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りとって誰?ご主人様…
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「あんたも捨てられるんだよ」
僕の頭の中でぐるぐると回る言葉。それは昨日の出来事だ。
「りと、本当に今日は帰ってくれ。それと変なことを言うな。僕はりとを捨てたわけじゃない」
「ふーん。僕が捨てられてどんな目にあったか知らないんだ」
りとっていうその子はとても悲しい目をしていた。
「奴隷として色んな所を転々とさせられて暴力何て日常茶飯事、レイプだってされたよ」
「りと、それは嘘だろ」
「嘘…?何で信じてくれないの!」
悲しみに暮れていた目から怒りの目に代わる。
「あんたも、あんたも絶対に捨てられるんだ!」
「捨て、られる?」
僕はその言葉を反復してしまう。
「ああ、そうだよ!あんた僕にそっくりだ。あんたは身代わり。本来僕がそこにいるべきなんだ!お前なんて消えちまえ!」
それを言った瞬間ご主人様が歩いていきパシンっと音がした。
「何、するんだよ!ほんとのことだろ!?どうせ僕みたいに捨てるんだ」
「お前、いい加減にしろよ?」
ご主人様の顔が怖い…。
「ご主人様…」
呼びかけるが全く反応しない。
「ご主人様!」
僕はご主人様のもとに行き、腕をひいた。
「もう行きましょ!お腹もすきましたし…」
笑いかけると
「あ、ああ…悪い。行こう」
「何で、何でお前なんだ!僕でもいいじゃないか!今からでも僕に乗り変えて…」
「黙れ。お前自分が何をしたかわかってないのか?僕のお金を抜き取っていたからお前をクビにしたんだ」
「はっ、たかだか100万じゃないか…」
100万も!?と思ったが確かにご主人様はお金持ちだ。それだけで捨てるとは思えない。
「他にも知ってんだぞ?」
怖い顔をしているご主人様。僕にできることは…
「行きましょ、ご主人様」
「あ、ああ、悪い」
帰りの車の中で静の中ご主人様が言ったのは
「大丈夫、捨てないよ」
僕は静かに頷いた。そして紙切れを隠した。
僕の頭の中でぐるぐると回る言葉。それは昨日の出来事だ。
「りと、本当に今日は帰ってくれ。それと変なことを言うな。僕はりとを捨てたわけじゃない」
「ふーん。僕が捨てられてどんな目にあったか知らないんだ」
りとっていうその子はとても悲しい目をしていた。
「奴隷として色んな所を転々とさせられて暴力何て日常茶飯事、レイプだってされたよ」
「りと、それは嘘だろ」
「嘘…?何で信じてくれないの!」
悲しみに暮れていた目から怒りの目に代わる。
「あんたも、あんたも絶対に捨てられるんだ!」
「捨て、られる?」
僕はその言葉を反復してしまう。
「ああ、そうだよ!あんた僕にそっくりだ。あんたは身代わり。本来僕がそこにいるべきなんだ!お前なんて消えちまえ!」
それを言った瞬間ご主人様が歩いていきパシンっと音がした。
「何、するんだよ!ほんとのことだろ!?どうせ僕みたいに捨てるんだ」
「お前、いい加減にしろよ?」
ご主人様の顔が怖い…。
「ご主人様…」
呼びかけるが全く反応しない。
「ご主人様!」
僕はご主人様のもとに行き、腕をひいた。
「もう行きましょ!お腹もすきましたし…」
笑いかけると
「あ、ああ…悪い。行こう」
「何で、何でお前なんだ!僕でもいいじゃないか!今からでも僕に乗り変えて…」
「黙れ。お前自分が何をしたかわかってないのか?僕のお金を抜き取っていたからお前をクビにしたんだ」
「はっ、たかだか100万じゃないか…」
100万も!?と思ったが確かにご主人様はお金持ちだ。それだけで捨てるとは思えない。
「他にも知ってんだぞ?」
怖い顔をしているご主人様。僕にできることは…
「行きましょ、ご主人様」
「あ、ああ、悪い」
帰りの車の中で静の中ご主人様が言ったのは
「大丈夫、捨てないよ」
僕は静かに頷いた。そして紙切れを隠した。
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