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帰路
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帰路に着いた広希は、通学路の途中にある大田区のマックスバリュに立ち寄った。飲み物を買うためである。
江府高校は、生徒の登下校中の買い食いを禁止している。そのため、教師の目が何処かで光っていないか、注意しなければならなかった。もっとも、買い食いは全生徒、当然のように行っており、目の前で堂々と食べない限りは、教師も黙認しているのが現状である。
それでも、一応、広希は周囲に気を払いつつ、店内へと足を踏み入れた。
店内はクーラーが効いており、傾きかけた残暑の太陽で暖められた体を、冷気が優しく冷やしてくれる。
広希は、間取りを把握している店内を歩き、飲料コーナーの冷蔵庫の前に立つ。多くの銘柄の中から目当ての物を取り出した。
ふと、目に付いた隣の冷蔵庫を見る。そこには、赤色の液体で満たされたペットボトルがズラリと並んでいた。所々に、POPが飾られ『新発売』や『キャンペーン実施中』といった販促メッセージが添えられている。
もしも、パンデミック前の、何も知らない人間がこれを見たら、最初はトマトジュースを陳列している一角だと思うだろう。だがすぐに、その数の多さに唖然とするはずだ。上下段の棚を埋めるように赤い壁が延びているのだ。他の商品よりも遥かに超えるその量に、眩暈を覚えるかもしれない。
これらは全て血液飲料だ。感染者にとって、必需品であるため、スーパーで常に大量に販売されている。
無論、非感染者である広希は、手に取ることはない。
直斗は、レジに向かい、飲み物を購入した。
入る時と同様に、周囲を警戒しながら、マックスバリュを後にする。県道二十三号線に出て、祖父母の家がある祇園の住宅街を目指す。
下校時間直後の早い時間帯なので、歩道は、小学生や買い物袋を下げた主婦が多かった。前方を歩いている主婦が、提げている半透明のビニール袋が目に入る。そこから、赤色のペットボトルが透けて見えていた。すれ違った赤いランドセルを背負った女子小学生は、そのランドセルと同じ色をしたペットボトルを口に付け、傾けている。
日常の風景からも、感染者は血を手放せないのだと、はっきりとわかる。手放すことは、正気を手放すことと同義らしいのだ。
それは自分にはわからない感覚である。
中学生の時に、保健の授業で、感染者が血を摂取しなかったら、どうなるかの映像を見せられたことがあった。ちょうど感染者の数が、非感染者の数を上回った頃だった。感染者が急激に増加しつつあり、世の中に対し、血を摂取する事の重要性を啓蒙する必要があったためだ。
内容はホラーめいた不気味なものだった。
血を摂取しなかった感染者が、徐々に精神の均衡を失っていく様が描かれていた。まるで薬物中毒の患者のように。
確か、その悪趣味な映像を作成したのは、農林水産省だったと思う。日本において、血液飲料及び、血液供給の家畜の管理は、農林水産省の管轄であったためだ。
実際、感染者が、血を摂取が出来なくなる可能性は極めて低い。血液は感染者にとって、必要不可欠なため、常に過剰に近い供給がなされているからだ。
血液に対する政府の管理は徹底しており、万一不足しても、備蓄米のように、蓄えていた血液を国民へ流通させることが可能だった。
世界中から血液の供給が途絶えない限り、手元に届く血液飲料が消失することはないのである。
広希は、県道から住宅街に入り、清見台へと続く坂道を登る。清見台の丘を越え、祇園地区へと入った。広希が住む、祖父母の家がある地区だ。後五分もあれば到着するだろう。
広希は、見慣れた風景の中を歩きながら、自身の部活動のことについて考えた。
自身が帰宅部なのには理由があった。友人達には、家の用事があると説明していたが、それは嘘《ブラフ》だ。
真の理由は、己が非感染者であることにあった。非感染者である広希は、感染者との接触が多ければ多いほど、発覚の危険性が高まる。それを避けるために、部活動に参加せず、帰宅部を選択しているのだ。
祖母のたってのお願いだった。広希自身は、皆と一緒に部活動を行いたい気持ちが強かった。入りたい部活動もある。だが、これまで、広希が知りうる、非感染者が被った『被害』を考えると、祖母の心配も杞憂とは決して言えない。なにより、自分の身を案じているのだ。無下にはできなかった。
やがて広希は、家へと到着した。
祖父母の家は、築四十年程になる瓦葺の木造住宅だった。古めかしさが随所に表れているが、広希は、この家が気に入っていた。ポーチに建っている黒く変色している玄関柱や、色褪せた大棟など、老人の手のように、長い年月を生きてきた『証』のような物が刻み込まれているからだ。
広希は『加柴』と書かれた表札が掲げてある門扉を通り、玄関を開けて中へと入った。
土間に靴を揃えて脱ぎ、居間を覗く。綺麗に整えられた部屋の中で、克己がテレビを観ながら、ソファーに座って寛いでいた。時代劇の安っぽい音声が聞こえる。
克己は広希に気が付くと、柔らかい笑みで
おかえり、と言った。寝惚け眼気味なので、うつらうつらしていたのだろう。
「ただいま。おばあちゃんは?」
「裏に野菜を取りに行ってるよ」
梅子は裏庭に造ってある、小さい家庭菜園に行っているようだ。
「おばあちゃん、今日買い物に行くって言ってた?」
テスト前や用事が無い限り、広希は祖母の買い物に付き添っていた。歩けば十分も掛からない所にあるスーパーなのだが、荷物持ちは必要だった。大柄な克己が適任だが、克己を遮って、広希がその役割を買って出ていた。両親の代わりに、育ててくれている事に対する、せめてもの恩返しと、帰宅部であることの自己正当化のためだった。
「多分行くと思うぞ。今日はカレーを作ると言っていたよ」
「そう。じゃあ着替えて来るね」
広希は、自室に行き、制服から私服に着替えると、再び居間へ入る。
既に梅子は裏庭から戻って来ていた。手にトマトや胡瓜等、カレーに添えるであろう、サラダの材料を手に持っている。
広希はその梅子にただいま、と挨拶をし、買い物に付き合う旨を伝えた。梅子はそれを快諾した。買い物の準備を行い、共にスーパーへ出掛ける。
二人は十分足らずで、夕方の買い物ラッシュで、混み合っているスーパーへと到着した。
店内で、カレーの材料を購入する際、梅子は、克己の分も含めた血液飲料を購入していた。梅子は、悪い物を見せてごめんと謝っていたが、広希は非難する気は微塵もなかった。同時に購入している食料と同じように、体に取り入れなければ生きて行けないのだ。それくらいは理解している。
血を飲むからと言って、感染者を否定するのなら、愛する祖父母も否定することになってしまう。それだけはしたくなかった。
買い物を済ませて、梅子と共にスーパーを出る。辺りは赤い光に照らされていた。空を見上げると、血のような真っ赤な夕焼けが広がっている。
「明日は雨かもしれないね」
梅子がぽつりと呟く。
美しさと哀愁を漂わせているその夕焼け空を見ていると、広希は、漠然とした不安のようなものが、自身の胸の中に去来するのを感じた。
江府高校は、生徒の登下校中の買い食いを禁止している。そのため、教師の目が何処かで光っていないか、注意しなければならなかった。もっとも、買い食いは全生徒、当然のように行っており、目の前で堂々と食べない限りは、教師も黙認しているのが現状である。
それでも、一応、広希は周囲に気を払いつつ、店内へと足を踏み入れた。
店内はクーラーが効いており、傾きかけた残暑の太陽で暖められた体を、冷気が優しく冷やしてくれる。
広希は、間取りを把握している店内を歩き、飲料コーナーの冷蔵庫の前に立つ。多くの銘柄の中から目当ての物を取り出した。
ふと、目に付いた隣の冷蔵庫を見る。そこには、赤色の液体で満たされたペットボトルがズラリと並んでいた。所々に、POPが飾られ『新発売』や『キャンペーン実施中』といった販促メッセージが添えられている。
もしも、パンデミック前の、何も知らない人間がこれを見たら、最初はトマトジュースを陳列している一角だと思うだろう。だがすぐに、その数の多さに唖然とするはずだ。上下段の棚を埋めるように赤い壁が延びているのだ。他の商品よりも遥かに超えるその量に、眩暈を覚えるかもしれない。
これらは全て血液飲料だ。感染者にとって、必需品であるため、スーパーで常に大量に販売されている。
無論、非感染者である広希は、手に取ることはない。
直斗は、レジに向かい、飲み物を購入した。
入る時と同様に、周囲を警戒しながら、マックスバリュを後にする。県道二十三号線に出て、祖父母の家がある祇園の住宅街を目指す。
下校時間直後の早い時間帯なので、歩道は、小学生や買い物袋を下げた主婦が多かった。前方を歩いている主婦が、提げている半透明のビニール袋が目に入る。そこから、赤色のペットボトルが透けて見えていた。すれ違った赤いランドセルを背負った女子小学生は、そのランドセルと同じ色をしたペットボトルを口に付け、傾けている。
日常の風景からも、感染者は血を手放せないのだと、はっきりとわかる。手放すことは、正気を手放すことと同義らしいのだ。
それは自分にはわからない感覚である。
中学生の時に、保健の授業で、感染者が血を摂取しなかったら、どうなるかの映像を見せられたことがあった。ちょうど感染者の数が、非感染者の数を上回った頃だった。感染者が急激に増加しつつあり、世の中に対し、血を摂取する事の重要性を啓蒙する必要があったためだ。
内容はホラーめいた不気味なものだった。
血を摂取しなかった感染者が、徐々に精神の均衡を失っていく様が描かれていた。まるで薬物中毒の患者のように。
確か、その悪趣味な映像を作成したのは、農林水産省だったと思う。日本において、血液飲料及び、血液供給の家畜の管理は、農林水産省の管轄であったためだ。
実際、感染者が、血を摂取が出来なくなる可能性は極めて低い。血液は感染者にとって、必要不可欠なため、常に過剰に近い供給がなされているからだ。
血液に対する政府の管理は徹底しており、万一不足しても、備蓄米のように、蓄えていた血液を国民へ流通させることが可能だった。
世界中から血液の供給が途絶えない限り、手元に届く血液飲料が消失することはないのである。
広希は、県道から住宅街に入り、清見台へと続く坂道を登る。清見台の丘を越え、祇園地区へと入った。広希が住む、祖父母の家がある地区だ。後五分もあれば到着するだろう。
広希は、見慣れた風景の中を歩きながら、自身の部活動のことについて考えた。
自身が帰宅部なのには理由があった。友人達には、家の用事があると説明していたが、それは嘘《ブラフ》だ。
真の理由は、己が非感染者であることにあった。非感染者である広希は、感染者との接触が多ければ多いほど、発覚の危険性が高まる。それを避けるために、部活動に参加せず、帰宅部を選択しているのだ。
祖母のたってのお願いだった。広希自身は、皆と一緒に部活動を行いたい気持ちが強かった。入りたい部活動もある。だが、これまで、広希が知りうる、非感染者が被った『被害』を考えると、祖母の心配も杞憂とは決して言えない。なにより、自分の身を案じているのだ。無下にはできなかった。
やがて広希は、家へと到着した。
祖父母の家は、築四十年程になる瓦葺の木造住宅だった。古めかしさが随所に表れているが、広希は、この家が気に入っていた。ポーチに建っている黒く変色している玄関柱や、色褪せた大棟など、老人の手のように、長い年月を生きてきた『証』のような物が刻み込まれているからだ。
広希は『加柴』と書かれた表札が掲げてある門扉を通り、玄関を開けて中へと入った。
土間に靴を揃えて脱ぎ、居間を覗く。綺麗に整えられた部屋の中で、克己がテレビを観ながら、ソファーに座って寛いでいた。時代劇の安っぽい音声が聞こえる。
克己は広希に気が付くと、柔らかい笑みで
おかえり、と言った。寝惚け眼気味なので、うつらうつらしていたのだろう。
「ただいま。おばあちゃんは?」
「裏に野菜を取りに行ってるよ」
梅子は裏庭に造ってある、小さい家庭菜園に行っているようだ。
「おばあちゃん、今日買い物に行くって言ってた?」
テスト前や用事が無い限り、広希は祖母の買い物に付き添っていた。歩けば十分も掛からない所にあるスーパーなのだが、荷物持ちは必要だった。大柄な克己が適任だが、克己を遮って、広希がその役割を買って出ていた。両親の代わりに、育ててくれている事に対する、せめてもの恩返しと、帰宅部であることの自己正当化のためだった。
「多分行くと思うぞ。今日はカレーを作ると言っていたよ」
「そう。じゃあ着替えて来るね」
広希は、自室に行き、制服から私服に着替えると、再び居間へ入る。
既に梅子は裏庭から戻って来ていた。手にトマトや胡瓜等、カレーに添えるであろう、サラダの材料を手に持っている。
広希はその梅子にただいま、と挨拶をし、買い物に付き合う旨を伝えた。梅子はそれを快諾した。買い物の準備を行い、共にスーパーへ出掛ける。
二人は十分足らずで、夕方の買い物ラッシュで、混み合っているスーパーへと到着した。
店内で、カレーの材料を購入する際、梅子は、克己の分も含めた血液飲料を購入していた。梅子は、悪い物を見せてごめんと謝っていたが、広希は非難する気は微塵もなかった。同時に購入している食料と同じように、体に取り入れなければ生きて行けないのだ。それくらいは理解している。
血を飲むからと言って、感染者を否定するのなら、愛する祖父母も否定することになってしまう。それだけはしたくなかった。
買い物を済ませて、梅子と共にスーパーを出る。辺りは赤い光に照らされていた。空を見上げると、血のような真っ赤な夕焼けが広がっている。
「明日は雨かもしれないね」
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美しさと哀愁を漂わせているその夕焼け空を見ていると、広希は、漠然とした不安のようなものが、自身の胸の中に去来するのを感じた。
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