ。あんたデートは?」
「いやぁ、バカ息子の親父が怒っちゃって裁判沙汰になってさー。真壁さんと部長が召集されちゃったもんだからお前が一人酒になるじゃん? だから来てやったんだよ。ありがたく思え」
「彼女は!?」
「バーカ。お前、本当に鈍いっつーか、バカな?」
「なんですって?」
「二人きりにしてやろうと配慮してやったんだろ。なんでわかんねえの?」
「え。ごめん」
「ま、とりあえず飲もうぜ。ビール?」
「でも真壁さんが……」
「こんな所で飲まずに待たれてたら気まずいだろ。配慮の仕方がおかしいんだよ」
「ううっ、そっか、じゃあ生」
益子はメニューを開き、私の好みを押さえつつ、ちゃっちゃと注文をした。
「つーかさ、お前、なんで二年前から進展ないわけ?」
益子はおしぼりを差し出しながら呆れた口調で言った。
「えっ、なに急に」
「いつどうなんのか見守ってんのになんもないだろ、おたくら」
「なんもないって、そりゃ、そうでしょ。上司だよ? 職場よ? 遊びに来てるわけじゃなし」
「まぁ、下手に真壁さんとなんかあったらお前おかしなことになりそうだもんな」
「なんかあるわけないでしょ! 真壁さんはそんな人じゃないもの」
「そんな、って?」
「公私混同しないっていうか、むしろ私をそんな目で見てないっていうか、私にフェロモンないっていうか……」
自分で言っててむなしくなってきた。
「そうか?」
益子の意外な反応にドキッとしてしまう。
「えっ、私にもフェロモンあるかな? てか女っ気みたいな?」
「どうあがいてもお前は女だろ。真壁さんも男としては見てないって」
「いや、そういう生物的な分類じゃなくてさ」
「お前は本当に馬鹿だな。それとも気づきたくないのか?」
「え?」
益子の鋭い目付きで見つめられ、言葉が真実味を帯びてドキドキしてきた。
「それって、私にも可能性があるってこと?」
「さあな。俺、真壁さんじゃねーし」
「じゃあ、あんたは?」
必死すぎて阿呆みたいだけど、なにかすこしでも確信が欲しい。確信というにはあまりにも不確かだけど、私だって仕事だけじゃなく、なにか個人的に認められたい。
「お前とヤれるかって質問? それ」
露骨すぎて顔が熱くなる。まだ一滴も飲んでないのに、軽く眩暈がした。
「そんなんじゃ、そんな、あんた、やるとかやらないとか」
ゴニョゴニョまごついていたらビールがきた。ジョッキではなくちょっと大きいかなってくらいのグラスビールが六つ。
「はいはい、じゃあ乾杯」
と何事もなく話を流されカツンとグラスをぶつけられた。乾杯をしたら一連の流れで一気飲み。お上品なグラスビールは瞬時で消えた。
「キンキン冷え冷え美味しい!」
「なぁ。ここ美味いけど高ぇし量少ねぇんだよな。マジで真壁様々だよ」
「これ、やっぱスペア?」
と残り四つのグラスを指すと、益子がにやっと笑った。
「こんなお嬢様容量でやってらんねーよ」
「赤ちょうちんで充分なのに真壁さんってば優しいよねぇ」
「頑張ってくれたんじゃねーの? お前のために」
「えー、そうかなー? こんな大失敗したへっぽこ部下にー?」
と自傷行為、オウンゴール、自分で言ってグサッときた。
「……私が、書類さえ、スペア、作っておけば……」
うつむくと頭をおしぼりで叩かれた。
「終わったこといつまでも落ち込むな。あり得ねー失態だったけどな。この席を用意してくれた真壁さんに申し訳ないと思うなら、後ろ向きになるなよ」
「……うん。わかった」
益子に慰められ、少し気持ちが軽くなる。
「お前の営業度数みてやるよ」
と新しいグラスを目の前に置く。
「ダメよ、こんな所で。真壁さんのお財布がもげちゃう」
「大丈夫だろ。あの人そーとー持ってるもん」
「もー。どこみてんのよー」
「え? ケツ?」
「最低」
「あの人、時々なんか癖なのか財布をケツのポケットに入れようとして入らないっていうのをやるんだよな。嫌味?」
「真壁さん疲れてんだよ」
「ちょいちょい寝ながら歩いてるとこ見るもんな」
「運転大丈夫なのかなぁ」
「あれで高速飛ばしてんだから死なねー方が不思議だよな」
「もーやだぁー!心配!」
「はやいとこお前真壁さんのプライベートにも進出しろよ」
「したいよ! そりゃしたいけど無理だもん。私には高嶺の花すぎてもはや難攻不落の要塞だよ」
「あー。そういうとこ。そういうとこがダメな。崇めすぎてやりづらい。俺が真壁さんなら手ぇ出せねぇ。なに? その拗らせた憧れ。重いよ? 重すぎて近寄りたくねえもん。そういうのがチャンスを遠ざけてきたんじゃねーの?」
ぐっさぐさと言葉のナイフが突き刺さる。
「あの人だってただの男だぞ?」
「私でもいけるかなぁ?」
何故か藁にもすがる思いで泣きそうになる。
「まぁ、あのクソ元嫁に比べたら容姿は劣るな」
久しぶりに思い出して頭が真っ白になる。そうだ。前の奥さんめっちゃ美人だった。
「美人すぎる女はトラウマになってるかも知れないじゃん?」
「わかんないよ! あーもうなんで思い出させるのよ! 泣きそう!」
「いいじゃん、お前、可愛いげあるし、ブスじゃないし」
「えっ。そう?」
つきだしの鯵の南蛮漬けが美味しくて、ビールがなくなり、焼酎をボトルで入れ、益子に水割りを作ってもらって、刺身の盛合せがきて日本酒に切り替えて、四合瓶がするする空になっていって、すごく久しぶりにバカ笑いしてーー。
ふと気がつくと、温かくて、固いような、柔らかいというか弾力のあるものを枕にしていた。低い声の談笑が聞こえる。あれ? 私、いつタクシーに乗ったっけ? タクシー? あれ? 私、なにしてたっけ。益子と真壁さん待ってて……。これ、この匂い、真壁さんの香水に似てる……? あぁ、早く会いたいなぁ。
視界のすみにワイシャツの布地。腕に寄りかかり、寝かぶっていたようだ。
ーー?! ちょっと待って、どういう状況?
「ごめん益子! シャツにファンデーションついちゃ……」
「悪いな。益子じゃなくて」
顔をあげると私を斜め上から見おろす真壁さん。
「ひぃっ!」
上半身だけ仰け反ると、反動で酔いがぶり返してきた。
「大丈夫なのか? 本当に」
「あ、は、はい。大丈夫です」
ぐらぐらする頭を押さえながら姿勢を整え、座り直す。
「お前もザマねぇな」
助手席から益子が振り向いた。
「あ。いたんだ」
ホッとしていうと、益子は軽く眉をひそめる。
「いたんだ、じゃねーよ。ほーら、そろそろ着くぞ。二次会会場だ」
とタクシーが停止した。
「俺、こないだもらったチケットあるんで、真壁さん先にソイツ降ろしといてください」
降り立った先は駅近くのビル。比較的新しくて、商業施設の上が居住区になっているタワー型。ホテル並みのエントランスと住居者の為のフィットネスクラブとプールがあって、上層階の景色が売りで大手ゼネコンと共同でうちが建てた。そうか。たしか夜景の綺麗なダイニングバーが入ってたっけ。
そびえ立つビルを仰ぎ見ていると益子が降りてきた。
「俺、一回真壁さんち行って見たかったんですよね」
「なんもねーぞ」
は? 振り向くと益子がにやっと笑って見せた。
「だからさっきコンビに寄ったんじゃないっすか」
「まぁ、そうだけどさ」
「さぁさぁ行きましょ行きましょ」
益子に肩を押され、私と真壁さんは軽くぶつかりながら前に進んだ。
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